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AIT ARTIST TALK #74 「In Light of Absence」 〜スウェーデンよりアーティストのイルヴァ・カールグレンを迎えて〜


AIT ARTIST TALK #74
「In Light of Absence」
〜スウェーデンよりアーティストのイルヴァ・カールグレンを迎えて〜
日程:2018年12月12日(水)
時間:19:00 - 21:00(18:30 開場)
場所:代官山AITルーム
協力:IASPIS
*有料(1ドリンク付き) / 要予約 / 逐次通訳あり


AIT ARTIST TALK #74
"In Light of Absence"
Artist Talk by Ylva Carlgren from Sweden
Date: Wednesday, December 12, 2018
Time: 19:00 - 21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
Support: IASPIS
*All admission with 1 drink / Booking required / Consecutive translation available



Left: Black square on grey (watercolor on paper, 50 x 50cm, 2017) Right: White square on black (watercolor on paper, 50 x 50cm, 2018)



AITでは、スウェーデンの芸術文化機関IASPISとの連携により、12月15日までレジデンス・プログラムで東京に滞在しているアーティストのイルヴァ・カールグレンによるAIT ARTIST TALK #74「In Light of Absence」を12月12日(水)19時より開催いたします。

イルヴァ・カールグレンは、整然と並ぶ図形を抽象的な水彩の画法で制作しています。単色または限られた色を用いて、細部にまで念入りに塗り重ねられたそのグラデーションは、クリーンな印象をどこまでも残すだけでなく、光によって少しずつ変化し、観る者の知覚を操作します。光を取り込みながら闇を描くことで、その関係性を際立たせています。精細な制作の過程で身体が記憶する反復運動は、時間とともに紙に染み入り、やがて体と精神の限界を越えようとする観念的な領域にまで達します。
スウェーデンの大学で日本語を学び、以前より日本に高い関心を持っていたカールグレンは、この東京滞在中も熱心な日本語習得を介して、制作に通ずる精神や理念を掘り下げるリサーチを行いました。
本トークの開催にあてて、カールグレンは次のように言葉を寄せています。

「私はペインティングの技法を根幹に据えて制作していますが、物質性とある種の帰結は時間をかけて変化していくと考えます。このトークでは、この思考が制作においてどのように生まれたのか、また、膨大な時間を要する制作に自らを注ぐとはどのようなことか、完成と失敗とは何か、作品の構成にも見られる規則について話をします。また、私が関心を寄せている日本語や書道と作品制作の関係性についても共有しながら、最後に簡単なデモンストレーションを行い、制作の様子を紹介します。」


work in progress images

明確な目的を持とうとする現代社会においてカールグレンのこのレジデンス滞在がユニークなのは、漂流するように東京やさまざまな場所を訪れ、研ぎ澄ました自身の身体感覚と記憶の残像を手掛かりに作品に投影させていくことです。

当日は、これまでの作品を紹介しながら、制作のデモンストレーションも交えます。
みなさんのお越しをお待ちしています。

2018-11-26

ラウンジ&ミュージックイベント「ミングリアス」

【MADオープンカレッジ】第二部
「エイト de しゃべり場」-現代アートとどう向き合う?-
日時:11月20日(火)19:00-22:00(終了予定) *19:30-20:30までオープン・ディスカッションあり
会場:代官山AITルーム [MAP]

*参加無料、予約不要、入退場自由
*イベント当日、会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。

左:佐賀県有田町 撮影 Kenta Hasegawa 右:過去のミングリアスの様子

AITでは、11月20日(火)19:00より、「MADオープンカレッジ」第二部として、代官山のAITルームにて、ラウンジ&ミュージックイベント「ミングリアス」を開催します。「ミングリアス」とは、【mingle(混ざり合う) + us(私たち)】」という造語で、現代アートの学校MADの受講生や修了生、アートに関心がある人々が気軽に集まり交流を楽しむ入場無料のイベントです。

MADで学ぶ都内の大学生4名と佐賀大学芸術地域デザイン学部より准教授/キュレーターの花田伸一氏とゼミ生2名を迎え、現代アートと私たちの関係性とその未来について考えるオープンディスカッションを企画しました。

オープン・ディスカッションでは、同時代性を色濃く反映し、一様に説明しがたい現代アートが私たちの生き方にどのような接続点を持つのか、現代アートの魅力や価値をいま、そして未来にどう伝えることができるのかという問いを発端に、本企画の学生たちと来場者のみなさんと、次世代のオーディエンスと現代アートの関係について話し合います。

当日は、全国どこからでもこのディスカッションに参加できるように、AITのFacebookページからライブ動画の配信を行う予定ですので、遠方の方でもご視聴とコメントでの参加が可能です。

会場では、佐賀にゆかりのある料理をアレンジした「だぶ風ミネストローネ」や東京農業大学生活協同組合の提供によるワインなども取り揃えたバーラウンジとDJタイムも設けています。
入退場自由で、どなたでも気軽に参加できますので、お友達をお誘い合わせの上、ぜひご来場ください!

