TARL - プロジェクト構想プログラム ー「光の蘇生」プロジェクトを構想する第5回、第6回公開講座
【参加者募集!】Tokyo Art Research Lab (TARL)
プロジェクト構想プログラム―宮島達男氏 「光の蘇生」プロジェクトを構想する
【第5回:『Counter Void』蘇生のための研究チーム発足へ向けた公開ミーティング】
日時:2013年11月26日(火)19:00 - 20:30(開場18:30)
〈話し手〉宮島達男(美術家)× 森司(東京アートポイント計画ディレクター)
【第6回:研究機関での修復事例 「中原浩大 自己模倣」展から】
日時:2013年12月17日(火)19:00 - 21:00(開場18:30)
〈ゲスト〉高嶋雄一郎(岡山県立美術館学芸員)
〈聞き手〉森司(東京アートポイント計画ディレクター)
会場:東京文化発信プロジェクトROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])
料金:無料
定員:各回先着50名程度(事前申込可)
宮島達男「Counter Void」2003年/テレビ朝日所蔵作品
【プロジェクト構想プログラム ー「光の蘇生」プロジェクトを構想する】
2011年の3.11直後、宮島達男氏は自ら『Counter Void』(六本木・けやき坂に常設されている光の作品)の灯を消しました。2年が過ぎ、時代に応答した技術と社会性をもって再点灯が必要であると作家は考えています。
本プログラムでは同作品の再点灯の検討を通じて、芸術作品の「所有」「継承」「蘇生」の社会的意義についてゲストとともに探り、考えていきます。
基本情報
日時 : 2013年7月 ~ 2014年3月
会場 : 東京文化発信プロジェクトROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14 [3331 Arts Chiyoda 3F])
主催 : 東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
[概要]
宮島達男氏 「光の蘇生」プロジェクト
第5回公開講座:『Counter Void』蘇生のための研究チーム発足へ向けた公開ミーティング
日時:2013年11月26日(火)19:00 - 20:30(開場18:30)
〈話し手〉宮島達男(美術家)× 森司(東京アートポイント計画ディレクター)
第5回は、これまでゲストに迎えた鷲田清一氏、北川フラム氏、青柳正規氏と共に共有した芸術の修復にまつわる公共性や所有論についてもう一度振り返り、今後『Counter Void』を蘇生するプロジェクトを進めるにあたり必要となる「プロジェクト・プロポーザルの冊子作り」、「『Counter Void』の技術的側面からの分析」、「具体的なアクションに向けてのチーム作り」など、今後の展開について公開ミーティングを行います。
第6回公開講座:研究機関での修復事例 「中原浩大 自己模倣」展から
日時:2013年12月17日(火)19:00 - 21:00(開場18:30)
〈ゲスト〉高嶋雄一郎(岡山県立美術館学芸員)
〈聞き手〉森司(東京アートポイント計画ディレクター)
第6回は、『Counter Void』の蘇生をより具体的・実践的に展開してゆくため、今秋岡山県立美術館で開催された「中原浩大 自己模倣」展を先行事例として取り上げます。当日は企画者の高嶋雄一郎氏を迎え、実際に中原氏と協議した修復の目的や方法論、また作業の過程で浮かび上がった課題を共有します。
会場:東京文化発信プロジェクトROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])
料金:入場無料
定員:各回先着50名程度(事前申込可)
主催:東京都/東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
[お申込方法] 各回前日までにTARLのウェブサイトまたはEメール( info@tarl.jp )、Faxにて「お名前」「ご所属(ご職業)」「メールアドレス」「当日ご連絡先(携帯電話など)」をお伝えください。
Fax:03-6740-1926 ※ご記入いただいた個人情報は、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。
[ アーティスト 略歴 ]
宮島 達男/Miyajima Tatsuo(みやじま・たつお)(現代美術家、京都造形芸術大学/東北芸術工科大学副学長)
1986年 東京芸術大学大学院修了。1988年 ヴェネツィア・ビエンナーレ、新人部門に招待され、デジタル数字の作品で国際的に注目を集める。以来、国内外で数多くの展覧会を開催。世界30カ国250か所以上で発表している。
1993年 ジュネーブ大学コンペティション優勝。1998年 第5回日本現代芸術振興賞受賞。1998年 ロンドン・インステイテュ―ト名誉博士。代表作に「メガ・デス」など。また、被爆した柿の木2世を世界の子どもたちに育ててもらう活動、「時の蘇生・柿の木プロジェクト」も推進している。
photo by Nobutada Omote
[ ゲスト略歴 ]
高嶋 雄一郎/Takashima Yuichiroh(たかしま・ゆういちろう)(岡山県立美術館学芸員)
1977年生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。世田谷美術館、金沢21世紀美術館勤務を経て現在岡山県立美術館勤務。個人的関心は20世紀米国美術(ゴードン・マッタ=クラーク、フェリックス・ゴンザレス=トーレス)。担当した主な企画展に、ダニ・カラヴァン展(世田谷ほか、2008年)、中原浩大展(岡山、2013年)など。今後の担当展として、イギリス現代美術展(仮)(東京・岡山ほか、2014年以降)、岸田吟香・劉生・麗子展(世田谷・岡山、2014年)など。
[ 聞き手 略歴 ]
森 司/Mori Tsukasa(もり・つかさ)(東京アートポイント計画 ディレクター)
1960年愛知県生まれ。公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化発信プロジェクト室地域文化交流推進担当課長。東京アートポイント計画の立ち上げから関わり、ディレクターとしてNPO等と協働したアートプロジェクトの企画運営、人材育成プログラムを手がける。2012年7月より「Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用する被災地支援事業)」のディレクターも務める。
[ お問い合わせ ]
Tokyo Art Research Lab事務局(AIT内)
Tel:080-3171-9724 E-mail:info@tarl.jp
*「東京アートポイント計画」とは?
「東京アートポイント計画」は、東京の様々な人・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信することを目指し、「東京文化発信プロジェクト」の一環として東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が展開している事業です。http://www.bh-project.jp/artpoint/
* Tokyo Art Research Lab(TARL)について
アートプロジェクトにまつわる問題や可能性をすくいあげ分析する、リサーチ型の人材育成プログラムです。アートプロジェクトを持続可能にするシステムの構築を目指します。東京の様々な人 ・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信することを目指す東京文化発信プロジェクト事業「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。http://www.tarl.jp
2013-11-19