塩見 有子【AIT 理事長】
学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネジメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]を立ち上げ、代表に就任。AITでは、アーティストやキュレーター、ライターのためのレジデンス・プログラムや現代アートの教育プログラムMADを始動させたほか、メルセデス・ベンツやマネックス証券、ドイツ銀行、日産自動車などの企業との連携事業を含む、企画やマネジメント、組織運営を行う。
ロジャー・マクドナルド【AIT 副理事/MADプログラム・ディレクター】
1971年生まれ。イギリスのケント大学にて宗教学修士課程修了後、美術理論にて博士号を取得。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして、国内外で数々の小規模な展覧会を企画。2006年の第一回「シンガポール・ビエンナーレ2006」では、キュレーターとして活動。2010年に家族と長野県佐久市に移住し、2013年に個人美術館フェンバーガーハウスをオープン、館長を務める。興味は美術史、絵画、編成意識状態、オーディオ鑑賞、チャツネ、山。自称、インディペンデント研究者。AIT副ディレクター。
堀内 奈穂子【AIT キュレーター】
エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に携わる。AITでは、展覧会やイベント、トークの企画・運営の他、教育プログラムMAD(Making Art Different)のレクチャラーを務める。ドクメンタ12マガジンズ・プロジェクト「メトロノーム11号 - 何をなすべきか? 東京」(2007年)アシスタント・キュレーター、「Home Again」(原美術館、2012年)アソシエイト・キュレーター、アーカスプロジェクト(2013年)ゲストキュレーター。2015年は、国際交流基金主催による展覧会「Shuffling Space」(タイ、2015年2月) のキュレーター、オークランドで開催される日本人作家の展覧会「Invisible Energy」(ST PAUL St Gallery、ニュージーランド、2015年2月)の共同キュレーターとして携わる。
肥田 暁子【AIT スタッフ】
大隈 理恵【AIT プログラムマネージャー】
藤井 理花【AIT プログラムマネージャー】
東海林 慎太郎【AIT プログラムマネージャー】
<AIT設立メンバー>
小澤 慶介【アートトディレクター】
1971年生まれ。AITで現代アートの教育プログラムMADのプログラム・ディレクター等を担当。2016年に清澄白河でアートスクール「アートト」を立ち上げる。これまでに、「paradise views 楽園の果て」(2004年)などのビデオアートの展覧会のほか、「おきなわ時間美術館」(2007年)、「環境・術」(2008年)などの実験的な展覧会企画を手掛けた。また、「十和田奥入瀬芸術祭 SURVIVE この惑星の、時間旅行へ」(2013)キュレーターを経て、「そらいろユートピア」(2014)と「春を待ちながら」(2015)を十和田市現代美術館において企画。「六本木クロッシング2016展」ゲスト・キュレーター、「第2回富士の山ビエンナーレ」ディレクターを務める。
住友 文彦【アーツ前橋館長】 中森 康文【
1971年生まれ。金沢21世紀美術館建設事務局、NTTインターコミュニケーションセンター、東京都現代美術館、前橋市新美術館開設準備室を経て、2013年より現職。ヨコハマ国際映像祭2009ディレクター、あいちトリエンナーレ2013キュレーター、メディア・シティ・ソウル2010共同企画、別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」の共同キュレーターなどを務める。主な著書に、リクリット・ティラヴァニャに関する「身体の贈与」(共著『表象のディスクール6 創造』、東京大学出版会、2000年)、「映像の中へ」(『21世紀の出会い?共鳴、ここ・から』、金沢21世紀美術館、淡交社、2004年)、「複雑で便利な時代と見えなくなるアート」(共著『21世紀における芸術の役割』未来社、2006年)、「キュレーターになる」(共著、フィルムアート社、 2009年)などの論考がある。
米国ヒューストン美術館(The Museum of Fine Arts, Houston)写真部門キュレーター、ミネアポリス美術館写真ニューメディア部門長を経て、2018年10月より現職。ヒューストン美術館における2010年企画展覧会には1960年以降のコンセプチュアル・アートと写真の系譜を主題とした「Ruptures and Continuities: Photography Made after 1960」と石元泰博と丹下健三による1960年出版の共著「桂:日本建築の創造と伝統」に焦点を充てた「Katsura: Picturing Modernism in Japanese Architecture」がある。近現代写真及び建築に関するものに加えて、著作権と写真との関係に関する著作多数。また、これまでにハーバード大学デザインスクール、ニューヨーク近代美術館、コーネル大学などで講義を行う。米国ウィスコンシン大学ロースクール卒業 (ニューヨーク州弁護士)。2009年に、コーネル大学にて美術史博士課程を修了する。(博士論文「Imagining Cities: Visions of Avant-Garde Architects and Artists in 1953 to 1970 Japan」)
宮原 洋子【森美術館 館長秘書】
慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。1995-2002年、ナンジョウアンドアソシエイツにおいて、国際美術評論家連盟(AICA)日本大会 事務局、「横浜トリエンナーレ2001」における120名余の制作ボランティアのコーディネート、新設美術館の基礎図書資料の整備、MADの立ち上げ等に 携わる。2002年、開館準備段階より森美術館に勤務。南條史生館長の秘書として現在に至る。