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AIT SLIDE TALK #36
「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」
〜アーティストの嶋田美子氏とアジア・アート・アーカイヴ(香港)を迎えて〜
日程:2018年7月25日(水)
時間:19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場:代官山AITルーム
定員:30名(要予約)
参加費:一般1,000円、MAD生(修了生)・学生・AITベースメンバー800円、AITハウス/サポートメンバー無料(全て1ドリンク付)
*要約通訳あり
AIT SLIDE TALK #36
"Alternative Art Education for Social Changes in Japan and Hong Kong"
With Yoshiko Shimada and Asia Art Archive
Date: Wednesday, 25 July, 2018
Time: 19:00-21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
Seats: 30 (Booking required)
Admission: 1000 JPY (general), 800 JPY (MAD students and AIT Base Members), Free (AIT House and Support Members) /All admissions with 1 drink
*Summarized translation available
写真:現代思潮社・美学校 中西夏之 教場(森永純撮影、1969年)
「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」
AITは、7月25日(水)19:00より、アーティストの嶋田美子氏と香港を拠点にアジアから世界に向けて活動を行うアジア・アート・アーカイヴ (Asia Art Archive、以下AAA)でラーニング部門を統括するスザンナ・チュン(Susanna Chung)氏を迎えて、AIT SLIDE TALK #36「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」を行います。
嶋田美子氏は、国内外の展覧会で作品を発表するほか、2010年から「現代思潮社・美学校」(1969-75)について研究しています。美学校は、60年代末の学生運動の高揚を受けて、ラディカルな批評で知られていた出版社の現代思潮社が創設した、当時のオルタナティブな美術学校です。ハイレッドセンターのメンバーでもある中西夏之や赤瀬川原平、九州派の菊畑茂久馬、画家の中村宏、日本のコンセプチュアリズムの先駆者でもある松澤宥らが教鞭をとり、創設者の現代思潮社社主・石井恭二は「世界を見る視覚を変えることによって世界を変える運動である」と美学校を位置づけていました。
今年、嶋田氏はAAAのレジデンス・プログラムに参加するため香港を訪れ、1967年の香港動乱後、68年に創設された「創建実験学院」の存在を知ります。美学校の創設時期にも重なり、二つには類似した性格も見られると嶋田氏は言います。本トークでは、当時の美学校の思想や、創建実験学院などアンブレラ運動を後継する香港のオルタナティブな美術教育について、嶋田氏の考察を聞きます。
創建実験学院 広告(画像提供 The Ha Bik Chuen Family and Asia Art Archive)
後半は、スザンナ・チュン氏よりアジア広域でアートにまつわる収集・創造・知識の共有を通じたAAAの歩みを紹介します。先頃、香港で開館したTai Kwun Contemporaryや、近く開館を迎える新しい美術館M+など、急速に変貌を遂げる香港の文化エコロジーと美術教育に対するAAAの応答となるでしょう。
写真左:Teaching Labs | Urban Interventions Art in the City workshop by Ricky Yeung, 2016. Courtesy of Asia Art Archive
写真右:School visit at Asia Art Archive's project space, Ha Bik Chuen Archive, 2017. Courtesy of Asia Art Archive
美学校の実験的な取り組みに関する嶋田氏のリサーチと考察、そしてAAAの活動と変化する香港のアートシーンを見つめるチュン氏の視点を通じて、両地で60年代の動乱がもたらした当時のオルタナティヴな美術教育の形成から現在への呼応を探求するほか、アート・エデュケーションにおけるこの先の道標について議論を交えながら行います。
お気軽にご参加ください。
本トークの開催に先立ち、2000年代初めに発足した非営利団体のAAAと、2001年から教育プログラムMAD(Making Art Different =アートを変えよう、違った角度で見てみよう)を行ってきたAITは、香港と東京それぞれの場での美術をめぐるオルタナティヴな学びの場について意見を交換しました。あわせて、美術や建築、コミュニティ形成などの分野で高い関心と独自の方法論をもつ団体・アーティストを交えたラウンド・テーブルも行いました。