MADオープンカレッジ
日程:2018年11月20日(火)/会場:代官山AITルーム


「MADオープンカレッジ」は、AITが2019年1月からスコットランドよりアーティストとキュレーターを東京と佐賀県有田町に招へいするアーティスト・イン・レジデンスプログラムを契機に行う2部構成の学びや交流のイベントです。

第一部 MAD MINI「ツールとしてのアーティスト・イン・レジデンスプログラム」では、レジデンスプログラムを創作活動のツールとして活用する意義について、講師を招いたレクチャーを14:00から17:00まで開講します。
・講師:鈴木祐子(トーキョーアーツアンドスペース)、小川希(Art Center Ongoing)、井出賢嗣(アーティスト)、イルヴァ・カールグレン(AITレジデンスアーティスト)、堀内奈穂子(AIT)
・受講料:1,500円(税別)
・定員:25名
・助成:文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業
*要予約、入退場自由

詳しくはこちら>>


MADのスピンオフとして気軽にお越し頂けるMAD MINIと、大学生を中心にディスカッションが繰り広げられる「エイト de しゃべり場」で、現代アートを中心にさまざまな世代と意見交換をしたい方、佐賀や有田、そしてAITのレジデンスプログラムをもっと知りたい方など、お気軽にご参加ください。

2018-11- 2

dear Meフェス!越境するアートとフクシから考える、子どもとわたしの豊かな学びの場

越境するアートとフクシから考える、子どもとわたしの豊かな学びの場
日時:9月22日(土)13:00-17:30
会場:ヒルサイドプラザ(東京都渋谷区猿楽町29-10)

*入場無料 *シンポジウム要予約
*車椅子でお越しの方は、会場にエレベーターがございます。そのほか、サポートが必要な方は、スタッフまでお声がけください。

「dear Meフェス!」チラシイメージ drawing byひらのりょう (FOGHORN)

AITは、2016年より「dear Me」プロジェクトを開始し、アートの思考や表現を軸に、さまざまな環境にある子どもたちや若者、アーティスト、大人をつなぐプログラムを創出してきました。AITが開講する現代アートの学校MAD(Making Art Different=アートを変えよう、違った角度で見てみよう)や、国内外からのアーティストやキュレーターとの関係性から生まれたネットワークを活用し、子どもたちとアーティストをつなぐワークショップや作品制作、美術館訪問、学びの回路をつくってきました。そうした活動の紹介と、アートとフクシの議論を多様な人と深める目的として、アートの思考と創造的なフクシを交差させ、子どもたち、そして未来の学びの場を想像する「dear Meフェス!」を開催します。

20世紀の美術の歴史を振り返ると、さまざまな人々と「より良く生きる」ための試みが、特にアーティストたちによる実験的な生活の場づくりや社会変革を通して実践されてきました。近年、美術館やアートスペースにおいても、多様な人々に向けた鑑賞プログラムや、医療や福祉の視点を取り入れた展覧会や取り組みも増えています。そうした中、現在において、アートとフクシの協働とはどのような意味を持つのでしょうか。また、そこからはどのような知識を生み出し、新たな経験を育むことできるのでしょうか。

当日は、アーティストや子どもたちが制作した作品やグッズ、これまで行ったワークショップの記録などを紹介する「展示と屋台」のコーナー、子どもたちと身近な疑問について考察する「子どもといっしょにてつがくセッション」、アーティストや美術館のキュレーター、福祉の専門家を招いた「シンポジウム」を通して、アートと子ども、フクシの心地良い場を一緒に想像します。

2018-7-26

AIT SLIDE TALK #36 「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」

>>> English

AIT SLIDE TALK #36
「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」
〜アーティストの嶋田美子氏とアジア・アート・アーカイヴ(香港)を迎えて〜

日程:2018年7月25日(水)
時間:19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場:代官山AITルーム
定員:30名(要予約)
参加費:一般1,000円、MAD生(修了生)・学生・AITベースメンバー800円、AITハウス/サポートメンバー無料(全て1ドリンク付)
*要約通訳あり

AIT SLIDE TALK #36
"Alternative Art Education for Social Changes in Japan and Hong Kong"
With Yoshiko Shimada and Asia Art Archive

Date: Wednesday, 25 July, 2018
Time: 19:00-21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
Seats: 30 (Booking required)
Admission: 1000 JPY (general), 800 JPY (MAD students and AIT Base Members), Free (AIT House and Support Members) /All admissions with 1 drink
*Summarized translation available


写真:現代思潮社・美学校 中西夏之 教場(森永純撮影、1969年)


「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」

AITは、7月25日(水)19:00より、アーティストの嶋田美子氏と香港を拠点にアジアから世界に向けて活動を行うアジア・アート・アーカイヴ (Asia Art Archive、以下AAA)でラーニング部門を統括するスザンナ・チュン(Susanna Chung)氏を迎えて、AIT SLIDE TALK #36「社会変革とアート・エデュケーション ー1960年代以降にみる日本と香港の実践から」を行います。

