Tokyo Art Research Lab (TARL) ネットワーキング・ラボ vol.5
演劇プロジェクト「三宅島在住アトレウス家」と新たな東京をみつける「東京事典」プロジェクトを分析解剖!
日時:11月4日(日)14:00-15:30(13:30受付開始)
会場:東京文化発信プロジェクトROOM302
*入場無料 *交流会あり 15:30-16:30(参加費500円)
ネットワーキング・ラボvol.4の様子(ゲスト:大巻伸嗣)
―TARLは、全11の講座からなる、アートプロジェクトを知る/実施する/研究するための「知」と「スキル」のプラットフォームです―
「ネットワーキング・ラボ」は、TARLの講座で取り上げるアートプロジェクトに必要不可欠な「知」や「スキル」とア ートプロジェクトの現場をつなぐ回路作りを目的に、TARL事務局が毎月1回開いているオープン・デイ(誰もが参加できる場)です。
第5回は、ギリシャ悲劇に登場する一家の物語を通して、住まいや暮らしについて考える演劇プロジェクト「三宅島在住アトレウス家」と、「東京」について、アーティストや編集者、研究者などによる映像プレゼンテーションをウェブサイトに蓄積し、「東京」の多様性や新たな「東京」をさまざまな角度から捉えるプロジェクト「東京事典」の関係者を迎え、2つのプロジェクトをめぐる思考の世界と可能性に迫ります。
当日は、TARLの各講座で紹介された考えや事例などをより深く掘り下げるための伴走者「リサーチャー」による、TARLの進捗と今後の展開を参加者の皆さんへ報告。その後、ゲストによるプレゼンテーションで、それぞれのプロジェクトの内容や企画意図を把握し、参加者を交えてディスカッションを行います。交流会では、ドリンクを手に、ゲストとのコミュニケーションをお楽しみください。
TARLの受講生や東京アートポイント計画関係者に関わらず、アートの実践の場に触れたい方なら誰でも参加できます。みなさまのご参加、お待ちしております!
[ 概要 ]
日時:2012年11月4日(日)14:00-15:30(13:30受付開始)、15:30-16:30交流会
会場:東京文化発信プロジェクトROOM302(3331 Arts Chiyoda 3F:東京都千代田区外神田6-11-14-302)
料金:入場無料 ※交流会参加費500円
定員:40名程度 ※ウェブサイトより事前申込いただいた方を優先します
ゲスト:長島確(一般社団法人ミクストメディア・プロダクト)、小澤慶介(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト])
コーディネーター:橋本誠(アートプロデューサー)、石井萌(TARLリサーチャー)
詳細、申込についてはTARL公式サイトをご確認ください>>http://tarl.jp/
※一部USTREAM映像配信予定
[ Tokyo Art Research Lab(TARL)とは ]
アートプロジェクトにまつわる問題や可能性をすくいあげ分析する、リサーチ型の人材育成プログラムです。アートプロジェクトを持続可能にするシステムの構築を目指します。東京の様々な人 ・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信することを目指す東京文化発信プロジェクト事業「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。
主 催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
事務局:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
[ お問い合わせ ]
Tokyo Art Research Lab事務局(AIT内)
Tel:080-3171-9724 E-mail:info@tarl.jp
[ ゲスト略歴 ]
長島確(一般社団法人ミクストメディア・プロダクト)
日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、コンセプトの立案から上演テキストの編集・構成まで、身体や声とともにあることばを幅広く扱う。ベケットやサラ・ケイン、ヨン・フォッセらの戯曲の翻訳のほか、さまざまな演出家や劇団の作品に参加。参加作品に『アトミック・サバイバー』(阿部初美演出)、『4.48サイコシス』(飴屋法水演出)、『ヘッダ・ガーブレル』(宮田慶子演出)、『長短調(または眺め身近め)』『ゆめみたい(2LP)』(中野成樹演出)ほか多数。東京アートポイント計画では『戯曲をもって町へ出よう。』『墨田区/豊島区在住アトレウス家』につづき『三宅島在住アトレウス家』が進行中。訳書にベケット『いざ最悪の方へ』。 中野成樹+フランケンズ所属。東京藝術大学、立教大学、京都造形芸術大学、日本大学芸術学部、座・高円寺劇場創造アカデミー講師。 |
|
小澤慶介(AIT)
1971年生まれ。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジにて美術史の修士号を取得。これまでに、世界化する社会における「記憶」や「空間」、「身体」にアプローチしたビデオアートのグループ展を企画。AITにおいては、MADのカリキュラム編成を行うほか、時間限定で開館する実験的な美術館プロジェクト『16時間美術館』(ヒルサイドテラス、AIT、スーパーデラックスほか/2007)や『おきなわ時間美術館』(那覇市栄町市場古民家ほか/2007)、またアートの実践をとおして環境を考える『環境・術』(ヒルサイドテラス/2008)などの企画・制作指揮などを行う。女子美術大学非常勤講師。 |
|
2012-11- 1