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ステイシー・ハンター / Stacey Hunter
(1979年スコットランド生まれ、エジンバラ在住)
スコットランドを拠点にインディペンデントキュレーター、プロデューサーとして活動するステイシー・ハンターは、展覧会やシンポジウム、プロジェクトを通して、国内外にデザイン分野の推進を行う。これまで「The Six Cities Design Festival」や「£3M national festival of design」など大規模なデザインフェスティバルをスコットランドで企画、2015年にはエジンバラを中心に自身のキュレーションの場として展開する「Local Heroes」を設立するなど、積極的にオーディエンスとスコットランドの秀逸なデザインを繋げることを試みている。これらの活動は、国際的な展覧会やイベントで多くの人にコンテンポラリーデザインカルチャーを紹介するプロジェクトにまで成長している。2018年には、グラスゴー市が開催したドイツ・ベルリンとの交流行事にあわせて「Made in Glasgow by Local Heroes」と題した展覧会を行い、グラスゴーのデザインシーンを牽引するデザイナーを数々紹介した。ライターとしてデザイン誌への寄稿も行う。エジンバラ大学博士課程(建築)ではスコットランドに近年みられるニュー・アーバニズムを研究。
2019年1月からのレジデンス滞在では、進物とされるモノと、日本で特に豊かな歴史を持つその儀式文化への関心を軸にリサーチを行う。独自の文化を継承しながら、デザイナーやキュレーターらがどのように視点を共有しているのか、また、日本の陶芸文化におけるデザインの移り変わりについて知識を深める。
ウェブサイト
滞在期間:2019年1月9日 - 3月5日
助成:平成30年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
イベント:Design Culture - Japan & Scotland − デザインが作用するとき
日程:2019年2月16日(土)14:30 - 16:00(14:00 開場)
会場:2016/ SHOP 佐賀県西松浦郡有田町赤坂 アリタセラ内
レジデンスプログラム|レポート&インタビュー:Download (PDF/1.4MB) Edited by Ben Davis
滞在に関する記事:Beyond the Megapolis: Japanese Design & Local Heroes by Stacey Hunter (The Skinny)
How the creative industries can change Scotland for the better (The Scotsman)
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エスター・フォセン / Esther Vossen(オランダ生まれ、在住)
フィフス・シーズン ディレクター/キュレーター。オランダ、コーポレートアート協会(VBCN)の理事およびモンドリアン財団の委員を務める。ジャーナリズムを学び、オランダ国立放送(VPRO)の番組制作者として働いた後、アート・アカデミーとアムステルダム大学で美術史を学ぶ。 1998年以来、アペル・アーツ・センター、オランダ国立博物館の精神医学部門、ドルハウス美術館などの美術機関においてプロジェクトマネージャーおよびキュレーターとして働く。
http://www.vijfde-seizoen.nl/en/
滞在期間:2018年8月24日 - 9月5日
助成:日本財団、オランダ王国大使館
レクチャー:実践1 - 森の中の柔らかな協働:精神科医療施設とアートの関わり -
日程:2018年8月25日(土)13:00-15:00 ※Sold Out
会場:AITルーム(代官山)
ワークショップ:実践2 - 子どもとアーティストのワークショップ・ファシリテーション -
日程:2018年9月1日(土)13:00-16:00(準備11:00〜 / 片付け〜17:00)
会場:渋谷区内のスペース ※Sold Out
※本講座では、奨学金制度を設け、社会的養護出身等の若者等の受講料を免除し、本講座以外のMADも受講できる(一部除く)サポートを行っています。
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ナタリア・ヴァレンシア / Natalia Valencia
(1984年コロンビア・ボゴタ生まれ、メキシコシティ・メキシコ在住)
インディペンデント・キュレーターとして活動するナタリア・ヴァレンシアは、これまでコロンビアのメデジン近代美術館、モロッコのラバトにあるアート・スペースL'appartement 22、フランスのボルドー現代美術館、パリのパレ・ド・トーキョー、ボゴタのボリバル邸博物館、グァテマラのウルトラバイオレットプロジェクト(Proyectos Ultravioleta)などの機関と展覧会を通じた恊働を行っている。
