AIT ARTIST TALK #51
オランダ出身アーティスト、エリック・ヴァン・デル・ヴァイデを迎えて
「アートの実践としてのフォトZINE(雑誌)づくり」
2月23日(水)19:00-21:00
会場:代官山AITルーム
"Siedlung"/2008年
ドイツやブラジルなど、世界を旅しながらフォトZINEをつくり続けているオランダ出身アーティストの実践を追う
2月23日(水)の19:00より、エリック・ヴァン・デル・ヴァイデ(オランダ出身・1977年生まれ)を迎え、AIT ARTIST TALK #51を開催します。
ヴァイデは、FONDS BKVBの助成により、AITのアーティスト・イン・レジデンスプログラムで3ヶ月東京に滞在します。
ヴァイデは、訪れた街の歴史、あるいは街の一角で起きた出来事や事件の調査を起点に、そのプロセスで発見した建築や植物などを一冊のフォトZINEにまとめ、作品として発表しています。
2008年に制作した「Siedlung」(ドイツ語で近所、界隈の意味)では、第二次世界大戦前にナチスが自分たちを支持する労働者階級の人々に提供した何軒もの住宅を写真におさめ、冊子にしました。統一された住宅の概観からは、居住者に連帯感、一体感を植え付けようとしていた意図が伺えます。
トークでは、ヴァイデがこれまでに制作したアーティスト・ブックやフォトZINEをご紹介しながら、そのプロセスで行なったリサーチなどについて話します。まちの歴史や日常の知られざる一面をていねいに調べ、撮影し、見えなくなっていた物語にスポットライトを当てる彼の制作活動にご期待ください。
[ 概要 ]
日時:2012年2月23日(水)19:00-21:00
会場:代官山AITルーム [MAP]
主催:NPO法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
助成:FONDS BKVB
定員:30名(予約制)
参加費:一般1,000円、学生・ベースメンバー800円、ハウス/サポートメンバー無料
*1ドリンク付き *逐次通訳付き
[ お申し込み方法 ]
otoiawase@a-i-t.net 宛てに、タイトルを「AIT ARTIST TALK #51参加希望」とし、お名前、ご連絡先を明記したお申込メールをお送りください。(@を半角にして、お使いください)
[ エリック・ヴァン・デル・ヴァイデ略歴 ]
1977年、オランダ生まれ。アムステルダムおよびブラジルのナタル在住。主に写真を扱いフォトZINEの制作を行なう。2003年、Rietveld Academyを卒業。2008年、Rijksakademie van Beeldende Kunstenにて2年間のレジデンスプログラムを修了。ROMA Publications、Rollo-Press、Kaugummi Booksや自身の出版社4478ZINEよりフォトZINEを発表。ベルリンのChert Gallery所属。
・http://erikvanderweijde.com/
・http://www.4478zine.com/
2011-2-13