アレグラ・パチェコ
アレグラ・パチェコ/Allegra Pacheco(1986年、コスタリカ生まれ、ロンドン在住)
1986年、コスタリカ生まれ、ロンドン在住。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ(ニューヨーク)にて写真を学んだのち、ウィンブルドン・カレッジ・オブ・アーツ(ロンドン)に在籍。主に、写真やドローイング、インスタレーションを制作している。これまでに、「White Box」SCOPE Art fair(2010年/マイアミ)や、「New York Photo Festival」DUMBO BK (2010年/ニューヨーク)などに参加。今回の東京滞在は2度目となり、前回の滞在時には、その様子を一連の写真作品「Japan」として制作した。そのシリーズには、映画『ブレードランナー』を思わせる近未来的な建築のほか、飲み屋街、ラブホテル、地下鉄のホームに寝転がる泥酔したサラリーマンの様子など、秩序の中にある雑多な「東京」の様子が写し出されている。2012年には、ジャスト・アナザー・スペース(東京)にて個展「Tokyoscapes」を開催。「Boobs(乳房)」(2012)では、コスタリカのラ・カルピオ地区の女性たちとの共同作業により、乳房の形をしたソフト・スカルプチャーを制作し、彼女たちの労働環境や社会的な立場を想起させ、社会の中で不可視になりがちな抑圧構造をユーモラスに浮かび上がらせた。
Allegra Pacheco HP:http://www.allegrapacheco.com/
滞在期間:2013年5月14日-8月8日まで
共催団体:バッカーズ・ファンデーション
展覧会:「ざわめきのあらわれ/Divided Against Ourselves」(2013年7月13日(土)- 7月27日(土)会場:山本現代)
パチェコは、東京滞在中に、山本現代での「ざわめきのあらわれ/Divided Against Ourselves」に加え、以下の展覧会も行います。本展は、パチェコが東京滞在開始後にGALLERY MoMoに訪れたことがきっかけで、開催されるに至りました。この展示では、コスタリカのラ・カルピオ地区の女性たちとの共同作業により制作した、乳房の形をしたソフト・スカルプチャー「Boobs」の日本版を再構成します。ぜひ合わせてご鑑賞ください。
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GALLERY MoMo
アレグラ・パチェコ | Boobs in Japan
2013年7月20日(土) - 8月10日(土)
オープニングレセプション:2013年7月20日(土):18:00 - 20:00
営業時間:11:00 - 19:00(日月祝は休廊)
GALLERY MoMo ウェブサイト
左:「Untitled」(東京シリーズより/森美術館)/ 2011年 右:「Boobs」/ミクストメディア/ サイズ可変 / 部分 / 2012年
「Untitled」/ 木、アクリル絵具、墨、油性ペン / 2013年
アレグラ・パチェコ「Untitled」制作中の様子 2013年
2013-6-17