また、展覧会の企画のほか、メキシコシティを中心にアメリカのアートについて情報を発信するオンライン・マガジン「Terremoto」の編集者として執筆も行う。2013年には、パリのポンピドゥー・センターにおいてラテンアメリカアートのリサーチャーとして携わった経験をもつ。
滞在期間:2018年1月22日 - 3月5日
助成:平成29年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業
イベント:RADIO RABATOKYO ライブ・ストリーミング
日程:2018年3月2日(金)18:30 - 19:30(17:30 開場)
会場:SodaCCO
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ヴェロニカ・ウォン / Veronica Wong
(1981年中国広州生まれ、広州在住)
広東省広州市にある時代美術館 (TIMES MUSEUM) アソシエイト・ディレクター兼パブリックプログラム部門キュレーター。
ロンドンのウェストミンスター大学において視覚文化を学んだウォンは、2012年にIndependent Curators Internationalに参加。広州市の時代美術館を中心に、国内でも多くのプロジェクトや展覧会の企画に関わる。主に、「Plug in! - Times Museum Community Art Festival」(2012年)、「Times Museum Screening Season 2013」(2013年-2014年)、「Wrong Place, Right Time - Times Museum Community Art Festival 2014」(2014年-2015年)、「Art Neighbourhoods - Times Museum Community Art Festival 2016」(2016年-2017年)、「Sitting-Still-Moving - Times Museum Art on Track」(2015年)、「Sissel Tolaas: Chain of Smell Molecules - Times Museum Art on Track」(2015年-2016年)、「Gunilla Klingberg: Brand New View - Times Museum Art on Track」(2016年)などがある。
滞在期間:2017年6月28日-7月26日
助成機関:バッカーズ・ファンデーション
ヴェロニカ・ウォンによるMADレクチャー:Contemporary Art in China
日時:7月6日(木)/ 19:00 - 21:00
場所:代官山AITルーム / 定員:30名 *英語でのレクチャーとなります。
受講お申し込みはこちら
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アイゼア・バルセニーラ / Haizea Barcenilla
(サン・セバスティアン/スペイン生まれ)
バルセニーラは、批評家やインディペンデント・キュレーターとして活動するほか、バスク大学で美術史の教鞭をとっている。このレジデンス・プログラムでは、展覧会を通じた実践の場やアーティストらの表現活動において、パブリック(公共)とコモン(共有)、これらふたつの概念が、どのような影響を及ぼしているかをリサーチし、ジェンダーによる観点から更なる考察を加えることにも興味を持っている。また、町づくりと呼ばれる日本社会の動きに着目し、コモン(共有)という考えがどのように結びついているかを探求する。
バルセニーラは、これまでも公共の場で行われるキュレーションについて論文を執筆し、現在も作品制作や展覧会に幅広く関わっている。近年は、フランス財団が主宰するニュー・パトロン・スキームの一環として、ビルバオのゾロザウレ地区で行われた、チリ出身のアーティスト、アンドレア・アコスタによる書籍「Manual de Uso」の制作を行った。また、本プログラムの主催機関でもあるタバカレーラと、バスク地方の自治体エルナニとの恊働により、アーティスト集団ポラロイスカによる映像作品「Andrekale」の制作にも関わるなど、アーティストとのプロジェクトを積極的に展開している。
AIT/TABAKALERA キュレーター交換レジデンス・プログラム
滞在期間:2016年12月4日-12月31日
主催: NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト], TABAKALERA International Centre for Contemporary Culture
助成: BASQUE INSTITUTE ETXEPARE, ACCIÓN CULTURAL ESPAÑA (AC/E), EU JAPAN FEST,
平成28年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
