サイモン・ガーデンフォールズ/Simon Gärdenfors (1978年マルメ生まれ)
1978年マルメ生まれ、ストックホルム在住。マンガ家としてのほか、ラッパー、ラジオのパーソナリティとしても活動を行う。
マンガ作品には、丸みのあるキャラクターなど、柔らかいイメージが登場するが、そのストーリーには自叙伝的なものや現実的な主題が扱われている。これまでに4冊のグラフィックノベルを出版しているほか、スウェーデンで発行された GalagoやRocky Magasinなどの作品集にも短編が収録されている。 2010年には、作品集「Simons 120 dagar 」の 英語版「The 120 Days of Simon」を発表。2008年には、スウェーデンのテレビ放送ZTVにて、お菓子のパッケージやマンガ、ピンボールなどのジャンク・カルチャーを取り上げた 「The Simon Gärdenfors skräpkultur-show (The Simon Gärdenfors Junk Culture Show)」より6本のエピソードを紹介した。http://gardenfors.blogspot.jp/
滞在期間:2012年10月3日-12月28日まで
助成機関:IASPIS
イベント:作品プレゼンテーション(非公開)
ベネディクト・パーテンハイマー/Benedikt Partenheimer (1977年ミュンヘン生まれ)
現在はベルリンを拠点に活動を行う。ミュンヘンのルドウィッグ・マクシミリアン大学にて哲学、歴史、美術史を学び、オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学大学とニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインにて写真を学ぶ。ニューヨークでは、インターンとしてリチャード・アヴェドンのアシスタントを務める。2003年以降、数々の展覧会にて作品を発表。2009年にはニューヨークの「Hearst 8x10 Photography Biennial」、ベルリンの「Art Award for Photography in Berlin」にて受賞。2010年には、「Lead Awards」にノミネートされ、 ハンブルグのHaus der Photografie, Deichtorhallenにて展示を行う。 http://www.benedikt-partenheimer.com/
滞在期間:2012年9月4日-11月30日まで
助成機関:Artscope
イベント:AIT ARTIST TALK #63「落下する人と、寄生する彫刻」
展覧会: 「アート・スコープ2012-2014」―旅の後(あと)もしくは痕(あと)展( 会期:2014年7月12日(土)- 10月13日(月・祝)会場:原美術館)
リタ・ヘンゼン/Rita Hensen (1960年ベッドブルグ生まれ、ドイツ・ミュンヘン在住)
1960年、ベッドブルグ生まれ。ミュンヘン美術院で学ぶ。現在はミュンヘンを拠点に活動を行う。これまでに、Artothek MünchenやGalerie G. Fucknerなど、ドイツのギャラリーで個展を行うほか、ミュンヘン市庁舎のギャラリー Rathausgalerieで開催された「Cascade」(2012)やダイムラー・コンテンポラリーの「Drawing Sculpture」(2010)など、数々のグループ展に参加。
滞在期間:2012年9月4日-11月30日まで
助成機関:Artscope
イベント:AIT ARTIST TALK #63「落下する人と、寄生する彫刻」
展覧会: 「アート・スコープ2012-2014」―旅の後(あと)もしくは痕(あと)展( 会期:2014年7月12日(土)- 10月13日(月・祝)会場:原美術館)
チアゴ・ホシャ・ピッタ/Thiago Rocha Pitta (1980年ブラジル生まれ、ブラジル・サンパウロ在住)
ブラジルのサンパウロ在住。シンガポールビエンナーレ(2006)、サンパウロビエンナーレ(2012)などに出品。東京滞在中(2008)には、都市を構成する建築のシンプルな形状に心引かれ、建築の無機的な要素と、有機的な塩の結晶を融合させたドローイングやインスタレーションを制作。ピッタは、自然界あるいは人工世界に見出しうる変化・風化・流動等の物理的現象に着目し(塩の結晶は、自然界の変化の象徴としてしばしば使用する素材)、インスタレーションや映像作品へと結実させる思索的な作風が特色。原美術館で開催される「ホームアゲイン―Japanを体験した10人のアーティスト」展では、布とセメントを使ったインスタレーションを発表予定。・http://www.andersen-s.dk/
滞在期間:2008年4月-2008年6月下旬/2012年6月29日-7月12日まで
共催団体:バッカーズ・ファンデーション
展覧会:「The BAR vol.2 ドナ・オンとティアゴ・ホシャ・ピッタ」展
「ホームアゲイン―Japanを体験した10人のアーティスト」展
イベント:AIT ARTIST TALK #36 「もう一つの記憶と時間
スジャッド・ダルタント/Sudjud Dartanto (1976年生まれ、ジョグジャカルタ出身)