またAITは、今年3月に「オルタナティヴ・アートスクール・フェア」と題して、国内外に広がるアートを学ぶ場を多数紹介しました。今回、嶋田氏とAAAよりチュン氏を迎えた一連の議論と本トークを通じて、MADで受け継がれる思考と近年のアートを学ぶ場が作る新たなうねりに、今後も更なる考察を加えていきます。
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AIT SLIDE TALK #35
集中とアートについてのワークショップ「私自身の眼鏡を磨く」
日程:2017年11月24日(金)
時間:19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場:代官山AITルーム
*有料(1ドリンク付き)/ 要予約 / 本イベントは英語で行われます。
AIT SLIDE TALK #35
A workshop on attentional practices "Polishing the Spectacle of Myself": A Brief Introduction to the Work of ESTAR(SER)
Date: Friday, November 24, 2017
Time: 19:00-21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
*All admissions with 1 drink / Booking required / English only
「私自身の眼鏡を磨く」
AITでは11月24日(金)に、来日中のESTAR(SER)のメンバーによるトーク&ワークショップイベントを開催します。ESTAR(SER)は、「第三の鳥結社」という不思議な集団について研究を重ねてきたグループです。これまでにもさまざまな国々でトークを実施し、2016年には、アメリカのロサンゼルスにある、奇妙な博物館として知られるジュラシック・テクノロジー博物館でシンポジウムを行い、そこにAITのロジャー・マクドナルドもゲストとして招待されました。こうした経緯から、今回、日本で初めてとなる彼らのトークが実現することとなりました。
さて、彼らの最新のリサーチによって、MacGinitie コレクションで11個のゴーグルが発見されました。それらは、「第三の鳥結社」によって使われていたと推測され、特殊な視覚現象が起きると考えられています。また、そのゴーグルを装着した者は軽い変性意識状態となり、「第三の鳥結社」の秘密の儀式で使われていたとも言われています。
かれらはこのゴーグルを装着し、アートの「適切な」鑑賞を行っていたのでしょうか、あるいは、集団でそれを汚してから浄化し、新たな視覚を手に入れようとしたのでしょうか?それとも、なんらかのパフォーマンスに使ったのでしょうか?これらを裏付ける証拠は、未だ少ないままです。ある研究者は、オルダス・ハックスリー(Aldous Huxley)の著書「The Art of Seeing」(1942年)とも関係があると指摘しています。
当日は、ESTAR(SER)が発表してきた様々な出版物の発表と、発見されたゴーグルを用いて「第三の鳥結社」が行ってきたであろう「運動」を体験するワークショップをおこないます。
ご参加される皆さんには、実験精神をもってお集まりいただくことをお勧めします。
ESTAR(SER): The Esthetical Society for Transcendental and Applied Realization
(「実践と超越的覚醒の美学的協会」)とは?
プライベートかつインディペンデントな研究者のネットワーク。「第三の鳥結社」について丁寧な研究や議論を進めてきた。
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AIT SLIDE TALK #34 「Can we curate commons? - コモンがつくられるとき」
〜スペイン バスク州より、キュレーターのアイゼア・バルセニーラを迎えて〜
日時:2016年12月21日(水) 19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場:代官山AITルーム
※要予約 / 逐次通訳あり
All photos from "Andrekale", courtesy of Señora Polaroiska
AITでは、12月21日(水)19:00より、キュレーターのアイゼア・バルセニーラを迎えて、AIT SLIDE TALK #34「Can we curate commons? - コモンがつくられるとき」を開催します。
バルセニーラは、アーティストの表現活動や展覧会などキュレーティングの場において、実践的行為を通じ、「パブリック」や「コモン」という概念がどのように作用しているのか、また、日本各地で見られるまちづくりの動きの中で、これらの関係性に着目しながらリサーチを行っています。
バルセニーラによると、2001年に出版された書籍『Public Places in Asia Pacific Cities』の中で、日本におけるさまざまな場は、場そのものが持つ物理的な特性よりも、行事などを通じてどのように使用されているのかということに、場の認識が左右されると言及されています。いいかえれば、パブリックとは、とある時間/とある場所で一時的に現れるものとも考えられます。
