第8回 ART IN THE OFFICE 2015 公募内容
2015年度の審査結果について>>
- 平面作品案 募集 -
新たなオーディエンスを探しに、オフィスでの表現に挑戦してみませんか?
*応募締切:2015年4月7日(火)*
1. 実施概要|2. 応募要項|3. 選考結果|4. 審査員|5. 応募書類郵送先|6. これまでの受賞アーティスト
ART IN THE OFFICEとは?
ART IN THE OFFICEは、現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストをサポートする公募プログラムです。
平面作品の展示プランを募集し、選ばれたアーティストの作品をマネックス証券のプレスルーム(東京千代田区)に約1年間展示します。受賞者には、賞金を授与・制作費を支給する他、作品の構想力やプレゼンテーション能力を強化する講座の受講資格が与えられます。審査は、アート界の第一線で活躍するアートの専門家3名と、ビジネス界のプロフェッショナル2名によって行われます。
受賞アーティストは、マネックスの取材対応や重要な会議が行われるプレスルームで制作し、展示を行います。制作期間中の社員との交流は、まさに新たなオーディエンスと出会う第一歩。作品のコンセプトを伝え、対話をする中で、自分の作品をいつもとは違った角度から見て、考えるきっかけともなるでしょう。
普段はアクセスする機会の少ないオフィスという場に身をおき、社会と自身の制作の関係を見つめ直してみませんか?美術館やギャラリーとは全く異なる空間で、新たな表現に挑戦してみたい方のご応募をお待ちしています!
*本プログラムは、2012年にグッドデザイン賞を受賞しました。また、CCCカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長兼CEOの増田宗昭氏がゲスト審査員をつとめたことをきっかけに本プログラムに共感し、Art in the office CCC AWARDSを開催。2013年には、株式会社ジェイアイエヌ 代表取締役社長の田中仁氏がゲスト審査員をつとめたことを機にJINS ART PROJECTをスタートさせる等、活動の輪は広がりを見せています。
○マネックス証券とART IN THE OFFICEについて
マネックス(MONEX)とは、MONEYの"Y"を"X"に変えることで、「一歩先の未来の金融」をデザインするという意志をあらわしています。現代アートが未開拓の表現を追求している点に共感し、「マネックス証券を通じて、現代アーティストの作品を広めたい」という思いから、2008年にART IN THE OFFICEは生まれました。
[マネックス証券本社(東京麹町)プレスルーム]
1. 応募受付 |
2月16日(月)- 4月7日(火) ※当日消印有効 |
2. 審査 |
4月下旬 |
3. 受賞者発表 |
5月下旬 |
4. 作品制作 |
6月 (約2週間/平日9:00-17:00) |
5. レセプション |
9月 |
6. MAD2015 |
9-12月(任意参加) |
◎ サポート内容
■ 賞金30万円、制作費10万円
※交通費・素材費・運搬費を含む/施工費除く
■ 「現代アートの学校MAD2015」アーティストコース(AIT主催)の無料受講資格
※キュレーターと美術家が講師を務める人気のコース。
表現活動における次のステップに向けて課題を抱えているアーティストが対象です。
■ マネックス証券およびAIT のHP、プレスリリースやメルマガにおける展示紹介。
その他、マネックスオリジナル・ノベルティーへの掲載等。
マネックス証券株式会社について
"MONEYのYの一歩先を行くMONEX":
マネックス(MONEX)とは、MONEYの"Y"を"X"に変えることで、「一歩先の未来の金融」をデザインするという意志をあらわしています。マネックス証券は、個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念の下、1999年4月に松本大がソニー株式会社と共同出資で設立した総合金融オンライン証券会社です。「ART IN THE OFFICE」プログラムは、現代アートの未開拓の表現を追求している点に共感し、マネックス証券を通じて現代アーティストの作品を知っていただくことを目的として、2008年度より開催しています。
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]について
キュレーターやアート・オーガナイザー6名が、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として2002年に設立した団体で、現代アートの学校やアーティスト・イン・レジデンス、展覧会やシンポジウムなどの企画制作事業を行っています。本プログラムでは、運営協力を行っています。
2. 応募要項
1.応募受付期間:2月16日(月)- 4月7日(火) *当日消印有効
2.募集内容:プレスルームの壁(縦270cm×横550cm)に展示する平面作品案(写真、ドローイング、油彩、水彩など)
・旧作は不可
・壁にキャンバス等を貼り直接描くこと、イメージをプリントした紙や写真を貼ること、壁から厚さ5cm以内の半立体作品も可
・原則として上記指定の壁面に収まる作品案を募集しますが、受賞後、作品案によっては主催者と相談の上、プレスルーム内の他2つの壁面も使用可能とします
3.対象:現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)
4.作品点数:1人(1組)1作品
5.審査基準:
・プレスルームの空間の特徴(取材・撮影や社内外の会議が行われること、滞在制作中にマネックス証券の社員との交流が想定されること等)を踏まえ、独自性・先駆性があること。
・「一歩先の未来の金融の創造」というマネックス証券の企業理念を考慮したもの(金融を作品テーマとする必要性はありません。)
6.応募方法:下記「応募書類」を郵送にてAITまでお送りください。
・持ち込み不可
・必ず応募条件、作品の所有権および著作権等についての注意事項をご確認の上、ご応募ください。
◎ ART IN THE OFFICE応募書類
1)所定の応募用紙
ダウンロードはこちらから
2)プロフィール:A4 1-2枚程度(過去の活動歴、展覧会歴のわかるもの)
3)作品ファイル:A4サイズのみ、1冊(作品や展示風景の様子がわかる写真や画像のあるもの)
・応募用紙には以下の2点を明記ください
1.作品コンセプト:作品のタイトル、コンセプトや具体的な内容をまとめたもの
2.作品プラン:展示方法/素材・サイズ/制作スケジュールなど具体的なプランをまとめたもの
・審査員に完成イメージがなるべく明確に伝わるよう、ドローイングや写真、グラフィック画像などでわかりやすく表現してください
・応募書類以外の資料(例:DVD、CD-Rom)は不要です
・応募書類は返却いたしかねます
・作品制作および展示方法等について、主催者や施工業者と協議の上、調整させていただく場合があります
・原則として、応募案と著しくかけ離れた作品は制作することができません
◎ 応募条件および注意事項
・ 作品がプレスルームの壁面に収まること(壁のサイズ:縦270cm×横550cm)。立体(壁から5cm以上)、インスタレーションは不可。
・ 新作のみ応募可。旧作/他の公募展で入賞した作品は不可。
・ 複数の提案は不可。
・ 制作中に大きな音を発する作品および制作中・制作後に臭気を発する作品など、マネックス証券の業務に支障があると判断される作品は不可。
また、剥離や凋落が予想される作品は審査の段階で展示が難しいと判断される可能性有り。
・ 約1年間、プレスルーム(会議室)での展示に耐えうる作品であること。
・ 受賞アーティストは2週間現場で制作することが望ましい(海外在住アーティスト含む)
・ 受賞アーティストと主催者は、本プログラムの作品の制作・利用等に関し協議の上、合意書を交わすこととする。
※プレスルームは、平時、会議室・応接室として使用するため、人が頻繁に出入りする場所であることを念頭に作品案をお考えください。
※美術館やギャラリーのような温度・湿度管理の行き届いた環境はご提供できません。
◎ 所有権および著作権の扱い
・ 完成作品の所有権は、主催者に帰属するものとします。
・ 完成作品の著作権については完成作品の創作者(受賞者)に帰属するものとします。
・ 受賞者は、主催者に対し、完成作品の撮影、アニュアルレポート(年次事業報告書)やマネックスオリジナル・ノベルティー等への完成作品図版の掲載、広報目的での各種媒体への掲載など、完成作品を複製その他の利用する権利を無期限且つ無償で許諾するものとします。
・ 詳細は、受賞者と主催者が別途取り交わす合意書又は契約書によるものとします。
◎ 個人情報の取り扱いについて
個人情報は、応募書類の提出により、本プログラムの主催者であるマネックス証券株式会社および運営協力者であるNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に提供されます。お預かりした個人情報は、選考に関する作業に限り利用し、いかなる第三者にも提供いたしません。ただし、受賞者の氏名のほか受賞者と主催者/運営協力者との間で別途合意される情報については、本プログラムの性質上、公表されることをご了承ください。
3. 選考結果
受賞者には、4月下旬までに電話にてご連絡いたします。
また、5月下旬までに本ウェブページ上にて受賞者を発表します。
審査結果に関するお問い合わせにはお答えできかねますので、予めご了承ください。
なお、受賞者には作品の具体的な制作および展示方法に関してマネックス証券にてご説明いただきます。
作業が問題なく進められることを双方で確認した後、マネックス証券と作品制作に関する合意書を締結していただきます。
4. 審査員
審査は、アート界の第一線で活躍するアートの専門家3名と、ビジネス界のプロフェッショナル2名によって行われます。※以下敬称略/50音順
塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)
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学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて「大林組コーポレートアートプロジェクト」(1999)、「ハノーヴァー万博」(2000)、「サンパウロ・ビエンナーレ」(2002)などを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウを立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、現代美術の学校「MAD」やアーティストインレジデンスの企画運営、企業による芸術支援プログラムのコンサルティングなどを行う。 |
住友 文彦(キュレーター)