嶋田美子氏は、国内外の展覧会で作品を発表するほか、2010年から「現代思潮社・美学校」(1969-75)について研究しています。美学校は、60年代末の学生運動の高揚を受けて、ラディカルな批評で知られていた出版社の現代思潮社が創設した、当時のオルタナティブな美術学校です。ハイレッドセンターのメンバーでもある中西夏之や赤瀬川原平、九州派の菊畑茂久馬、画家の中村宏、日本のコンセプチュアリズムの先駆者でもある松澤宥らが教鞭をとり、創設者の現代思潮社社主・石井恭二は「世界を見る視覚を変えることによって世界を変える運動である」と美学校を位置づけていました。
今年、嶋田氏はAAAのレジデンス・プログラムに参加するため香港を訪れ、1967年の香港動乱後、68年に創設された「創建実験学院」の存在を知ります。美学校の創設時期にも重なり、二つには類似した性格も見られると嶋田氏は言います。本トークでは、当時の美学校の思想や、創建実験学院などアンブレラ運動を後継する香港のオルタナティブな美術教育について、嶋田氏の考察を聞きます。


    創建実験学院 広告(画像提供 The Ha Bik Chuen Family and Asia Art Archive)


後半は、スザンナ・チュン氏よりアジア広域でアートにまつわる収集・創造・知識の共有を通じたAAAの歩みを紹介します。先頃、香港で開館したTai Kwun Contemporaryや、近く開館を迎える新しい美術館M+など、急速に変貌を遂げる香港の文化エコロジーと美術教育に対するAAAの応答となるでしょう。


写真左:Teaching Labs | Urban Interventions Art in the City workshop by Ricky Yeung, 2016. Courtesy of Asia Art Archive
写真右:School visit at Asia Art Archive's project space, Ha Bik Chuen Archive, 2017. Courtesy of Asia Art Archive


美学校の実験的な取り組みに関する嶋田氏のリサーチと考察、そしてAAAの活動と変化する香港のアートシーンを見つめるチュン氏の視点を通じて、両地で60年代の動乱がもたらした当時のオルタナティヴな美術教育の形成から現在への呼応を探求するほか、アート・エデュケーションにおけるこの先の道標について議論を交えながら行います。
お気軽にご参加ください。


本トークの開催に先立ち、2000年代初めに発足した非営利団体のAAAと、2001年から教育プログラムMAD(Making Art Different =アートを変えよう、違った角度で見てみよう)を行ってきたAITは、香港と東京それぞれの場での美術をめぐるオルタナティヴな学びの場について意見を交換しました。あわせて、美術や建築、コミュニティ形成などの分野で高い関心と独自の方法論をもつ団体・アーティストを交えたラウンド・テーブルも行いました。 またAITは、今年3月に「オルタナティヴ・アートスクール・フェア」と題して、国内外に広がるアートを学ぶ場を多数紹介しました。今回、嶋田氏とAAAよりチュン氏を迎えた一連の議論と本トークを通じて、MADで受け継がれる思考と近年のアートを学ぶ場が作る新たなうねりに、今後も更なる考察を加えていきます。


2018-7- 9

ラウンジ&ミュージックイベント「ミングリアス」

【アートについて語り合おう】
日時:6月22日(金)18:30-22:00(終了予定) *19:30-20:30までミニ・トークなどあり
会場:代官山AITルーム [MAP]

*参加無料、予約不要、入退場自由
*イベント当日、会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。

過去のミングリアスの様子

AITでは、6月22日(金)18:30より、代官山のAITルームにて、ラウンジ&ミュージックイベント「ミングリアス」を開催します。
「ミングリアス」とは、【mingle(混ざり合う) + us】」という意味で、現代アートの学校MADの受講生や修了生、アートに関心がある人々が集まり、ドリンクを片手に交流を楽しむ入場無料のイベントです。 毎回、心地良い音楽やイベントテーマにちなんだドリンクやフードも楽しめます。

今回は、AITのレジデンスプログラムでドイツのザクセン=アンハルト州ハレから来日中のアーティスト、クリストフ・リドケによるミニ・トークを開催します。25万人が住む小都市ハレは、近年新しいアーティスト・コミュニティが形成されているライプツィヒに隣接し、作曲家ヘンデルの生まれ故郷でもあることからクラシック音楽の豊かな文化土壌にも恵まれています。そのハレを活動拠点とするリドケは、絵画や彫刻を起点に音楽や詩の創作を加えるなど、自身の表現形式の拡張を試みています。日本では、都市建築と空間を構成する造形物の関係性や、そこに見られるささやかな文様などをリサーチしたり、子どもたちと日本語とドイツ語を使ったワークショップを行いました。当日は、これまでの作品や滞在中の活動について紹介します。リドケの略歴はこちら>>


Left: Landschaft (Landscape), acrylic and oil on canvas, 2016 Courtesy of the artist / Right: Photo by the artist

また、森美術館チーフキュレーターの片岡真実氏が、アジアから芸術監督に初就任して話題を呼んでいる「第21回シドニー・ビエンナーレ」(6/11閉幕)に、AITスタッフが訪問しました。当日は展示写真を交えてミニレポートをお届けします。今回のシドニー・ビエンナーレのタイトルは「SUPERPOSITION: Equilibrium and Engagement」(スーパーポジション:均衡とエンゲージメント)。45年もの歴史を誇るシドニー・ビエンナーレの見どころや特徴、気になった作品など紹介します。

