アグネシュカ・グラツァ
>>> English
アグネシュカ・グラツァ / Agnieszka Gratza
(1974年ポーランド生まれ。ロンドン在住)
グラツァは、ロンドンを中心に各地で活動するライターである。彼女が執筆するアートやパフォーマンス、映像についての記事は、ARTFORUM、frieze、MOUSSEをはじめとする現代アート雑誌のほか、Financial Timesなど、さまざまな媒体に掲載されている。オックスフォード大学、クイーンメアリー大学、エディンバラ大学で研究を進め教鞭を取る傍ら、ルネッサンス期における知と文化的な歴史についての論文を発表した。
彼女の創造的な執筆の多くは、実演で行われる創作活動やパフォーマンスから生み出される。ニューヨークにあるガーシュインホテルでのレジデンス・プログラムに参加した際には、人々がみる夢を集め、受胎告知のタブロー・ヴィヴァン(活人画)として上演し、地元のシェフらとの共同制作により、サフランを使った食べることのできるアート作品シリーズに発展させた。その作品は、2012年にテート・モダンのタービン・ホールにて開催されたティノ・セーガルによるパフォーマンス作品「These associations」の一部として披露された。近年は、エーゲ海に浮かぶサントリーニ島からポルトガル沖アゾレス諸島のサンミゲル島までの火山周辺を訪れ、火山作用と芸術創作に関する調査を行っている。
ブログ Conversation Pieces
滞在期間:2016年4月11日-5月15日まで
助成機関:バッカーズ・ファンデーション
"The Annunciation", New York, 2011, video shot by Shaky Jones
"Revolution Soup" at Occupied Kitchen during Occupy Wall Street, New York, 2011, photo by Michelle Stewart
"Le Galli", the ongoing Volcanic Swims project, photo by Agnieszka Gratza
2016-4- 4