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1971年生まれ。金沢21世紀美術館建設事務局、NTTインターコミュニケーションセンター、東京都現代美術館勤務などを経て、2013年よりアーツ前橋館長。ヨコハマ国際映像祭2009ディレクター、メディア・シティ・ソウル2010、別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」の共同キュレーター、あいちトリエンナーレ2013キュレーターなども務める。主な著書に、『キュレーターになる! アートを世に出す表現者』(保坂健二朗共著、フィルムアート社、2009年)などがある。 |
長瀬 夕子(小山登美夫ギャラリー ディレクター)
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仙台市生まれ。1999年より小山登美夫ギャラリーに勤務。現ディレクター。小山登美夫ギャラリーはオーナーギャラリストの小山登美夫が、都内中心にシンガポール も含め複数のスペースを持つギャラリーで、それらすべてのスペースの展覧会の企画、運営に携わる。また国内外でのアーティストの展覧会の企画、コーディネートやディレクションを手がけ、スイスのアートバーゼルやアートバーゼル香港、フリーズNYなどをはじめ、ヨーロッパ、アジア、北米を中心とする多数のアートフェアに出展、担当している。 |
松本 大(マネックス証券株式会社 代表取締役社長CEO)
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1963年埼玉県生まれ。87年東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズを経て、ゴールドマン・サックスに勤務。94年、30歳で同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。99年、マネックス証券株式会社を設立。現在、事業持株会社であり、個人向けを中心とするオンライン証券子会社を日本(マネックス証券)・米国(TradeStation証券)・香港(マネックスBOOM証券)に有するグローバルなオンライン金融グループであるマネックスグループ株式会社およびマネックス証券株式会社両社のCEOを務める他、株式会社カカクコム、株式会社ジェイアイエヌの社外取締役を務める。 著書に「『お金の流れ』はこう変わった!」(ダイヤモンド社)、「お金という人生の呪縛について」(幻冬舎)、「世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由」(東洋経済新報社)、などがある。 |
森川 亮(C Channel株式会社 代表取締役)
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1967年生。1989年に筑波大学卒業後、日本テレビ放送網株式会社 に入社。システム部門配属後、ネット広告事業や映像配信、モバイル 事業ならびに、国際放送事業、BSデジタル放送事業などの新規事業 プロジェクトを中心に幅広いメディア事業に関わる傍ら、1999年には青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程を修了しMBA取得。その後ソニー株式会社に入社。新規モバイルコンテンツ事業、ブロードバンド事業を担当。事業・サービスの企画、営業などコンテンツビジネスの責任者として事業全般に関わる。 2003年にハンゲームジャパン株式会社(現・LINE株式会社)に入社。事業部長としてハンゲーム事業全般の運営を担当。取締役を経て、2006年10月、取締役副社長、2007年10月NHN Japan代表取締役社長に就任。 同年11月、ネイバージャパン株式会社設立に伴い、ネイバージャパン代表取締役社長を兼務。 2012年1月、NHN Japanとネイバージャパン、ライブドアの3社が経営統合、引き続き代表取締役社長を務める。 2013年4月、NHN Japanの会社分割・商号変更により、「LINE」「NAVER」「livedoor」のウェブサービス関連事業を行う、LINE株式会社代表取締役社長に就任。2015年3月末より代表取締役社長を退任し、同社顧問に。4月からC Channel株式会社代表取締役社長に就任。 |
5. 応募書類郵送先
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] 岩崎 宛
*応募、選考に関するお問い合わせには応じかねます。
6. これまでの受賞アーティスト
*各作家の完成作品およびプロフィールはマネックスグループHP内のART IN THE OFFICEページ>>からご覧いただけます。
*2012年度の開催以降、マネックス証券本社の移転(丸の内から麹町)に伴い、プレスルームの壁面が曲面から平面へ変更となりました。
2014年度:川内 理香子(かわうち りかこ) *[3/29まで/川内展は終了]第9回shiseido art egg 2015
2013年度:野原 万里絵(のはら まりえ)
2012年度:福士 朋子(ふくし ともこ) *[3/29まで] NADiff Window Gallery vol.39 福士朋子 "The Lucky☆Lucky Show"『元祖FAXマンガ お絵描き少女☆ラッキーちゃん』刊行記念展
2011年度:渡邊 トシフミ(わたなべ としふみ)*2015年2月現在の作家名:わたなべ としふみ
2010年度:中田 周作(なかた しゅうさく)*2015年2月現在の作家名:小磯 周作(こいそ しゅうさく)
2009年度:松本 力(まつもと ちから) *[3/4,11,18開催]築地でアニメーション!踊る人形/じかんの絵
2008年度:坂口 恭平(さかぐち きょうへい)
2015-2- 4