美術大学を卒業後、サナタ・ダルマ大学大学院で宗教学とカルチュラル・スタディーズを学ぶ。現在は、インドネシア工科大学で教鞭を取るほか、美術雑誌に批評やレビューを寄稿する。これまでに、「South Project, 5th International south-south Gathering」 (ジョグジャカルタ/2009)、「Trajectory 」(オーストラリア/2008)などの共同キュレーターやキュレーターを務めるほか、「Immemorial, Reaching Back Beyond Memory」(オーストラリアとジョグジャカルタ/2009/2011)、「U(dys)topia」(ドレスデンとベルリン/2010) などの国際的なプロジェクトにも参画する。 http://www.isi.ac.id
滞在期間: 2012年3月2日-4月2日まで
イベント:若手キュレーター対談!「インドネシアの現代アートとのいま」スジャッド・ダルタント(インドネシア)とチェ・キョンファ(日本)を迎えて
滞在レポート
ニック・エヴァンス Nick Evans(1976年ザンビア生まれ、グラスゴー在住)
グラスゴー芸術大学とストックホルムのロイヤル・カレッジ・オブ・ファインアートで学ぶ。独立後のアフリカのザンビアで生まれたエヴァンスの彫刻には、異文化に対峙することで新たな言語や思考が生まれたモダニズムにおけるエキゾティズムや、異文化がヨーロッパの近代美術に与えた影響への関心が表れている。近年の主な個展に、スコットランド国立近代美術館での「Oceania」(エジンバラ/2011)や、メアリー・メアリーギャラリーでの「Anti Autonome」(グラスゴー/2010)がある。
滞在期間: 2012年1月25日-3月中旬まで
パートナー機関:Cove Park
イベント:FOUND AND MADE:道に落ちているものがアートになる!? 歩いて、見つけて、作品をつくろう!(ワークショップ)
滞在レポート
ケイティー・ウェスト Katy West(1977年アイルランド生まれ、グラスゴー在住)
グラスゴー芸術大学とロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで陶磁器を学ぶ。現在は、デザイナーとして、商業用の陶磁器製品を制作するほか、キュレーターとして工芸とデザインの領域を結ぶプロジェクトの企画に携わる。近年の展覧会には、国内外の陶磁器を展示する「Our Objects」のほか、現代における工芸の実践と伝統技法の関係性を考察する「Modern Languages」に参加している。また、2012年のオリンピックと同時期に、展覧会「Transformers」を企画している。
滞在期間: 2012年1月25日-3月中旬まで
パートナー機関:Cove Park
イベント:FOUND AND MADE:道に落ちているものがアートになる!? 歩いて、見つけて、作品をつくろう!(ワークショップ)
滞在レポート
メアリー・レッドモンド Mary Redmond(1973年スコットランド生まれ、グラスゴー在住)
グラスゴー芸術大学修士課程修了。身の回りの製品を組み合わせて加工し、折り曲げ、着色した彫刻を空間に周到に配置することで、既製品とアーティストの手仕事の同化を図る。彼女の作品が時に、「普通のものが奇妙につくられている」と表現されるように、複雑なものの並列によって、均衡や固体性、空間の関係性を生み、観る者の視覚や感覚に訴える。主な個展にタルボット・ライス・ギャラリー(エジンバラ/2005)や、「The Floating World」(ダンディー/2010)がある。現在、グラスゴー現代美術館にて開催中の「You, Me, Something Else」に参加している。
滞在期間: 2012年1月19日-3月3日まで
パートナー機関:Cove Park
イベント:FOUND AND MADE:道に落ちているものがアートになる!? 歩いて、見つけて、作品をつくろう!(ワークショップ)
滞在レポート
ユーリ・カーシネン/Jyri Kaasinen(1979年フィンランド生まれ、ヘルシンキ在住)
1979年ヌルミヤルヴィ、フィンランド生まれ。ヘルシンキ在住。
University of Tampere(フィンランド)にてメディアアートを学び、2004年に卒業。2008-2009年には同大学でヴィジュアル・ジャーナリズムを学ぶ。初期の作品は、ペインティング、ドローイング、アニメーション、メディアアートと多岐に渡る。2000年より写真作品の制作を開始。2002-2003年にはサンクトペテルブルグを含むロシア各地にて制作活動を行う。2009年、ドイツのデュッセルドルフのアーティスト・イン・レジデンスに参加。
*以下のURLから作品をご覧いただけます:
- Twitter - Youtube - Tumblr - Flickr
滞在期間: 2011年11月25日-2012年1月27日まで
助成機関:FRAME/フィンランドセンター
FRAME(現在の名称:Frame Visual Art Finland)との提携は、2012年をもちまして終了しました。
イベント:AIT ARTIST TALK #57「日常の宝もの=表現者、フィルム、ピクセル、そしてケミカル」