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「Total Arts Studies 2020」アーカイヴ配信・販売のお知らせ



初の試みとしてオンラインでの開催となった「Total Arts Studies2020」は、おかげさまで無事に全プログラムが終了し、幅広い層の方たちとともに、気候危機や精神的ケアと芸術というテーマを通して、私たちが生きる「今」について考えることができました。
また、アーカイヴ視聴について、見逃し配信や再度開催を希望するお問い合わせを多数頂き、大変感謝しております。ありがとうございます!
つきましては、一部のレクチャーのアーカイヴ(録画映像)を改めてpeatixにてチケット販売いたします。

《販売期間:2020年12月18日(金)〜2021年1月11日(月・祝)まで》
*ご参加いただいた受講生のみなさんは、継続してpeatixの「イベント視聴ページ」より引き続き視聴が可能です。

ぜひこの冬、これからのアートの役割についてじっくり学んでみてはいかがでしょうか。
みなさまのご参加お待ちしております。


UBIA (宇宙美術アカデミー)ゼミ「静かになった美術館:パンデミックや気候危機からアートを考える」より
講師:ロジャー・マクドナルド(AIT、フェンバーガーハウス館長)

1)気候変動危機の今:社会の崩壊、適応、希望& 2020年気候危機ヘッドラインニュースを振り返る(10月28日開催)
世界中で気候変動による災害や影響が増加している中、多くの人が関心を持ち、自分たちの生活と関係する問題についてどう向き合い、どのような「適応力」が求められるのか。これからの生活、教育や文化芸術について考察します。
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2)地球絶滅適応探知センター:気候危機やパンデミックと芸術から学べる適応法(11月11日開催)
さまざまな絶滅の危機に対して、より良く生きるための「知恵」や「適応」をどのように考えてきたのか?20世紀を生き抜いた芸術家たちの表現や思考などを紹介しながら、芸術のもう一つの「有用性」の可能性について考えます。
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3)ズームインアート:コロナの時代に「ギガピクセル」のアート作品を見る(11月18日開催)
2011年にGoogle が公開した「アートプロジェクト Arts & Culture」は、アート作品の表面に「突入」することができるようになりました。こうしたアートの鑑賞体験はどのような性質を持っているのでしょうか。そこには、今まで語られてきた美術史や美学を超えるもう一つの鑑賞方法が生まれているのでしょうか。この新しいデジタル複製についての批評や考え方について議論します。
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dear Me ゼミ「見えるものと見えないものからアートとココロを考えるオンラインシリーズ 多様な当事者とアートの学び・体験を考察する」より

1)dear Me!!ー実験教育の歴史、アートと子どもの実践から(10月29日開催)
講師:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
さまざまな環境下にある子どもたちとアーティストをつなぐ「dear Me」プロジェクトの実践を紹介しながら、美術史の中の子どもの存在や、実験教育の歴史とアートの関係を紐解きます。

2)多様なアートの「学び」を分かち合う場へ - パンデミックの美術館、アーティスト(11月12日開催)
講師:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
近年の「アート処方」のさまざまな取り組みと共に、美術館やアーティストによる多様な当事者に向けた鑑賞プログラムなどを紹介しながら、ダイナミックに動き続ける私たちの心や記憶にアートがどのように作用し得るのか、考えます。
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3)メンタルヘルスとアートの有用性 - オランダ、フィフス・シーズンを迎えて(11月26日開催)
講師:エスター・フォセン(フィフス・シーズン ディレクター、キュレーター)
モデレーター:堀内奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)
フィフス・シーズン(The Fifth Season)のディレクター、エスター・フォセン氏を迎えて、オランダでのパンデミックの状況やアートと福祉の関係について、近年の具体的な活動についてお聞きします。
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2020-12-17