ビアンカ・マリア・バルメン :新作披露レセプション
AITアーティスト・イン・レジデンスプログラム
スウェーデン出身のアーティスト、ビアンカ・マリア・バルメン
「ヤマ ? トラ ? モリ(Yama-Tora-Mori)」:新作披露レセプション
日時:11月30日(月) 19:00?21:00
場所:代官山AITルーム
主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
ヤマ?トラ?モリ (Yama-Tora-Mori) / 部分(制作過程) / 2009年
【アーティスト略歴】
1960年、スウェーデン生まれ。同国南部に位置するルンド市在住、カンボジアでも作品
制作にあたる。作品は、ストックホルムのモデルナ・ミュセーをはじめ、数々の機関によ
ってコレクションされているほか、「フリーズ・アートフェア」(ロンドン/2007年)では、ス
ウェーデンを代表するアートギャラリー、Galleri Magnus Karlssonより出品された。
AITでは、11月30日(月)の19時から21時まで、スウェーデンのIASPISの助成により
AITのアーティスト・イン・レジデンスプログラムにて東京に滞在しているアーティスト、
ビアンカ・マリア・バルメンの新作披露レセプションを開催します。
バルメンは、新聞やニュースなどで目にとまった社会問題や写真などからインスピレーション
を得て、彫刻を制作しています。幼い子供やウサギ、サル、犬などが登場する小さな世界は、
弱き者の物語を表しているようにも見えますが、そこには、バルメンが影響を受けたカンボジア
のアンコールワットや、メキシコのオルメカ文明の石仏や彫刻のように、純然と存在するものの
秘めた力も感じとることができるでしょう。
東京滞在中に、彫刻工房、日本庭園や寺院、美術館などで熱心にリサーチを行ったバルメンは、
3ヶ月という限られた期間のなかで、ブロンズの彫刻とドローイングの新作を完成させました。
11月30日(月)の新作披露レセプションでは、バルメンが日本滞在中に見た光景や体験し
た出来事が反映された新作と共に、アーティストとの語らいも気軽に楽しんでいただけます。
先月、AITにて開催されたバルメンのアーティスト・トークに参加した方はもちろん、
初来日となるアーティストの作品や制作秘話にご興味のある方は、ぜひご参加ください。
温かいお飲み物を用意して、皆さまのご来場をお待ちしています。
2011-11-30