トークイベント:AIT SLIDE TALK #34「Can we curate commons? - コモンがつくられるとき」
〜スペイン バスク州より、キュレーターのアイゼア・バルセニーラを迎えて〜
日時:2016年12月21日(水)19:00-21:00 (会場:AITルーム代官山)
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西田雅希 / Maki Nishida
(福岡/日本生まれ)
慶應義塾大学美学美術史学科卒業。ロンドン大学UCL美術史学修士課程修了。2007年に渡英し、美術大学や美術館、コマーシャルギャラリー、コレクター事務所と、パブリックからプライベートまで、さまざまな角度からアートの現場でアーティストマネジメントやキュレーションなどに携わる。2016年4月より拠点を日本に移し、あいちトリエンナーレのアシスタント・キュレーターに着任。トリエンナーレでは、海外からの作家を数多く担当した。この他、フリーランスとしてキュレーションと執筆や翻訳なども手がける。
タバカレーラにおけるレジデンス・プログラムでは、サン・セバスティアンが誇る豊かな食文化の背景に着目し、チョコ(Txoko)と呼ばれる男性会員限定の「料理クラブ」についてリサーチを行う。チョコは、特にフランコ政権下でバスク文化が弾圧された時代、人々が合法的に集い、バスク語で会話ができる数少ない場として、サン・セバスティアンのコミュニティや文化の保全に重要な役割を担っていた。
ある特定の文脈において、食とコミュニティが強い繋がりをもつさまを参照点に、人が集まるという行為、政治的な性格をあえて放棄した集団のもつ政治性を問い、現代社会における「集う行為」を、このレジデンスを通じて考察することを試みる。
AIT/TABAKALERA キュレーター交換レジデンス・プログラム
滞在期間:2016年11月28日-12月25日
主催: NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト], TABAKALERA International Centre for Contemporary Culture
助成: BASQUE INSTITUTE ETXEPARE, ACCIÓN CULTURAL ESPAÑA (AC/E), EU JAPAN FEST,
平成28年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
AIT / TABAKALERA キュレーター交換レジデンス・プログラム 2016
招へい/派遣キュレーターを決定
TABAKARELA International Center for Contemporary Culture / Photo courtesy of TABAKALERA
この度、AITではスペインのバスク州サン・セバスティアンに位置する文化機関 TABAKALERA Centre for Contemporary Cultureとの提携により、キュレーター交換レジデンス・プログラムを行います。独自の歴史と文化を誇るバスク州よりキュレーター1名を日本に招へいし、また、日本より1名のキュレーターをサン・セバスティアンに派遣することにより、双方の文化・知的交流を促すものです。
キュレーターの選定は、2016年7月から8月にかけて公募が行われ、厳正な審査をもとに、招へい/派遣キュレーターを決定しましたのでお知らせします。
・招へいキュレーター:アイゼア・バルセニーラ / Haizea Barcenilla(2016年12月4日〜31日 東京に滞在)
・派遣キュレーター:西田雅希 / Maki Nishida(2016年11月28日〜12月25日 サン・セバスティアンに滞在)
◎選考について
公募に寄せられた申請書をもとに、Tabakalera International Center of Contemporary Culture、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]の2者が、以下を点を選考基準とし、選考会で協議いたしました。
○革新的かつ独自の創造が期待できるキュラトリアルな視点があること
- Innovation, originality, creativity and quality in conceptual approach.
○バスク州や東京の地域性と関連があり、現代美術の分野以外にも積極的な関与が期待できること
- The ability to establish links in locality and/or history of the Basque country and Japan.
- The links with other spheres of though and its ability to connect with unusual contexts of artistic practice.