そうした「パブリック」あるいは「コモン」をテーマに、バルセニーラはこれまでにも多くのプロジェクトを手がけてきました。2012年から14年までは、フランス財団が主催し、ビルバオとパリで行われた「ニュー・パトロン」において、参加者が選択した都市空間や歴史を記述すること、ジェンダーや地域活性 などをテーマにプロジェクトを行いました。それらは、2014年から16年までTABAKALERAを会場に、発展的なプロジェクト「Andrekale」として引き継がれました。
本トークでは、「ニュー・パトロン」や「Andrekale」など、過去に手がけた事例を参照しながら、実践的行為や活動は、コモンという概念に接続可能なのか、そして、さまざまな資源や知識と並んで、どのような社会関係としてとらえることができるのか。また、アートをはじめ多くの文化活動は、パブリック(ネス)が創られる瞬間にどのような役割を果たすことができるのか、など、バルセニーラがこれまでの実践や日本での滞在での経験から生まれた問いをみなさんに投げかけます。
レジデンス・プログラムを通じたバルセニーラの考察から、みなさんも「バブリック」と「コモン」が成し得る可能性を一緒に探ってみませんか。ご参加をお待ちしています。
なお、バルセニーラは、12月31日まで日本に滞在予定です。
[概要]
日時:2016年12月21日(水) 19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場:代官山AITルーム(東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403) [ MAP ]
定員:30名(予約制)
参加費:一般1,000円、MAD生・学生・ベースメンバー800円、ハウス/サポートメンバー無料(すべて1ドリンク付き)
通訳:池田哲
主催:NPO法人アーツイニシアティブトウキョウ[AIT/エイト]、TABAKALERA International Center for Contemporary Culture
助成:BASQUE INSTITUTE ETXEPARE, ACCIO´N CULTURAL ESPANA(AC/E), EU JAPAN FEST
*平成28年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
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AIT SLIDE TALK #33
「アーティストと教育/学びの場としてのアーティスト・イン・レジデンス」
ジェニー・ロマックス(カムデン・アーツ・センター館長、ロンドン)を迎えて
日時:2015年11月25日(水)19:00-21:00 (予約制、先着30名)
場所:代官山AITルーム *本トークは、英語のみで行われます。
左:カムデン・アーツ・センター外観 右:施設内の風景
AITは、この度、カムデン・アーツ・センター館長のジェニー・ロマックス氏を迎えて、AITスライドトーク #33を開催します。ロンドンの歴史あるカムデン・アーツ・センターを25年間に渡り率いてきたロマックス氏は、アーティストや彼らの考え方を尊重し、地域のコミュニティーに根ざしながら、国際的な展覧会やレジデンス・プログラム、教育プロジェクトを手がけてきたことで高い評価を得ています。英国を代表するターナー賞の審査員を務めたこともあり、今年は、AITが企画・運営事務局を務めている「日産アートアワード2015」の審査員の一人でもあります。
カムデン・アーツ・センターによるレジデンス・プログラムは、教育と密接な関わりをもちながら展開されています。教育におけるアーティストの役割、あるいは、学びがレジデンス・プログラムとどのような関係を持ちうるかについて、一時間ほど英語でお話を伺ったあと、議論を会場に開いて、質疑応答や意見交換をする予定です。
(逐次通訳はつきませんが、多少の英語の聞き取りができる方であれば大丈夫です。また、ご質問を日本語で受け付け、逐次通訳することも可能です)
お飲み物をご用意して、みなさんのお越しをお待ちしています。
AIT
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AIT SLIDE TALK #32
「A-I-Rと都市 / 関係の実験室」
ポーランドのウジャドゥスキー城現代美術センターより、マリアンナ・ドブコウスカ氏を迎えて
日時:2015年7月22日(水)19:00-21:00 *要予約
場所:代官山AITルーム*本トークは、英語のみで行われます。(日本語の逐次通訳はありません)
AIT SLIDE TALK #32
"A-I-R and the City / Laboratory of relations" Talk by Marianna Dobkowska from the Center for Contemporary Art Ujazdowski Castle in Warsaw
Date and Time: Wednesday, July 22nd, 19:00-21:00
Venue: AIT Room, Daikanyama
*The talk will be held in English only.
