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MAD受講生の声をご紹介:Y.I.さん

本日も受講生の声をご紹介☆
MADで学びはじめたきっかけや受けた感想について、うかがいました。


[本日の受講生]
Y.I.さん(写真右)
職業:人材系企業
MAD歴:1年

MAD2012.JPG

・MADで学びはじめたきっかけはなんですか?
2点あります。
1つは、もともと学生時代にアートの勉強を少ししていて、社会人になってからも美術館やアートイベントに行っていたのですが、あくまで「好き」で見るレベルだったので、もっと深くアートを楽しめるようになりたい、そのためにきちんと歴史や理論を学びたいと思ったことです。
もう1つは、アートにまつわる仕事も含め、鑑賞者以外からのアプローチでアートにどう関わることができるのか、その可能性や選択肢を知りたいと考えたことです。
こうした点を背景にMADに通い始めました。

・実際に受けてみてどうでしたか?
「ベーシック」や「キュレーティング」カテゴリー*のレクチャーを通じて、知識の広がりとともに様々な知識・情報が体系立って整理されていくことを実感しました。
「なるほど、ここはこんな風に繋がっていたんだ」「この作品には過去のこんな歴史を背景に持っているんだ」などたくさんの気づきがありましたし、知ったことを背景に「なぜこうなんだろう」と作品や展示などを見ながら、思考する癖もついたように思います。通い始める前と今を比べると、美術展の見方ひとつをとっても格段に変化しました。また、「インダストリー」を中心に、アート界の仕組みのみならず、関わり方の幅広い選択肢を知ることができ、アートの楽しみ方・付き合い方の幅も広がりました。
副次的な効果で言えば、平日19時からのレクチャーになんとか行くために、仕事の効率も高まった気もします(笑)

・今日のレクチャー「ベーシック:女性、同性愛者の声と現代アート」はいかがでしたか?
ほとんど知らなかった女性・同性愛者によるアートとそれらの背景にある歴史や社会的環境などを多面的な角度から知ることができました。後半には、受講生同士の議論もあり、より考えが深まりました。レクチャーを聞いて「知る」だけなく、時に受講生同士で行われる議論があることで「思慮を深める」機会がもたらされ、より学びが深くなるのが良いです。

*カテゴリー:2011年度MADでは、年間111のレクチャーが9つのカテゴリーにわかれていました。

2012-3-16

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