シドニー・ビエンナーレの様子(左:Art Gallery of New South Wales の外観 / 右:Ai Weiwei, Law of the Journey, 2017)

ほかにも、MAD生によるDJタイムでリドケが参加するほか、ミングリアス恒例のオープンマイクも予定しますので、ご自身の作品やプロジェクトを発表したい方は、ぜひご準備下さい。

海外アーティストの活動やレジデンスプログラムに興味がある方や、今年夏に芸術祭や展覧会巡りを計画している方、アートについてとにかく語り合い方など、ぜひ情報交換しましょう!
MAD生同士やご友人同士、お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

2018-6- 6

AIT Podcast vol.2:コレクティヴとは、宇宙意識、拡張する学び




2018年3月17日(土)に開催されたイベント「オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.0」のミニ・トークを収録。(37分)

ナビゲーター:中里龍造(DAYDREAM THEATER 主催/映像ディレクター)、ロジャー・マクドナルド(AIT副ディレクター)

2018-4- 3

この春、アートに触れよう!AITからお知らせ



MAD2018

▼ 現代アートの学校MAD ▼
2018年度新プログラム発表!受講生募集中!









dearMe

▼子どもとフクシとアートのラボ▼
アーティストと子どもが協働する
プロジェクト「dear Me」から学ぶ

アートと子どもと福祉を取り巻く新しい可能性
受講生募集中!









RABA

▼RADIO RABATOKYO▼
AIT(東京)とL'appartement 22(モロッコ)を繋ぐ
実験的なアートラジオ
プログラム配信中

2018-3-20

AIT Podcast はじめます!


この度、AITでは、不定期で配信する「AIT Podcast」をはじめます。
第1回目は、AITのロジャー・マクドナルドとAIT設立メンバーでありアーツ前橋館長の住友文彦氏によるアート・トークを配信します。

AIT Podcast vol.1「アルテ・ウティル (有用芸術 / Useful Art)| What Can Art Do?: MAD2018」



- アートを生きるためのひとつの「道具(ツール)」としてとらえたとき、アートは社会や個人に対してどのような役割があるのか -

近年、住友氏とロジャー・マクドナルドが注目している「アルテ・ウティル(有用芸術)」(Useful Art) ムーブメントを軸に、その考え方を提示したアーティストのタニア・ブルゲラ(キューバ)によるインタビューなどを紹介しながら、2人の知見や経験をもとに「アルテ・ウティル」の歴史と実践について話しました。

また、マクドナルドがプログラム・ディレクターを務める現代アートの学校MADの新しいシリーズ「What Can Art Do?」もまた「アルテ・ウティル」の考え方に接続しています。トークでは、今年度のMADプログラムの考え方はもちろん、オルタナティヴ・スクールやいまを取り巻く社会やアートについても言及しています。ぜひ、二人の熱い会話を楽しんでいただければと思います。

今後も「AIT Podcast」では、さまざまなゲストとのアート・トークを配信していく予定です。お楽しみに!

ナビゲーター:住友文彦(アーツ前橋館長/東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授)、ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクタ―)

2018-3-16

オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.0


〜 国内外のオルタナティヴ・アートスクールから見えてくる「新しいアートの学び」〜
日時:3月17日(土)13:00-21:00 *16:00〜 / 19:00〜 ミニ・トークあり
会場:AITルーム(代官山) [MAP]
*参加無料、予約不要、入退場自由
*イベント当日、会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。





この度AITは、現代アートの学校MAD(Making Art Different)をはじめとし、先駆的なアートの学びの場を提供している国内外の団体の協力を得て、おそらく日本初となる1日のみの「オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.0」を開催します。

アートがますます複雑でグローバルになる中で、近年はアートを学ぶ場のあり方も問われています。そもそも、アートは美術大学あるいは総合大学で学ぶべきなのでしょうか?あるいは、大学における教育とは異なる方法で、アートを学ぶことが可能だとすると、どのようなアプローチがあるのでしょうか。

当日は、20団体以上のスクール情報が閲覧できるチラシや映像による展示を行うほか、これからのアートの学びを考えるミニ・トークも実施します。
トークでは、18年間続くアートの教育プログラムMADのプログラムディレクターを務めるロジャー・マクドナルドがモデレーターとなり、表現を通じて子どもたちの自由な学びの場をつくる「dear Meプロジェクト」に関わる堀内奈穂子より、拡張するアートと社会の関係について聞くほか、インディペンデント・キュレーターの青木彬氏は自身の経験をもとに学びを通じて人々が集う場の創造性について、そして映像コレクティヴを実践している中里龍造氏は、DIYでつくる学びの現場について話をします。
こうしたトークを通じて、私たちがいま、どのようなアートの知識を求めているのか考察します。アートの学びにおけるさまざまなアプローチを巡るトークは、今起きているアートスクールの変化について考えるきっかけになるでしょう。

多様化するアートスクールの情報が一堂に会する初めての機会です。
これからアートを学んでみたい方、新たな学びに関心のある方、学んでみたいけれど自分にあったスクールがわからない方は、この機会にぜひご参加ください。

2018-3- 2

アートラジオ「RADIO RABATOKYO」

アートラジオ「RADIO RABATOKYO」開局!