Top Left: "We Are Like Gardens" temporary permaculture garden, project by Juliette Delventhal and Paweł Kruk at A-I-R Laboratory, summer 2012
Photo : Michał Grochowiak, Courtesy of CCA Ujazdowski Castle, Warsaw
Top Right: Bread and pizza baking oven project of Juliette Delventhal and Paweł Kruk at A-I-R Laboratory, summer 2011, Photo: Michał Grochowiak
Courtesy of CCA Ujazdowski Castle, Warsaw
Bottom Left: Francis Thorburn "Vehicle # 11: Amphibian", moving sculpture and public event, summer 2012, Photo: Bartosz Górka
Courtesy of CCA Ujazdowski Castle, Warsaw
Bottom Right:Beginning of the soudwalk in the frames of workshop "Urban Sound Design Studio" led by Caroline Claus, Warsaw, July 2015
Photo: Bartosz Górka, Courtesy of CCA Ujazdowski Castle, Warsaw
「A-I-Rと都市 / 関係の実験室」
この度、AITでは7月22日(水)に、ポーランドよりキュレーターのマリアンナ・ドブコウスカを迎えて、英語にてAIT SLIDE TALK #32を開催いたします。ドブコウスカは、バッカーズ・ファンデーションの助成により、AITのレジデンス・プログラムにて7月末まで東京に滞在します。
ドブコウスカは現在、ワルシャワの重要な美術機関の一つである、ウジャドゥスキー城現代美術センターのアーティスト・イン・レジデンスプログラム「A-I-R Laboratory」にキュレーターとして携わっています。同センターは、13世紀に建てられた、かつてのお城だった建築を活用した大規模なアート・センターで、展示空間のほか、図書館、カフェ、オーディトリウムなど、多岐にわたる機能を持っています。「A-I-R Laboratory」は、2003年に創設され、支援基盤が整ったアーティスト・イン・レジデンスプログラムとして、毎年、30名に渡るアーティストを受け入れています。そこでは、制作はもちろん、プログラムを一つの媒介の場と捉え、リサーチに特化した実践もサポートしています。
ドブコウスカのトークでは、「A-I-R Laboratory」の活動のほか、彼女がこれまでに企画したプロジェクトについて英語で紹介します。2014年には、ワルシャワの中心部にある、社会主義リアリズムの建物の内観が残る、かつての帽子屋『ポルトス』の空間を利用し、新たなプログラムを開始しました。そこでは、建築家を招き、建物の構成や背景を調査しながら、その空間を再活性させるためのデザインも模索されています。いまでは、ポーランドの歴史にも触れる社会主義リアリズムの遺産や、美術機関の社会的責務など、活発な意見交換の場として機能しているほか、地域コミュニティとの接点としての場になっています。
ドブコウスカは東京滞在中、日本のアートにおける社会実践や、広義のコミュニティと関わる草の根的な美術機関やプログラムをリサーチする予定です。
アーティスト・イン・レジデンスを行う機関がまだ少ないといえるポーランドにおいて、国際的な情報や経験の交換が行われる「A-I-R Laboratory」は、実験的な表現が生まれる貴重な場であるといえるでしょう。当日は、彼女のプロジェクトや、それに関わるアーティストの表現について聞きながら、そこに映し出されるポーランドの歴史や社会的背景について考えます。
みなさんのお越しをお待ちしています。
**7/15(水)19:00-21:00は、同プログラムで滞在しているカンボジアからのアーティスト、ラッタナ・ヴァンディーとカニータ・ティスのトークを開催します。(逐次通訳有り)。こちらもぜひご参加ください。
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「ロンドンのカムデン・アーツ・センターからジーナ・ブエンフェルド氏を迎えて」
日時:2014年9月9日(火)19:00-21:00
場所:代官山AITルーム
*本トークは、英語のみで行われます。(日本語の逐次通訳はありません)
この度、AITでは9月9日(火)に、ロンドンのカムデン・アーツ・センターのエギジビション・オーガナイザーであるジーナ・ブエンフェルド氏を迎えて、トークを開催いたします。同施設は、アートセンターとして25年の歴史を誇り、優れた展覧会を企画するだけでなくアーティスト・イン・レジデンスとしても質の高いプログラムを提供していることで知られています。
ブエンフェルド氏は、AITによる「研究者のためのレジデンス・プログラム」にて2014年9月および2015年2月の二回に分けて、東京に約1ヶ月滞在する予定です。AITでは、近年、海外からの招聘アーティストやキュレーターによる英語のみのトークを不定期で開催しており、本トークもまた、その試みの一つとなります。
