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「ある精肉店のはなし」上映会

MAD2013(後期)小澤ゼミ「アートの詩学と存在論」受講生企画
2014年11月8日(土)
上映会:14:00-15:50
ディスカッション(自由参加):16:00-17:00
会場:代官山AITルーム


チラシ画像

AITでは、11月8日(土)にドキュメンタリー映画『ある精肉店のはなし』の上映会を行います。
本上映会は、MAD2013後期の小澤ゼミ「アートの詩学と存在論」の一環で企画されたもので、ゼミで考えた自然と人間の「隔たり」にアプローチする上で企画されました。

大阪府貝塚市のある精肉店が代々家族で行っていた屠畜や地域の文化から、産業化された人間の社会と自然の関わり方について考えてみたいと思います。
先ごろ、平成26年度文化庁映画賞 文化記録映画部門大賞を受賞した本作。
上映会後には、ゼミ生とともにディスカッションを行いますので、関心のある方はぜひご参加ください。


[ 概要 ]
上映日:2014年11月8日(土)
上映時間:14:00-15:50
ディスカッション(自由参加):16:00-17:00
会場:代官山AITルーム( 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403)
参加料:1,000円(税込)
定員:30名 ※先着順
申込締切日:11月6日(木)

[ お申し込み方法 ]
otoiawase@a-i-t.net 宛てに、タイトルを「ある精肉店のはなし上映会 参加希望」とし、お名前(ふりがな)、ご連絡先、参加人数を明記したお申込メールをお送りください。(@を半角にして、お使いください)

【ゼミ生からの一言!】
● 人間も自然の一部という生きることの原点ともいえることを淡々と受け入れて暮らしている北出家の人々の姿に感動。(柏木)

● アートと肉屋は関係ないように見えますが、意外なつながりが。「太鼓の話」は、自給自足で苦しい生活をする中で、それでも何かを表現したいという、石器時代とかの古代のアートが生まれる姿をなんとなく想像しました。(山本)

● 牛を余すところなく心を込めて扱い、毎晩家族で食卓を囲み、地域の絆の中で生きる ― その時々に家族の温かな営みを垣間見ることができました。(西)

● 育てた牛を食肉にし、売って、食べて、地域で生きる、家族の話。全てが穏やかに見えるのが、続けてきた証。(石井)

● 人間・自然・技術の接合面に見る、命に向き合う家族の仕事が美しい!(自然)

● 誰もがその恩恵を被る屠畜と精肉を営む北出家の職人技と地域に根差した日常生活が丁寧に映し出されている。(野田)

● その日は肉を食べる気持ちにはなれませんでしたが、数日もたつと、牛肉はやっぱり美味しいなあと思いました。(柳澤)

● 北出一家が部落解放運動を通して、周囲の差別に対する意識を変えてきたこと、そしてそのために、自らの体質をも変えてきた、その強さを尊敬すべきだと思う。(山川)

2014-10-23