公開ライブ・ストリーミング
日時:2018年3月2日(金)18:30-19:30(開場18:00)
会場:SodaCCO 1F 東京都渋谷区代官山町9-10
最寄駅:東急東横線 代官山駅より徒歩10分
入場:無料(ドリンクは有料)、途中入退場自由、要約通訳あり
主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
助成:平成29年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業

Live Streaming
[Public Broadcast]
Date: Friday, March 2nd, 2018 / 18:30-19:30(Door opens 18:00)
Place: SodaCCO 9-10 Daikanyamacho, Shibuya, Tokyo 150-0034
Admission: Free (except drinks), Free re-entry
Organize: Arts Initiative Tokyo
Support: Agency for Cultural Affairs Government of Japan in the fiscal 2017



RADIO RABATOKYO ロゴ、Special Thanks to R22

RADIO RABATOKYOは、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] と、モロッコの首都ラバトの実験的なアートスペースL'appartement 22とのパートナーシップにより開局する実験的なアートラジオです。L'appartement 22の推薦を受けて東京に滞在し、制作やリサーチを行ったアーティストのサラ・オウハッドウ(フランス在住)と、キュレーターのナタリア・ヴァレンシア(メキシコ在住)の活動をはじめ、東京とラバトからさまざまなアートプログラムをお届けします。

L'appartement 22とAITのパートナーシップは、AITが2010年に同アートスペースの創立者であるキュレーターのアブデラ・カルムを招へいし関係性を発展させ、共同プロジェクトとして可視化するという目的で生まれました。
時間や場所に制約されず発信/アクセスが出来るラジオは、世界中でアクティヴィストやアーティストに積極的に活用されています。近年、国際展や各国のオルタナティヴ・スペースでもラジオプログラムが立ち上げられるなど、ラジオは表現者の声や活動を交差させる軽やかで身近な発信手段となっています。RADIO RABATOKYOでも、東京在住のアーティストでRadio Kosatenを主宰するジョン・パイレーツ(フィリピン出身)の協力のもと、オンラインラジオを通して、サラ・オウハッドウとナタリア・ヴァレンシアの日本でのリサーチやインタビュー、L'appartement 22や各国のアートスペースのラジオ局との対談、公開ライブ・ストリーミング、また、AITが関心を持つアーティストをゲストに迎えて作品を紹介します。日本語、英語、アーティストの母国語など、多言語で発信し、東京の代官山AITルームから世界に実験的なプログラムを届けます。今後は、オウハドゥとヴァレンシアの日本でのリサーチ音声やインタビュー、AITとL'appartement 22との対話、また、AITが関心を持つ国内外で活躍するアーティストによる作品などを紹介します。

3月2日の公開ライブ・ストリーミングでは、モロッコと日本をインターネットで繋ぎ、AIT、滞在アーティスト、キュレーター、アブデラ・カルムをはじめとするL'appartement 22のゲストを交えて「住処(すみか)」をテーマにトークを繰り広げます。来場の皆さんや会場の様子も一緒にライブ発信しますので、是非、ライブ・ストリーミングをリアルタイムで楽しんでみたい方はご参加ください。(遠方でもライブ・ストリーミングにてお楽しみ頂けます)

今すぐブックマーク!「RADIO RABATOKYO」
今後も不定期にアーティストやキュレーターによるプログラムをお届けします。
どうぞお楽しみに。




R22 in Gwangju, South Korea / Abdellah Karroum (left) interviewing Okwui Enwezor, Artistic Director, at the Gwangju Biennial 2008


[配信プログラム / Radio Programs]

What's Up? Conversations
L'appartement 22とAITがアート談義を繰り広げます。
By connecting with L'appartement 22, this program aims to explore art through conversations.


Interview
モロッコの工芸や伝統文化、文化人類学、自然と人間、スピリチュアリティなど、招へいアーティストやキュレーターの活動やリサーチ領域についてインタビューします。
It features interviews of invited artists and curators of topics such as Moroccan handicrafts, traditional culture, cultural anthropology, nature and human, and spirituality.


Sound Pieces
AITが関心を持つアーティストを招き、彼らの作品を紹介します。
Introduces other artists to showcase their works.


Rally in the Streets
サラ・オウハッドウとナタリア・ヴァレンシアが、東京や日本各地で繰り広げるリサーチを通して訪れた場所や出会った人との会話を公開します。
Sounds and conversations taken from Tokyo and other places of Japan during research by Sara Ouhaddou and Natalia Valencia.



AIT is happy to announce a collaborative residency and radio project with the alternative art space L'appartement 22 in Rabat, Morocco.

The partnership between AIT and L'appartement 22 began in 2010 with the residency in Tokyo of its DIrector and curator Abdellah Kharroum. L'appartement 22 has been creating a radio project online called Radio Apartment 22, and from this initiative AIT decided to work with L'appartement 22 to set up the alternative radio project RADIO RABATOKYO.

RADIO RABATOKYO will invite many guests to participate in audio discussions and projects, as well as work closely with the two residents, Sara and Natalia who will share their research in Japan.

