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映像展+トーク『ムーラン・ド・ラ・ギャレットでカラオケを』


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「第8回恵比寿映像祭」地域連携プログラム
アティコム・ムクダプラコーン(タイ)企画による映像展
『ムーラン・ド・ラ・ギャレットでカラオケを』

日時:2016年2月12日(金) - 20日(土)11:00-19:00 *日曜休み
会場:代官山AITルーム
*オープニング・レセプション:12日(金)19:00-21:00(開場18:30)*19:30よりトークあり


Photo by Atikom Mukdaprakorn (Reference image for the exhibition)



この度AITでは、「第8回恵比寿映像祭」地域連携プログラムの一環として、タイよりアーティストのアティコム・ムクダプラコーンを招き、2016年2月12日(金)より 20日(土)まで、映像展『ムーラン・ド・ラ・ギャレットでカラオケを』を代官山AITルームで開催します。

恵比寿映像祭は、映像作品の上映のみならず、ライヴやトークセッションを複合的に行うユニークな祭典です。8回目となる今回は「動いている庭」をテーマに、2月11日(木・祝)から10日間に渡り、恵比寿ガーデンプレイスにあるザ・ガーデンホールを中心に開催されます。同展の地域連携プログラムとなる『ムーラン・ド・ラ・ギャレットでカラオケを』は、タイ・チェンマイ在住の気鋭のアーティスト、アティコム・ムクダプラコーンのキュレーションによる映像展です。2011年にチェンマイで結成されたアーティヴィスト集団(Artist + Activist)が主催した展覧会を、東京ヴァージョンにアレンジして再現します。近年のタイにおいて、政変によりますます厳しくなる言論統制や表現の自由の制約により、アーティストの活動も影響を受けざるを得ない状況にあります。本展では、ミュージック・ビデオ、カラオケなどの手法を巧みに取り入れて制作された映像集を展示し、そのような社会・政治的状況に対するタイの若手アーティストたちのリアクションに眼差しを向けます。

12日(金)のオープニングレセプションでは、ムクダプラコーンによるトークを交え、タイのアートシーンから垣間見える社会や政治、そこでの自由と不自由さなどを丁寧にひも解くことを試みます。ムクダプラコーンがこれまで関わったアーティスト達や様々なプロジェクトは、私たちに何を語りかけるのでしょうか。通訳には、タイ文学研究者の福冨渉氏をお招きします。

当日は、タイ料理レストラン、クルア・ナムプリックさんからのドリンクやスナックもお楽しみいただけます。ぜひ、ご参加ください。
みなさんのご来場をお待ちしています!


[概要]
「第8回恵比寿映像祭」地域連携プログラム企画
『ムーラン・ド・ラ・ギャレットでカラオケを』
アティコム・ムクダプラコーン企画による映像展
日時:2016年2月12日(金) - 20日(土)11:00-19:00 *日曜休み
*オープニング・レセプション:12日(金)19:00-21:00(開場18:30)*19:30よりトークあり
会場:代官山AITルーム(渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403)
入場無料(フードとドリンクは有料)
主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
平成27年度 文化庁 文化芸術の海外発信拠点形成事業

Food & Drink by 自由が丘タイ料理レストラン「クルア・ナムプリック

[鑑賞をご希望の方へお知らせ]
事前予約は不要です。会場に直接お越しください。
*会場はマンションの一室になります。スペースの都合上、入場を制限する場合があります。

Facebook Event Page: https://www.facebook.com/events/518022821711316/

○アティコム・ムクダプラコーン 略歴
Atikom Mukdaprakorn
1981年タイ・バンコク生まれ、チェンマイ在住。アーティストとデザイナーによるグループ「mute mute」の共同設立者。mute muteは、アートや文化に限らず、多様な社会活動において、認識を押し広げる相互議論の場を模索している。ムクダプラコーンは、特にタイ国内における写真、表現の自由、アートの現状など、同国のメディア/アート文化に関心を持ち、社会状況が常にそうしたメディア/アートによって投影されることに着目している。現在は、チェンマイで2013年に発足されたプロジェクト「チェンマイ・アート・カンヴァセーション」の活動に関わる。近年の主な活動に、メディアアートプロジェクト「Art Jockey」(バンコク芸術文化センター、バンコク、2015) 、mute muteによるグループ企画「Mycelioid Adjustment」(ギャラリーシースケープ、チェンマイ、2014)や「Run for No One/ART AIDS (Thailand 2012): You Are Not Alone 」(バンコク、2012)ほか数多くのアートプロジェクトを手がけている。

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通訳:福冨渉(Sho Fukutomi)
東京外国語大学大学院博士後期課程。専門はタイ現代文学。共著書に『タイを知るための72章』(明石書店、2014)、『いま、世界で読まれている105冊 2013』(テン・ブックス、2013)など。論文に「私たちは暗闇の中で再会し、仄かな希望の光を共に探す」(Aan Yon Yuk、タイ語)など。翻訳にサカーリーヤー・アマタヤー「禁」「太陽は見えない」(『東南アジア文学』13号)などがある。


※なお、3月12日(土)には、アティコム・ムクダプラコーンをはじめ、タイよりキュレーター、アート・ディレクター、ライターを招いてのトークイベントを開催いたします。詳細はAITのホームページにて近日公開いたします。ぜひ合わせて足をお運びください。

○恵比寿映像祭について
現代美術や実験映画、ヴィデオ・アート、パフォーマンスなど、幅広いジャンルを横断的に紹介するアートと映像のフェスティヴァル。昨年に続き、ザ・ガーデンホールをはじめとする近隣の複数会場に、今年のテーマ「動いている庭」を体現する作品を集めています。AITは、地域連携プログラムやガイドツアーの企画協力をしています。 www.yebizo.com

[お問い合わせ]
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]堀内・依田・東海林
Tel 03-5489-7277 Email: otoiawase@a-i-t.net

2016-1-18