「ホームアゲイン―Japanを体験した10人のアーティスト」
レジデンス・プログラムで東京を体験した若手アーティスト10名のグループ展!
会期:8月28日(火)- 11月18日(日) 会場:原美術館(品川)
*展覧会の様子をブログやSNSで伝えるリポーターのボランティアも募集します!
左:シャギニ ラトナウラン「L.S.」2011年
右:メアリー=エリザベス ヤーボロー「変化(太陽の下で日々が始まり、終わる)」2008年
プレスリリースはこちら 日本語:Download(PDF / 4.1MB)/英語:Download(PDF / 736KB)
-- 7カ国、10名の若手アーティストが美術館に創る「共生」の場 ー
AITと原美術館では、2012年8月28日(火) から11月18日(日)まで、 原美術館にて「ホームアゲイン―Japanを体験した10人のアーティスト」を開催します。この展覧会は、2007年から2011年までの過去5年間に渡り、バッカーズ/AITレジデンス・プログラムによって東京に招聘した若手アーティストのグループ展です。インドネシア、シンガポール、インド、アフガニスタン、ブラジル、アルゼンチン、アメリカなど、さまざまな国々から集まった彼らが、東京に滞在しながら制作した作品と、帰国後に制作した新作もあわせて展示します。
アンティークショップや動物園、問屋街、カラオケ、夜の六本木、そして日常的な場所であるスーパーマーケットや地下鉄など、それぞれのアーティストは3ヶ月という限られた時間を通し、さまざまな場所を訪れ、多くの発見や出会いを経験しました。彼らが滞在中に制作した作品の数々には、遊び心や実験的なアイディアとともに、言語や慣習の異なる地で生活をする不安感や違和感も表れています。それは同時に、私たちが普段見過ごしてしまうような出来事にも目を向け、丁寧に観察したからこそ見えてくる、彼ら独自の都市の捉え方でもあるといえるでしょう。
現在ドイツにて開催されている5年に一度の国際展、dOCUMENTA13に参加しているカディム・アリや、ブラジルで開催されるサンパウロビエンナーレに参加予定のチアゴ・ホシャ・ピッタをはじめ、アーティストの多くは帰国後にさまざまな国際展やアートフェアで活躍の場を広げています。
かつての私邸を美術館に改装した原美術館。
本展では、もともと「住処」だった空間をアーティストたちが「共生」する仮想の家(ホーム)にすることで、彼らを再び日本に迎え入れ、異国に滞在・移動することによって生まれる表現の変化や進展を紹介します。絵画・ドローイング・インスタレーション・写真・彫刻など、現代美術ならではの多様な表現を楽しめるのも見どころの一つです。
AITでは展覧会の特設WEBページを作成し、展覧会に向けた制作風景やエピソード、また、展覧会の様子をリポートするボランティアの募集情報など、随時更新していきます。
会期中はアーティスト・トークや関連イベントなども開催します。
新進気鋭のアーティストの作品が一堂に会す、他には類の無いレジデンス・プログラムの展覧会にぜひご来場ください。
皆さんのお越しをお待ちしています。
[ 開催概要 ]
会期: 2012年8月28日(火) - 11月18日(日)
会場: 原美術館(東京都品川区北品川4-7-25)
主催: 原美術館、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
共催:バッカーズ・ファンデーション
協賛:ダイキン工業株式会社、UBS銀行、ルイ・ヴィトン ジャパン
助成:公益財団法人アサヒビール芸術文化財団、アジアン・カルチュラル・カウンシル、公益財団法人花王芸術・科学財団
開館時間: 11:00-17:00(水曜は20:00まで/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日: 月曜日(祝日にあたる9月17日、10月8日は開館)、9月18日、10月9日
入館料: 一般1,000円、大高生700円、小中生500円/原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料/20名以上の団体は1人100円引
原美術館ウェブサイト: http://www.haramuseum.or.jp
関連イベント: 会期中に開催予定。決定次第、原美術館とAITウェブサイトにてお知らせいたします。
*日曜・祝日には原美術館学芸員によるギャラリーガイドが実施されます。(14:30より30分程度)
*AITでは、展覧会の様子をブログやSNSで伝えるリポーターのボランティアを募集します。詳細は追って告知します。
■展覧会特設サイトはこちら(今後、随時情報を掲載します)>>http://homeagain2012.tumblr.com/
2012-7-30