ラウンジ・イベント「ミングリアス」
『現代美術キュレーター・ハンドブック』の著者が語る!
〜 究極の現場術:知っているようで知らないキュレーターの仕事 〜
ゲスト:難波祐子(キュレーター)
日時:2016年2月6日(土)18:30-21:30 *19:00-20:00までミニ・トークあり
会場:代官山AITルーム [ MAP ]
*参加無料、予約不要、入退場自由
*イベント当日、会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。
左:『現代美術キュレーター・ハンドブック』
右:目【め】《世界に溶ける》2014、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014での展示風景、写真:麻野喬介
AITでは、2月6日(土)の18:30から21:30まで、代官山のAITルームにて、ラウンジ・イベント「ミングリアス」を開催します。「ミングリアス」とは、現代アートの学校MADの受講生や修了生、アート好きな人々が集まり、ドリンクを片手に交流を楽しむ入場無料のイベントです。
アートの新たな魅力を世に出すキュレーターの仕事とは?
『現代美術キュレーター・ハンドブック』出版記念ミニ・トークを開催!
今回は、「キュレーターの仕事」をテーマに、キュレーターの難波祐子さんをゲストに迎え、ミニ・トークを開催します。
昨年9月に出版された著書『現代美術キュレーター・ハンドブック』では、キュレーターに求められる素養や魅力、また、展覧会を開催するまでの企画から実務に関わる資金調達や書類の作成方法まで、この一冊があれば、キュレーターの仕事が具体的に理解できる手引き書として話題になりました。
近年、作品を発表する場は、美術館やギャラリー、アートフェアだけでなく、商店街の一角や、ある家の一室など、オルタナティブな場所で、手探りながらも魅力的な展覧会が数多く開催されています。
こうした展覧会開催の背景には、キュレーションを学ぶ場が増えてきたことや、実験的なオルタナティブ・スペースが続々と生まれ、様々なアイデアをグローバルに共有できるようになったことなどが挙げられるのではないでしょうか。
しかしながら、そのアイデアを実際に形にするためのノウハウや、展覧会プランが現実的にスムーズに実施され、万全な体制が整っているかというと、依然として多くの課題が残されています。
今回のミニトークでは、『現代美術キュレーター・ハンドブック』を軸に、今まで難波さんやAITが手がけてきた展覧会を例に挙げながら、展覧会の企画から実施までに至るまでの実務的な活動や、苦労話など、知っているようで知らなかったキュレーターの実態についてお話を伺います。
キュレーターの仕事に興味のある方や、いま、まさに展覧会を企画している方、アートとの新たな関わり方を探ってみたい方は、ぜひ、ドリンクやスナックを片手に、ゲストとの交流を楽しんでみませんか?
これからMADを受けてみたいという方にもオススメです。
皆さまのご参加をお待ちしています。
[ 概要 ]
日時:2016年2月6日(土)18:30-21:30 *19:00-20:00までミニ・トーク有
場所:代官山AITルーム (渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403)
主催:NPO法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
協力:作田知樹、青弓社
参加無料、予約不要、入退場自由
*ミングリアスは禁煙のイベントです。
*ご予約は受け付けておりませんので、当日は直接会場にお越しください。
*会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。
[ プロフィール ]
難波祐子(キュレーター)
|
東京都現代美術館学芸員を経て、展覧会などの企画運営をおこなうI plus Nを設立。 著書に『現代美術キュレーターという仕事』、共編著に『ビエンナーレの現在』(ともに青弓社) 企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010年)、「呼吸する環礁 ーモルディブ・日本現代美術展(モルディブ国立美術館、マレ、2012年)など 札幌国際芸術祭2014プロジェクト・マネージャー(学芸担当)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014キュレーター、「"TOKYO"ー見えない都市を見せる」共同キュレーター(東京都現代美術館、2015年)。 |
モデレーター:堀内奈穂子(AIT)
*ミングリアスとは、「混ざり合う」という意味で、AITが不定期に開催するラウンジ・イベントです。 AITのレジデンス・プログラムで東京に滞在する海外アーティストや、現代アートの学校MADのレクチャラーや受講生、アート関係者など、現代アートに関心のある人々が集まり、音楽やドリンクを楽しみながら交流をします。
2016-1-20