A live radio show will be held at AIT space on March 2, and a live link established with Morocco. AIT curators, artists and curators from Morocco will discuss the topic 'Sumika', meaning 'home'. We hope to create a relaxed atmosphere in which to record the radio program and everyone is welcome to join!

"RADIO RABATOKYO"
RADIO RABATOKYO will present more contents presented by artists and curators visiting Tokyo.
Stay Tuned!



R22 Radio in the Rif Mountains, for "R22 Bruxel O'Ndra", 2010

2018-2-20

公開制作 イベント 泉太郎「Pool Moon プール・ムーン」

公開制作 泉太郎「Pool Moon プール・ムーン」
日時:2018年3月3日(土)14:00-17:00 (13:30受付開始)

会場:AITルーム(代官山)
入場:無料(ドリンクは有料)、途中入退場自由

泉太郎 パレ・ド・トーキョー(パリ)での個展
泉太郎パレ・ド・トーキョー(パリ)での個展2017年(参考図版)写真提供:Palais de Tokyo
Courtesy of Galerie GP & N Vallois, Paris and Take Ninagawa, Tokyo
Photo by André Morin


この度AITでは、映像作家、泉太郎による公開制作「POOL MOON」を代官山AITルームにて開催します。

泉太郎は、映像を主な媒体として、ドローイングやインスタレーションなど、多様な表現で観る者の意識をずらす空間を創出する作品を展開しています。昨年フランス、パレ・ド・トーキョー(パリ)で行われた個展では、パフォーマンスや映像作品を元に、動物の遠吠えが響き渡る、絵画のような展示空間を作り出し、話題を呼びました。


今回、泉は「人の膝を発掘する」かのように、撮影した人々の膝に月を見出して絵を描く公開制作イベントを行います。アーティストの目には膝や肘などの関節がどんな風に映っているのか、その謎にみなさんと共に近づけたらと思います。公開制作も体験しながら、トークで作家の話も直接聞くことができる貴重な機会です。

「膝のドローイング」対象者は、2017年5月に「メルセデス・ベンツ アート・スコープ2015-2017―漂泊する想像力」展(会場:原美術館)にて発表したインスタレーション作品、「浮き尻(遅刻の夢を見る12人以上の徘徊マニア)」に出演された方々としています。

公開制作の見学、トークへはどなたでもご参加いただけます。 皆さまのお越しをお待ちしています。

2018-2-14

AIT ARTIST TALK #73「Low Relief / Unreal Estate」

>>> English


AIT ARTIST TALK #73
「Low Relief / Unreal Estate」
〜オランダよりアーティストのマリーナ・ヴィシックとクセニア・ガレイヴァを迎えて〜
日程:2018年2月27日(火)
時間:19:00 - 21:00(18:30 開場)
場所:代官山AITルーム
協力:Mondriaan Fonds、オランダ王国大使館
*有料(1ドリンク付き) / 要予約 / 逐次通訳あり



AIT ARTIST TALK #73
"Low Relief / Unreal Estate"
Artist Talk by Marina Višić and Ksenia Galiaeva from the Netherlands
Date: Tuesday, February 27, 2018
Time: 19:00 - 21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
Support: Mondriaan Fonds, Embassy of the Kingdom of the Netherlands
*All admission with 1 drink / Booking required / Consecutive translation available



Marina Višić / (Left) Studio experimentation with compositions, 2017 / (Center) Bankside Sulphur, 2017, video loop / (Right) Stills from Oriel, 2017, detail of 3 channel video installation


Ksenia Galiaeva / (Left and Center) 'Mt Knee' / (Right) 'Cloudscreens'


AITでは、オランダにある芸術文化機関Mondriaan Fondsとの連携により、4月7日までレジデンス・プログラム で東京に滞在しているアーティストのマリーナ・ヴィシックと、2012年に同プログラムで日本に滞在したアーティストのクセニア・ガレイヴァによるトークAIT ARTIST TALK #73「Low Relief / Unreal Estate」を2月27日(火)19時より開催いたします。

マリーナ・ヴィシックは、映像の領域にどのような質感や動きが取り込まれているのかをリサーチしながら創作活動を行っています。彼女の作品においては、イメージと身体の関係性と同様に、重要な要素として演出が挙げられます。この滞在中は、小説家・谷崎潤一郎による『陰翳礼讃』(英:In Praise of Shadows)や黒澤明の映画に見られる建築・地理的参照点に影響を受け、光や影、素材とその表情など日本の古典的美学についてもリサーチを行っています。

クセニア・ガレイヴァは、写真を主な表現として活動しています。ロシアにある別荘で過ごす自身の家族を20年にも渡って撮影したプロジェクト'Unreal Estate'では、どのような手法が記憶に影響を与え、誘導されるのか、また、何が私たちの認識を操るのかを探求しています。これらをガレイヴァは「autobiographical fiction(自叙伝的フィクション)」と言い、自身の人生を語るツールとして使用しています。ガレイヴァは他にも視覚芸術としての写真メディアと私たちの感性との関係性を問う作品を数々制作しています。