トークでは、カムデン・アーツ・センターの活動が、どのようにロンドンの公的機関として国際的なアートシーンに貢献してきたか、また、それを可能にした考え方について話をします。同センターは、野心的な展覧会を行う機関としてもイギリス国内外から高い評価を得ているだけでなく、それらがトークやイベント、パフォーマンス、スクリーニングや先駆的な教育プログラムと連携していることも特徴の一つです。さらに、ギャラリーやスタジオ、工房などを備え、質の高いアーティスト・イン・レジデンスのプログラムも提供し、AITでも過去にトークを行った日本人アーティスト、サキ・サトムほか多くのアーティストが滞在してきました。トークでは、ロンドンやイギリスのアートシーンにおけるカムデン・アーツ・センターの役割とともに、ロンドン・オリンピック以降、イギリスの文化政策が変化する中で、同センターがおかれている現在の財政的な状況やイギリスにおける文化発信の継続の意義や可能性について語ります。
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先月(2014年7月)、friezeマガジン編集者クリスティー・ラング氏を迎えてのトークイベントを開催したところ、
参加希望者が定員を大幅に超え、ご参加いただけなかった方が多数おりましたため、この度、その録画映像をご覧いただける
ビューイングイベントを開催することにいたしました。AITルームにて、スクリーンに映像を投影し、鑑賞する形式となります。
なお、トークは英語のみで行われ、映像は記録用に定点から撮影したものです。また、一部映像・音声に乱れがございます。予めご了承ください。
[概要]
AIT SLIDE TALK#30 ビューイングイベント
日時:2014年8月6日(水)19:00-21:00
場所:代官山AITルーム( 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403)
主催:NPO法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
定員:40名(予約制)
参加費:一般+学生・ベースメンバー500円(税込)、ハウスメンバー/サポートメンバー無料
*1ドリンク付き
*トークは、英語のみで行われたものです。(日本語の逐次通訳はありません)
[ お申し込み方法 ]
otoiawase@a-i-t.net 宛てに、タイトルを「AIT SLIDE TALK #30 ビューイング参加希望」とし、お名前(ふりがな)、ご連絡先を明記したお申込メールをお送りください。(@を半角にして、お使いください)
AIT SLIDE TALK#30
「アートについて書くということを考える - クリスティー・ラング(friezeマガジン編集者)を迎えて」
ラウンドテーブル:アンドリュー・マークル(ARTiT国際版副編集長)、ロジャー・マクドナルド(AIT副ディレクター)
日時:2014年7月3日(木)19:00-21:00
場所:代官山AITルーム
*本トークは、英語のみで行われます。(日本語の逐次通訳はありません)
Left: frieze magazine 2014 Summer issue No.164 / Right: 2014 May issue No. 163
この度、AITでは、7月3日(木)に、世界的に知られている美術雑誌「frieze(フリーズ)」マガジンの編集者のクリスティー・ラング氏を迎えて、トークを開催いたします。ラング氏は、AITとバッカーズ・ファンデーションのレジデンス・プログラムにて2014年6月より東京に1ヶ月滞在しています。AITでは、近年、海外の招聘アーティストやキュレーターによる英語のみのトークを不定期に開催しており、本トークもまた、その試みの一つとなります。
ラング氏は、「frieze」の編集者として精力的に執筆を行うほか、同誌が主催するアートフェア「フリーズ・ニューヨーク」や「フリーズ・ロンドン」のトーク・プログラムの企画も行っています。
トークでは、「frieze」が英国のアートシーンにおいてどのような役割を果たしてきたのか、またその編集に対する信念はどのようなものなのかなど、今日におけるアートのメディアが持つ批評性も踏まえて話をします。ラング氏のトークに続き、後半は、MAD2014のゼミ講師でもあり、日英のバイリンガルで現代アートの情報を発信する「ART iT」のインターナショナル版副編集長のアンドリュー・マークル氏と、AITのロジャー・マクドナルドを交え、日本におけるジャーナリズムや美術批評について話し合うラウンド・テーブルを開催します。
ますますグローバル化するアート・シーンにおいて、はたして世界共通のアートの言説というものがありうるのでしょうか。そして、その中における日本の状況をどのように捉えることができるでしょうか。さらに、今日の美術批評において、美術史はいまだにその根底をなすものであるといえるのか、あるいは、音楽、映像、文学やアール・ブリュット(生の芸術)のように、より開かれた領域と共に語られるべきものなのでしょうか。当日は、このような問いを立てながら、参加者のみなさんとともに、アートの言説の「いま」について議論します。
英国のアート・シーンを先導する雑誌の仕組みや編集者の思考を聞く貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください。
台湾のアートシーンは、今どうなっているか?
