現代アートの教育プログラム「Total Arts Studies 2020」
UBIAゼミ「静かになった美術館:パンデミックや気候危機からアートを考える(UBIOS=宇宙美術オンラインシリーズ)」より
日時:11月11日(水)19:00-20:30
講師:ロジャー・マクドナルド(AIT、フェンバーガーハウス館長)
場所:オンライン(AIT Zoom ルーム)
あらゆる領域とつながりを持つ芸術の歴史や実践を追求することで、さまざまな病いや危機に対する重要な「スキル」や「適応力」を発見していくUBIOS(宇宙美術オンラインシリーズ)。「気候変動危機」「パンデミック」「コロナ禍における芸術鑑賞」をテーマに開催するレクチャーシリーズです。2回目はロジャーが「フェンバーガーハウス」で立ち上げた「地球絶滅適応探知センター」での研究を元にレクチャーを行いました。
現代アートの教育プログラム「Total Arts Studies 2020」
UBIAゼミ「静かになった美術館:パンデミックや気候危機からアートを考える(UBIOS=宇宙美術オンラインシリーズ)」より
日時:11月18日(水)19:00-20:30
講師:ロジャー・マクドナルド(AIT、フェンバーガーハウス館長)
場所:オンライン(AIT Zoom ルーム)
COVID-19の影響で多くの美術館が休館となった今年、オンライン上でアート鑑賞をする機会が増えた方も多いのではないでしょうか?2011年にGoogle が公開したGoogleアートプロジェクトはアップデートが繰り返されながら「Google Arts & Culture」に発展し、2020年6月には「Art Camera」によって撮影された約1800の超高画像度「ギガピクセル」画像作品がオンライン上で公開されています。こうしたデジタル技術は私たちの鑑賞体験をどう変えていくのでしょうか?
現代アートの教育プログラム「Total Arts Studies 2020」
dear Me ゼミ「見えるものと見えないものからアートとココロを考えるオンラインシリーズ:多様な当事者とアートの学び・体験を考察する」より
日時:11月12日(木)19:00-20:30
講師:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
場所:オンライン(AIT Zoom ルーム)
第2回目のdear Meゼミでは、近年耳にする「社会的処方(social prescribing)」と、医療/福祉に活用されているさまざまなアートプログラムの事例を学びました。
イギリスでは、近年「接続社会、孤立に立ち向かうための戦略」が発表され、2023年までに「社会的処方」を医療制度として全国に普及する目標が定められました。その中で、「社会的処方」とは、社会的に孤立した状況にある人や、経済・雇用・住宅の問題によるメンタルヘルスのケアを必要とする人などが、参加型の芸術、運動、関係性を育むプログラムなどを行う個人や団体の支援を受けることで、彼らの健康とウェルビーイングの改善を目指す包括的な実践としています。日本では、病気や困難を抱える孤立高齢者に地域とのつながりを支援する「社会的処方」のモデル事業を厚生労働省が年内に始めるとしています。
現代アートの教育プログラム「Total Arts Studies 2020」
UBIAゼミ「静かになった美術館:パンデミックや気候危機からアートを考える(UBIOS=宇宙美術オンラインシリーズ)」より
日時:10月28日(水)19:00-20:30
講師:ロジャー・マクドナルド(AIT、フェンバーガーハウス館長)
場所:オンライン(AIT Zoom ルーム)
現代社会における世界規模の課題として、気候変動による危機が挙げられます。
1987年の国連総会で気候変動枠組条約が結ばれてから30年以上経ち、世界各国では環境運動やさまざまな取り組みが行われてきました。
今回は講師のロジャー・マクドナルドによって、情報の渦と加速する資本主義のシステムの中で自分や社会に矛盾を抱えながら、気候危機がもたらす影響と共に生きる方法について考察しました。