AIT SLIDE TALK #5
「ドクメンタ11とマルチカルチュラリズム」
―ドクメンタ11の共同キュレーター、サラット・マハラジ氏を迎えて―
スピーカー:サラット・マハラジ(ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ教授、フンボルト大学教授、ロンドン/ベ ルリン在住)
日時:2002年10月21日(月)18:30 - 20:30
場所:代官山AITルーム
主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
協力:熊本市現代美術館
定員:40名(予約制)
参加費:MAD メンバー・学生 1200円/一般1500円
*逐次通訳あり。1ドリンク付き
このたび、AITでは来る10月21日(月)代官山のAITルームにて、AIT SLIDE TALK #5 「ドクメンタ11とマルチカルチュラリズム」を開催いたします。マハラジ氏は10月12 日に開館した熊本市現代美術館のアドバイザーで、同美術館主催の講演会のため来日します。このスライドトークは熊本市現代美術館のご協力によって実現いたしました。
マハラジ氏は、今年の6月から9月にかけてドイツのカッセルにて開催された国際的な展覧会「ドクメンタ11」に、共同キュレーター6名のうちの1人として参加しました。南アフリカ共和国生まれ、英国育ちといった彼自身の境遇を通 して語られる<他 者>について、グローバリズムとローカリズムが拮抗する現況における現代美術について、そして「ドクメンタ11」について、マハラジ氏独自の見解を伺う予定です。現代美術に興味のある方、現代思想に興味のある方、また、今年の「ドクメンタ11」の ことをもっと知りたいという方は、この機会にご参加いただけますよう、心よりお待ち申し上げます。
注)今回のトークは、基本的に逐次通訳となりますが、一部、専門的な内容となるこ とが予想されるため、ある程度の英語力を有する方が対象となることをご了承ください。
[サラット・マハラジ氏 略歴] 1945年、南アフリカで生まれ。後にイギリスへ移住。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにて美術史教授を務め、文化的変容、現代美術の実践を中心に研究。ニューヨーク大学グレイアートギャラリーにおける企画展「Interrogating Identity」や、1993年ヴェニス・ビエンナーレにおけるリチャード・ハミルトンのカタログ などに執筆。シドニー・ビエンナーレ、イスタンブール・ビエンナーレ、カイロ・ビ エンナーレ、ニューヨークのディア・センターなど、様々な展覧会において講演を行う。「ドクメンタ11」の共同キュレーター。
2002-10-21