(プログラム概要英文より)
<プロフィール>
アイゼア・バルセニーラ / Haizea Barcenilla
バルセニーラは、批評家やインディペンデント・キュレーターとしての活動するほか、バスク大学で美術史の教鞭をとっている。このレジデンス・プログラムでは、展覧会を通じた実践の場やアーティストらの表現活動において、パブリック(公共)とコモン(共有)、これらふたつの概念が、どのような影響を及ぼしているかをリサーチし、ジェンダーによる観点から更なる考察を加えることにも興味を持っている。また、町づくりと呼ばれる日本社会の動きに着目し、コモン(共有)という考えがどのように結びついているかを探求する。
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西田 雅希 / Maki Nishida
慶應義塾大学美学美術史学科卒業。ロンドン大学UCL美術史学修士課程修了。2007年に渡英し、美術大学や美術館、コマーシャルギャラリー、コレクター事務所と、パブリックからプライベートまで、さまざまな角度からアートの現場でアーティストマネジメントやキュレーションなどに携わる。2016年4月より拠点を日本に移し、あいちトリエンナーレのアシスタント・キュレーターに着任。トリエンナーレでは、海外からの作家を数多く担当した。この他、フリーランスとしてキュレーションと執筆や翻訳なども手がける。
詳しいプロフィールはこちら >>>
プログラム概要のダウンロードはこちら >>>(PDF / 211KB)
AIT / TABAKALERA キュレーター交換レジデンス・プログラム 公募のお知らせ
Open call for Curator's Exchange Residency Programme 2016 by AIT and TABAKALERA
TABAKARELA International Center for Contemporary Culture / Photo courtesy of TABAKALERA
AITは、これまで13年間に渡り、欧州、北米・南米、アジア、中東、アフリカの国と地域からレジデンス・プログラムを通して日本にアーティストやキュレーター、編集者を招へいしてきました。東京に滞在したアーティストたちは90名を超え、アーティストの制作過程や思考プロセスに大きな影響を与えたほか、キュレーターや編集者が日本の現代アートを世界に発信する役割を担ってきました。しかし、アーティストが対象となるレジデンス・プログラムに比べ、キュレーターや研究者を対象としたレジデンス・プログラムは未だ限定的で、流動的な往来による幅広い視野と先鋭的な思考を育む機会が必要であると考えています。
そこでAITでは、スペイン北部のバスク州サン・セバスティアンにある文化機関TABAKALERA International Centre for Contemporary Cultureと、キュレーターの交換レジデンス・プログラムを行います。このプログラムは、2016年11月から12月までの4週間に及んで行われ、独自の地域性と文化をもつバスク州からキュレーター1名を東京に招へいし、日本のキュレーター1名をTABAKALERAに派遣することによって、双方の文化的交流を促すと同時に、キュレーターの視点を通して、豊かな知識や経験の交換を目指します。
また、派遣キュレーターの選定にはAITとしては初めての公募制を採用し、これまでの実績に関わらず、日本に活動拠点を持つ多くのキュレーターに応募の機会を促そうとするものです。
Photo courtesy of TABAKALERA
<TABAKARELA International Center for Contemporary Culture>
TABAKALERAは、1913年から2003年まで、州が管轄するタバコ製造工場として機能しました。2011年、当時の面影を残しながら改築を行い、2015年、その姿は新たな国際的文化施設として生まれ変わりました。建物が有する8,000平方メートルの敷地は、サン・セバスティアンの中でも有数の広さを誇っています。
施設内は、TABAKALERAの重要な方針である「制作の場であること」、「広く住民にプログラムを提供すること」を余すところなく体現するように、十分な展示スペースに加え、ライブラリーやバスクフィルムアーカイヴ、レストランなどを備え、アーティストやキュレーターに充実した作品制作とリサーチや研究の機会を与えています。多くの領域を横断するようなキュラトリアル的視点への助言をはじめ、制作と展示におけるテクニカルサポートの手厚さにも定評があります。また、トークやプレゼンテーション、ワークショップを通した教育プログラムは、多くの市民と観客が参加し、国内外から招かれたアーティストやキュレーターらとの交流の場として機能しています。また、TABAKALERAがあるバスク州サン・セバスティアンは、2016年の欧州文化首都にも選ばれ、年間を通して文化行事が華やいでいます。
ウェブサイト:TABAKALERA International Center for Contemporary Culture
Photo courtesy of TABAKALERA