ふたりは、映像や写真など異なるメディアを用いながらも、見る行為を通して私たちの感性や認識がどのように刺激され記憶に接続されるのかという問いについて、さまざまな試みを行っています。
このトークでは、近年の作品やプロジェクトを紹介するとともに、滞在中に日本で経験したことが、その後の創作にどう影響しているかなど、幅広い話題を取り上げます。

みなさんのお越しをお待ちしています。

2018-2-11

「YEBIZO MEETS」視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ in 恵比寿映像祭

「YEBIZO MEETS」 地域連携発信 特別イベント
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ in 恵比寿映像祭

日時:2018年2月18日(日)15:00 - 17:00[2月12日(月)正午締切]
   2018年2月24日(土)11:30 - 13:30[2月18日(日)正午締切]
会場:東京都写真美術館(恵比寿)
※要事前申し込み/会場は代官山AITではありませんのでご注意ください。

AITでは、第10回恵比寿映像祭の地域連携特別イベント「YEBIZO MEETS」の一環として、「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ in 恵比寿映像祭」を会期中に2回開催します。



「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ in 恵比寿映像祭」

第10回恵比寿映像祭では、メイン会場の東京都写真美術館のほか、隣接する恵比寿ガーデンプレイス センター広場や、日仏会館で展示作品をご覧いただけます。作品解説を行うガイドツアーとは別に、メイン会場の作品を、見えない人も見える人も一緒に鑑賞します。作品の見え方、感じ方を言葉にしながら、「見えていること」「見えていないこと」、あるいは情報の受け取り方の違いについてなどを参加者同士で話し合います。


視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ in 恵比寿映像祭
[参考写真] Photo by Nakajima Yusuke


【視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップとは】
障害の有無にかかわらず、多様な見方の人が集まり、言葉を交わしながら一緒に美術鑑賞をするワークショップです。さまざまな視点を持ち寄ることで、一人では出会えない新しい美術の楽しみを発見できるはず。誰もが気軽に美術館を訪れて、感じていることや印象、考えを自由に語り合う、そんな美術鑑賞のスタイルを目指しています。


YEBIZO MEETS チラシ表紙
  画像:YEBIZO MEETSチラシ表紙

>>>YEBIZO MEETSチラシを見る( PDF


2018-2- 8

「YEBIZO MEETS」地域発信トーク 視覚の果て:アーティストが見えない世界をどう描いてきたか

「YEBIZO MEETS」 地域発信トーク
視覚の果て:アーティストが見えない世界をどう描いてきたか

日時:2018年2月15日(木)18:00-19:30
会場:東京都写真美術館1Fスタジオ(恵比寿)
※会場は代官山AITではありません、ご注意ください。

AITでは、第10回恵比寿映像祭の地域連携特別イベント「YEBIZO MEETS」地域発信トークの一環として、AITが2001年より開講する、現代アートの学校MADのプログラム・ディレクター、ロジャー・マクドナルドによる第10回恵比寿映像祭のテーマを読み解くトークを、恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館にて開催します。




「視覚の果て:アーティストが見えない世界をどう描いてきたか」

写真や映像技術が生まれる遥か昔。私たちの祖先はその想像力を深い洞窟内に描いていました。同じように今日のアーティストたちも人間の目では見えないものを捉え、作品を生み出しています。宗教的、精神的、超越的なものとして語られていた感情や体験を、アーティストたちはどのようにして表現してきたのでしょうか?

「視覚の果て:アーティストが見えない世界をどう描いてきたか」では、第10回恵比寿映像祭のテーマである"インヴィジブル(見えないもの)"を読み解くとともに、ユニークな視点でアートの歴史を見ていきます。


YEBIZO MEETS チラシ表紙
  画像:YEBIZO MEETSチラシ表紙

>>>YEBIZO MEETSチラシを見る( PDF

2018-2- 8

高川和也『極点の現れ』−映像作品上映+京都舞鶴、旧日本海軍第三火薬廠リサーチ報告会



「第10回恵比寿映像祭」地域連携プログラム
高川和也『極点の現れ』 −映像作品上映+京都舞鶴、旧日本海軍第三火薬廠リサーチ報告会」

日時:2018年2月24日(土) 14:00 - 16:00 (13:30 開場)
会場:代官山AITルーム *入場無料(フード・ドリンクは有料)/ 事前予約制

Partnership event of The Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2018
"Film Screening and Talk by Takagawa Kazuya"

Date and Time: Saturday, February 24, 2018. 14:00 - 16:00 (13:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room *Admission Free (Charges apply for food and drink) / Reservation required


左:旧日本海軍第三火薬廠の跡地 / 右:舞鶴、元工廠動員学徒が記した日記より


AITでは、2月24日(土)に「第10回恵比寿映像祭」地域連携プログラムの一環として、アーティスト高川和也による映像作品上映と京都の舞鶴に滞在した際のリサーチ報告会を開催します。

