☆現代アートの学校MAD、受講生の声をご紹介☆
MADのレクチャーが終わった後に受講生をぱちり
MADで学びはじめたきっかけや、受講しての感想を聞きました!これからも少しずつ、受講生の声を紹介していきます。
[本日の受講生]
L.M.さん(写真中央)
職業:自動車メーカー
MAD歴:3年
・MADで学びはじめたきっかけはなんですか?
今の会社に就職し、少し行き詰まりを感じていた頃、自然とアートの展覧会に足を運ぶようになっていました。
アートの魅力に引き込まれていくうちに、「キュレーション」に興味を持ち、ウェブで検索した際にMADを見つけました。
キュレーションは、社会とアートをつなぎ、アートの体験をつくり出す重要な仕事に思え、2009年度の「キュレーションプラクティス」コースを受講しました。
・実際に受けてみてどうでしたか?
すごくMADが自分にとって役に立っていることを表現したいのですが・・
私が仕事で扱う法律は言葉とロジックの世界。しかしアートの世界は答えは一つでなく、ヴィジュアルで、ある意味対極にあるように思えました。
仕事をわーっと済ませ、午後7時からはMADという別世界。これがすごく面白い体験で。
そして、また仕事や実生活に戻ってMADで取り上げられたことを思い出し、「あぁ、あの時のことはこういうことなのかも」と思い返すことが刺激になりました。
・今日のレクチャー「アート・ナッツ」はいかがでしたか?
※「アート・ナッツ」は、最新のアートニュースをArt ForumやFrieze等の英語の媒体からピックアップして紹介し、みんなでディスカッションをするレクチャーです。
「アート・ナッツ」は面白くて、2-3回来ています。
今日は、金融危機におけるアートがテーマでした。今起きている社会問題とアートの関係性について話が聞けるのが魅力です。
今日紹介された中で面白いなと思ったのが、貨幣制度が広がりを見せたルネッサンス時代に、それが当時どうアーティスト達によって描写されていたのか、という部分でした。
L.M.さんは、2011年に他のMAD受講生2人と一緒に、写真家の川村麻純さんの展覧会も企画しました。
ご協力、ありがとうございました!
2012-3- 8