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ペンワディー・ノッパケット・マーノン / Penwadee Nophaket Manont
(1973年アメリカ、カリフォルニア州生まれ。タイ、バンコク在住)
1973年アメリカ、カリフォルニア州生まれ。タイ、バンコク在住。社会問題や環境問題、芸術文化における対話に興味を持ち、ヴィジュアル・コミュニケーション・アーツの学士号と環境マネジメントの修士号を取得。グラフィックデザイナーとして活動を始めたのち、2001年よりオルタナティヴ・アートスペースProject 304のアシスタントキュレーターとして、芸術文化のマネジメントに携わる。2007年から2012年まで、バンコクにあるジム・トンプソン・アートセンターのキュラトリアルチームに加わる。現在は、インディペンデントキュレーターとして活動するほか、幅広く文化活動に携わる。
2007年に参加したMekong Art & Culture Projectの成果展「Underlying」(ラオス・ベトナム・カンボジア・タイ巡回、2007-2008年)の企画のほか、第55回ヴェネツィアビエンナーレのタイパヴィリオン「Poperomia/Golden Teardrop」(イタリア、2013年)の共同キュレーターを務めた。2013年には、人権や民主制に関する問題について積極的な活動を行うANTs' POWER Art & Cultural Groupを設立。リサーチ・アーカイヴ活動として「The Exhibition History in Thailand from the 1970s to the Present」プロジェクトなどがある。近年では、同団体のプロジェクトマネージャー/リサーチャーとしても活動している。
滞在期間:2016年2月22日 - 3月26日
助成機関: 平成27年度文化庁文化芸術の海外拠点形成事業
イベント:
【 Thai Art Night: 網目をくぐれ!タイの最新アート事情 】
バンコクとチェンマイよりアーティスト、キュレーター、ライターを迎えて
日時:2016年3月12日(土)17:00-20:00 *17:30よりトーク
会場:キッチン+イベントスペース GRAIN (原宿)東京都渋谷区神宮前5-25-1
滞在レポート
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ペルラ・モンテロンゴ (メキシコ生まれ、ドイツ在住)
ノード・センター・オブ・キュラトリアル・スタディーズのディレクターを務める。現代アートの思考から導いた、あるいは現代アートに向けたオルタナティヴな学びの方法論を模索することに関心を持っている。2010年に、ティーチングやリサーチ、また、キュレーションの学びや現代アートの実践の実験を行う場として、ノード・センターを共同設立する。その後、恊働で取り組むキュラトリアル・レジデンスやオンライン教育プラットホーム、アートにおける革新的思考を探求するイノベーターズ・プログラムなど、ノード・センターの新たなプログラムの発展に関わる。2009年に、イベロアメリカの新進芸術家の職業化を支援する自律的な教育プログラム「ヴィジョンズ・オブ・アート」を立ち上げるまで、シウダードフアレス自治大学(UACJ)などのメキシコの大学、スペインのエスコラ・スペリオール・デ・ディッセニ(ESDi)などで教鞭をとる。
そうした活動に加え、ゲーム・デザインや横断的な思考、eラーニングなどを専門にしている。今回、AITのレジデンス・プログラムにて、初の日本滞在となる。
www.nodecenter.org
Open call: An exchange of time and experiences
Exchange your local insights of the city for the skills of Director of Node Center for Curatorial Studies, Berlin.
[募集] あなたの時間と経験を、モンテロンゴ氏と交換しませんか?
詳細はこちら>>
滞在期間:2015年11月20日-2016年1月6日まで
提携機関: ノード・センター・オブ・キュラトリアル・スタディーズ (ベルリン)
セミナー&ワークショップ: MAD WORLD with NODE 〜NODE (ベルリン)よりペルラ・モンテロンゴ氏を迎えて、英語で学ぶ、一日限りのセミナー+ワークショップ
[ 概要 ]
●セミナー「アートの思考術:アーティストの頭の中を探検しよう」
●ワークショップ「陸の航海術研究所へようこそ:想像で遊ぶ、アートのフィクショナルな活用法」
日時:2015年12月12日(土)13:00-16:30 *お茶休憩あり
会場:BankART1929 2階(〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通3丁目9)[MAP]
主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
講師:ペルラ・モンテロンゴ氏(NODE ディレクター)
定員:15名