高川は、主に映像やテキストを中心としたインスタレーションを発表しています。その多くは、自己と他者の境界線を主題にし、誰かの経験や思考を自己に取り込むことや、内在する他者の存在について、哲学や精神医学などの思考や歴史を参照しながら制作しています。自らの心理実験とも捉えられる作品の数々からは、不可思議なアイデンティティの輪郭が映し出されます。
そうした制作の主題を軸に、様々な場所、世代、体験から生まれる他者の「絶望に耐えるための言葉」の収集をすべく、2017年9月に、AITの堀内奈穂子がゲスト・キュレーターとして参加した京都、舞鶴のアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加し、現地に1ヶ月間滞在しました。かつての軍港であった舞鶴は、アジア・太平洋戦争時代に国内屈指の火薬工場、旧日本海軍第三火薬廠を有し、当時は学徒動員も含め約5000人が働いていました。高川は、同地のそうした文脈に着目し、かつての学徒であった人々へのインタビューや、舞鶴空襲に関する証言を編纂した関本長三郎氏との対話を通し、極限の状態にあった人々がどのような言葉を紡ぎ出すのかリサー チを行いました。
今後、こうしたリサーチは、戦争の歴史に限らず、異なる時間や場所、また、身の回りで出会う人々へのインタビューを通して、現代における格差や差別、孤独、喪失、怒り、無力感の中から絞り出される言葉や、そうした状況に立ち向かう創造についても収集範囲を広げながら、新作へと昇華させます。 当日は、高川が舞鶴で出会った関本長三郎氏と、高川が暮らす川崎で、在日であるアイデンティティをラップを通して言葉に紡ぎ、近年は身寄りの無い高校生にラップを教えるFUNI氏を迎え、「言葉」の先に現れるものについて対談を行う他、高川が心理カウンセラーとの対話を通して自己を記録した映像作品《ASK THE SELF》の上映を行います。

一見結びつかないとも言えるラップと手記の編纂が、高川の実践や言葉の収集を通してどのように紐づけられていくのか、また、遠く感じる人々の記憶について、一緒に考えてみませんか。みなさんのご来場をお待ちしています。

2018-2- 7

AIT ART TOUR 2018


AIT ART TOUR 2018 第一弾 お申込受付中
【香港で世界最大規模のアートフェアを体感!】

「アート・バーゼル香港」とインディペンデント・アートスペースが作り出す香港アートシーンの今 を巡るツアー4日間

2018年 3月29日(木)- 4月1日(日)

1)MAD受講生・修了生およびAITハウス・サポートメンバー/学生 167,500円(税込)
2)一般 179,500円(税込)
最小催行人員: 8名 (定員:15名前後)
「アート・バーゼル香港」の入場チケットを含む(VIPラウンジへのアクセスも可能)
*以下の費用が別途、事前のお支払いとなります。(お一人様)
・燃油サーチャージ 5,000円(2/1より概算)/成田空港利用料 2,670円(旅客保安サービス料込み)/各国諸税 3,000円(概算)/一人部屋追加代金(ご希望の場合)



左:Art Basel in Hong Kong 2017 © Art Basel 右:Kimsooja, Kukje Gallery / Tina Kim Gallery © Art Basel


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早期「お問合せ」割引!
このツアーに興味がある方は1月26日(金)までお問い合わせください!
ツアーの参加可否に関わらずお名前を預からせていただいた方が本申込の際には、ツアー代金より10,000円を割引いたします。まずはお電話かメールで、ワイルドナビゲーションまでご連絡ください!
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AITでは、ドクメンタ14とミュンスター彫刻プロジェクトを訪れた昨年のツアーに続き、香港で行われる世界最大規模のアートフェア「アート・バーゼル香港」を中心に、先鋭的な展覧会とプログラムを行うアートスペースを視察するツアーを企画しました。AITの東海林慎太郎が、熱気溢れる香港のアートシーンの今をナビゲートいたします。

「アート・バーゼル」(Art Basel)は、スイスのバーゼル、アメリカのマイアミビーチに加えて香港で行われ、近代から現代のアート作品を扱う世界で最も重要なアートフェアです。昨年の「アート・バーゼル香港」では、34カ国と地域から242軒のギャラリーが参加。開催5日間で8万人にも及ぶ来場者が、会場の香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターに足を運びました。今年も同センターの巨大な2つのフロアは、絵画や彫刻・写真・映像・インスタレーション・プロジェクトなど、次世代を担う気鋭のアーティストから世界的に知られるアーティストによる作品が展示されます。そこに、卓越したこれらの作品との出会いを求めるアート・コレクターや美術関係者をはじめ、大勢の観客が世界中から訪れます。

また香港は、各都市で多角的な展開を行うギャラリーも軒を連ねています。今春は、ニューヨークとロンドンに拠点を構える「David Zwirner」、スイスのほかニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンにもギャラリーを持つ「Hauser & Wirth」も新拠点を香港にオープンさせ、シーンを更に加速させます。

大規模なアートフェアや国際的なギャラリーの進出、またアジア最大と言われる現代美術館「M+」がこれから開館する一方で、香港のアートNPOやインディペンデント・アートスペースは、どのような活動を展開しているのでしょうか。

本ツアーでは、アジアの経済や美術の中心地として発展を続ける香港のアートシーンを視察すると同時に、その今後の行方や展望なども探ります。
「アート・バーゼル香港」の開催期間中は、多くのサテライト・イベントも行われ、華やかさが増す香港。ご希望にあわせて延泊などのプラン変更にも対応可能ですので、ご希望の方はお早めにご相談ください。

2018-1-19