宮津大輔コレクション展@台北当代藝術館(MOCA Taipei)と台湾のアートシーンについて
日時:10月12日(水)19:00-21:00
スピーカー:宮津大輔(サラリーマン・コレクター)
ドリーム・ハウス外観写真 "Moment Dream House" Dominique Gonzalez-Foerster
Courtesy of the artist and Gallery Koyanagi Photo Courtesy of Tokyo Opera City Art Gallery
AITでは、10月12日(水)の19:00 より、サラリーマン・コレクター、宮津大輔氏を迎えて、AIT SLIDE TALK #29 「宮津大輔コレクション展@台北当代藝術館(MOCA Taipei)と台湾のアートシーンについて」を開催します。
過去17年間に集められた300点を超えるアートコレクションやアーティストと共に作り上げた「ドリーム・ハウス」、また「現代アートを買おう!」などの著作で知られる宮津大輔氏。その宮津氏のコレクション展「Invisibleness is Visibleness」が、今夏、MOCA Taipei(台北当代藝術館)で開催され、草間彌生の絵画からビデオアート作品まで、51人(組)のアーティストによる61作品が紹介されました。
このコレクション展は、私たちAIT(エイト)にとっても注目すべきものでした。それは、2007年に行った「AITファンドレイジング&チャリティーオークション」にて宮津氏が落札した、宇治野宗輝氏のサウンド・スカルプチャー「ザ・ローテーターズ」のライブ・パフォーマンスが行われたためです。
本トークでは、宮津氏が、自身のコレクション展の様子や同時期に開催された台湾最大のアートフェア「アート台北」をとおして、台湾のアートシーンで今何が起こっているのかを紹介します。
コレクターの数と規模では日本を凌ぐともいわれている台湾。ますます活気づく台湾のアートシーンを宮津氏の言葉で鮮やかに描き出します。
スウェーデンのアーティストインレジデンスIASPISについて
―カリーナ・エリクソン・ワーン氏を迎えて
スピーカー:カリーナ・エリクソン・ワーム(IASPIS ディレクター)
モデレーター:神谷幸江(キュレーター)
日時:2002年1月20日(月)19:00 - 21:00
場所:代官山AITルーム
主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
助成:
定員:
参加費:1,000円 (一般)/800円 (MAD メンバー・学生)
「ドクメンタ11とマルチカルチュラリズム」
―ドクメンタ11の共同キュレーター、サラット・マハラジ氏を迎えて―
スピーカー:サラット・マハラジ(ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ教授、フンボルト大学教授、ロンドン/ベ ルリン在住)
日時:2002年10月21日(月)18:30 - 20:30
場所:代官山AITルーム
主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
協力:熊本市現代美術館
定員:40名(予約制)
参加費:MAD メンバー・学生 1200円/一般1500円
*逐次通訳あり。1ドリンク付き
現代美術と法律
スピーカー:スピーカー:中森康文(ニューヨーク州弁護士/AIT)
モデレーター:住友文彦(金沢21世紀美術館建設事務局 学芸員/AIT)
日時:2002年9月23日(月・祝)18:00 - 19:30
場所:東京オペラシティー7F会議室
主催:財団法人東京オペラシティー文化財団、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
定員:90名(要予約)
参加費:一般1,200円/MADメンバー・学生1,000円
*1ドリンク付き
Thinking of Documenta 11:第11回ドクメンタを考える
パネラー:市原研太郎(美術評論家)、南條史生(AITアドバイザー/森アートセンター副館長)、ロジャー・マクドナルド(AIT/キュレーター)、小澤慶介(AIT/ 麹町画廊ディレクター/NICAF海外担当)、住友文彦(AIT/ 金沢21世紀美術館建設事務局学芸員)
日時:2002年7月27日(土)18:00 - 20:00
場所:ワコールアートセンター「スパイラル」5F スパイラルルームA
主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
後援:ドイツ観光局
協賛:銀河高原ビール株式会社
定員:100名
参加費:1,200円(一般)/1,000円(MADメンバー・学生)
*1ドリンク付
境界を壊す:2002年ホイットニー・ビエンナーレのチーフキュレーター、ローレンス・リンダーによるスライドトーク
スピーカー:ローレンス・リンダー(2002年ホイットニー・ビエンナーレ チーフキュレーターおよびホイットニー美術館現代美術キューレーター)
日時:2002年6月18日(火)19:00 - 21:00
場所:東京国際フォーラム内 映像ホール(Dブロック 1階)
主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
定員:120名
参加費:1,000円 (一般)/800円 (MAD メンバー・学生)
*逐次通訳あり