受講料:[初回限定価格] 一般 4,500円(税別)、学生・ベースメンバー4,000円(税別) *お茶とお菓子付き
ジミー・オゴンガ/Jimmy Ogonga(1977年、ケニア生まれ)
photo by: Megumi Matsubara
1977年、ケニア生まれ。遍歴のアーティスト/プロデューサーであり、アーティストとしての実践と、キュレーターとしての思考戦略を織り混ぜた活動を行っている。2001年、アーティストの表現やプロジェクトを促進するナイロビ・アーツ・トラスト/ナイロビ現代アートセンター(CCAEA)を設立。2010年、アムステルダムのライクスアカデミーに滞在。これまでの主な企画やプロジェクトに、「ザ・モンバサ・ビルボード・プロジェクト」 (2002/モンバサ)や、「アムニジア(記憶喪失)」(2006-2009/ナイロビ)がある。そのほか、共同企画として、「空間:現代アフリカアートの流通について」(2010/ヨハネスブルグ)や、「GEOグラフィックス」(2010/ベルギー)、マニフェスタ8の一環として開催した「インキュベーター・フォー・ア・パン・アフリカン・ローミング・ビエンナーレ」がある。展覧会カタログや書籍への寄稿も行う。
滞在期間:2013年7月8日-8月5日まで
助成機関:バッカーズ・ファンデーション
イベント:AIT レジデンス・キュレーターによる特別トーク「異言で思考する―アーティスト、空間、ふるまいから見るケニアの現代アート」ケニア出身のキュレーター、ジミー・オゴンガを迎えて(8月3日限定イベント)
ヴェラ・メイ/Vera Mey (1987年ウェエリントン生まれ)
オークランド在住。キュレーター、エデュケーターおよびオークランド工科大学内にあるセントポール・セントギャラリーの現アシスタント・ディレクター。ニュージーランドにおけるアジア移民の一人として、二つの全く異なる地における自身の固有の立ち位置とコンテクストから、アジアのコンテンポラリー・アートとその歴史を読み解くことを専門とする。2011年、ウテ・メタ・バウアー教授が講師を務めた光州ビエンナーレ財団第3回国際キュレーター・コースの参加キュレーター。2012年、アジアニュージーランド基金とクリエイティブ・ニュージーランドの共同主催による、韓国、日本、中国を対象としたキュレーター・ツアーに参加。その他、3人のアーティストとともに、プロジェクトグループParlourに参加。
これまでに手がけた展覧会は、セントポール・セントギャラリーで開催された「Assembly」(2012)、同ギャラリーおよびダウス美術館の巡回展「In Spite of Ourselves: Approaching Documentary」(2012)、ニュージーランド・フィルムアーカイブの「Instruction for Living」(2011)など。
滞在期間:2013年1月18日-2月19日まで
助成機関:平成24年度文化庁文化芸術の海外拠点形成事業
イベント:ミニトーク&ディナー「東京メトロ・リゾーム・展覧会としての都市」(非公開)
滞在レポート
スジャッド・ダルタント/Sudjud Dartanto (1976年生まれ、ジョグジャカルタ出身)
美術大学を卒業後、サナタ・ダルマ大学大学院で宗教学とカルチュラル・スタディーズを学ぶ。現在は、インドネシア工科大学で教鞭を取るほか、美術雑誌に批評やレビューを寄稿する。これまでに、「South Project, 5th International south-south Gathering」 (ジョグジャカルタ/2009)、「Trajectory 」(オーストラリア/2008)などの共同キュレーターやキュレーターを務めるほか、「Immemorial, Reaching Back Beyond Memory」(オーストラリアとジョグジャカルタ/2009/2011)、「U(dys)topia」(ドレスデンとベルリン/2010) などの国際的なプロジェクトにも参画する。 http://www.isi.ac.id
滞在期間: 2012年3月2日-4月2日まで
イベント:若手キュレーター対談!「インドネシアの現代アートとのいま」スジャッド・ダルタント(インドネシア)とチェ・キョンファ(日本)を迎えて
滞在レポート
アグン・フヤットニカ/Agung Hujatnika(1976年生まれ、バンドゥン在住)
バンドンにあるセラサー・スナリオ・アート・スペース(Selasar Sunaryo Art Space)のキュレーターを務める。2008年には、トーキョーワンダーサイトにて「アートの課題--What Game Shall We Play Today, Tokyo Wonder Site」を企画。2009年には「ジャカルタ・ビエンナーレ」のキュレーターを務めた。インドネシアの美術雑誌などにも多数寄稿している。
滞在期間: 2011年6月24日まで
助成機関:バッカーズ・ファンデーション
イベント:AIT SLIDE TALK #28:「次世代のキュレーターとアーティストが語る、インドネシアのアートのいま」
ソフィー・オブリーン(キュレーター、オーストラリア) ASIALINK/AIT共同プログラム
リズ・ヒューズ(キュレーター、オーストラリア) ASIA LINK/AIT共同プログラム