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「ゆるんだ遠近法」展

会期:2017年1月14日(土)-2月5日(日)
*オープニングレセプション:1月14日(土) 18:00-20:00
開廊時間:11:00-19:00 (月曜休廊)
*入場無料
会場:gallery COEXIST-TOKYO(東京都江東区木場3-18-17)

★アーティスト・トーク:1月28日(土)14:00より 会場:AITルーム(代官山)★

「ゆるんだ遠近法」展



AITは、江東区木場にあるギャラリーgallery COEXIST-TOKYOにて、若手芸術家の育成を目的に、若手アーティスト6名によるグループ展『ゆるんだ遠近法』をARTISTS' GUILDアートト/art toと協力して開催します。

本展は、人と人の関係をさぐることをテーマにした展覧会です。
年をとり気づかぬうちに少しずつ変わってきた親子、毎日ルーティンをこなす労働者とそれに疑問を抱く人、同姓同名ながらまったく違った人生を歩んだ二人、メディアに取り上げられる人とそれを受け取る人。
人がいる分だけそれらの関係は多様さを極め、その時代や社会の複雑な状況や雰囲気を映し出します。
本展のアーティストたちは、身近にいながらも見過ごすことのできない人たちと関係をとりつつ、それを作品化しています。 関係をとるということは、もしかしたら距離やコミュニケーションのしかたを調節するということ、そしてそれは終わりのない作業であるのかもしれません。
彼ら彼女たちの、人とのかかわりと距離がどのように表され、「今っぽさ」を語りだすのか、ご期待ください。


*本展覧会は、AITと文化庁が、次代の芸術家育成を目指して開講しているアーティスト・プラクティス 2016の一環で企画制作され、美術家の森弘治、小泉明郎、森田浩彰、キュレーターの小澤慶介、コーディネーターの杉本ひと美が1年をかけて若手アーティストを指導しています。



アーティスト・トーク開催決定!
本トークでは、2016年5月より開講したアーティスト・プラクティス2016コースを受講した6名の作家が何を学び、それをどう表現へと昇華させたかなどを含め、本展で発表している作品についてプレゼンテーションを行います。
入場無料・予約不要ですので、こちらもあわせてご参加ください。みなさまのご来場をお待ちしております。(モデレーター:小澤慶介)

*トーク会場は、代官山AITルームで行われますので、お間違いのないようにお願いします*

日時:2017年1月28日(土) 14:00 - 16:00 (13:30 開場)
会場:代官山AITルーム(東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403) [ MAP ]
定員:30名 *イベント当日、会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。
参加費:無料(予約不要)


主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]、文化庁
制作:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
協力:ARTISTS' GUILDアートト/art to
文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

AP_bunkacho_AIT_Logo

問い合わせ先:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
Tel: 03-5489-7277 E-mail: artistpractice@a-i-t.net






[ 出品作家紹介 ] *作品写真は過去に発表したものです。


上竹真菜美 Manami Uetake
1988年鹿児島県生まれ。現在、東京藝術大学大学院美術研究科在籍中。2015年にロンドン芸術大学チェルシーカレッジ交換留学。個展として「Still Ongoing」(TAP Gallery、東京、2016)がある。

Manami Uetake
Still Ongoing 2015年 / 写真



佐々木かなえ Kanae Sasaki
1983年山梨県生まれ。2009年に多摩美術大学大学院美術研究科を修了。主な個展に、「となりの境界線」(新宿眼科画廊、東京、2015)、「Lace ―日常模様―」(新宿眼科画廊、東京、2012)など。また、主なグループ展に、「富士の山ビエンナーレ2016」(静岡各所、2016)、「ワンダーシード2016」(トーキョーワンダーサイト、東京、2016)、「トーキョーワンダーウォール公募2011入選作品展」(東京都現代美術館、東京、2011)、「ROKU」(ISE Cultural Foundation Gallery、New York、2011)、「The 2nd COREDO Women's Art Style」(コレド日本橋、東京、2010)などがある。

Kanae Sasaki
《富士観光》 2016年 / 木・壁紙 / H220×W185×D140cm



鈴木貴徳 Takanori Suzuki
1983年神奈川県生まれ。2005年に東洋美術学校視覚伝達デザイン科を修了。主なグループ展に「ホンマタカシワークショップ 選抜展」(青山ブックセンター、東京、2011)など。

Takanori Suzuki
Cho Uresii 2014年 / デジタルデータ / サイズ可変



根本祐杜 Yuto Nemoto
1992年千葉県生まれ。2015年日本大学芸術学部美術学科彫刻コースを卒業し、現在東京芸術大学修士課程美術学科彫刻科に在籍。パブリックコレクションとして、藤垈の滝大窪いやしの杜公園(山梨県笛吹市)に「根本祐杜先生像」がある。

Yuto Nemoto
naked lunch 2015年 / ミクストメディア/ 90×488×244cm




原田 賢幸 Masayuki Harada
1978年東京都生まれ。2011年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コースを修了。 主な個展に「昨日のこととは露知らず」(waitingroom、東京、2015)、「三日前に一度きり」(GalleryAnAsukayama、東京、2013)、「おそらく一寸前。あるいは一寸先の。」(Art Center Ongoing、東京、2011)、「continue#1 チアリング タイフーン」(CAMP(continue)、東京、2009)など。また主なグループ展に「感性の法則」(マキイマサルファインアーツ、東京、2016)、「黄金町バザール2014」(黄金町エリアマネジメントセンター、横浜、2014)、「第13回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館、川崎、2010)など。

Masayuki Harada
《四方山話が突然に。》 2016年




渡邊拓也 Takuya Watanabe
1990年東京生まれ。2016年に東京藝術大学大学院美術研究科を修了。 個展として、「作った(られた)ものから考える。」(トーキョーワンダーサイト、東京、2015)、「ニチジョウノサケメ」(トキ・アートスペース、東京、2014)、また主なグループ展に「アートアワードトーキョー 丸の内 2016」(丸ビル1階マルキューブ、東京、2016)、「トーキョーワンダーウォール公募2014入選作品展」(東京都現代美術館、東京、2014)など。受賞歴に「アートアワードトーキョー 丸の内 2016」審査委員賞(東京、2016)など。

Takuya Watanabe
《道具と作ることのインスタレーション -case1-》 2015年 / セラミック





2016-12-19