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「ART IN THE OFFICE 2014」選出アーティスト発表


マネックス証券株式会社主催 アーティスト公募プログラム
「ART IN THE OFFICE 2014」選出アーティストは川内理香子氏に決定!

kawuchi

参考作品:「ウラオモテ」/2012年/Dermatograph, Pencil, Watercolor on Paper/410×318mm



このたび、AITが運営協力を行っている「ART IN THE OFFICE 2014」(企画・主催:マネックス証券株式会社)の受賞者が選出されましたので、お知らせ致します。2014年度は、75点の応募作品案の中から、川内理香子氏を選出いたしました。多数のご応募ありがとうございました。




(1) 概要および目的
本プログラムは、現代アートの分野で活動する新進アーティストの支援を目的として、マネックス証券株式会社が企画・主催しています。公募により選出された1名のアーティストに対し、マネックス証券株式会社内のプレスルーム(会議室)を応募作品の発表の場として約1年間提供します。選出されたアーティストには30万円の賞金および10万円の制作費が支払われるほか、MAD2014「アーティスト」コース(後期)の受講資格が与えられます。また、本プログラムによる作品は、マネックスグループ株式会社のアニュアルレポートなどに掲載される予定です。


(2) 募集内容
対象:現代アートの分野で活動するアーティスト
作品:プレスルーム(会議室)の壁に展示する平面作品案(油彩、水彩、写真など)
募集期間:2014年2月14日(金)〜 2014年4月7日(月)


(3) 審査員(50音順、敬称略)

飯田 志保子(インディペンデント・キュレーター、札幌国際芸術祭2014 アソシエイト・キュレーター)
塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT / エイト] 理事長)
南條 史生(森美術館 館長)
林 真理子(作家)
松井 孝典(千葉工業大学惑星探査研究センター 所長)
松本 大(マネックス証券株式会社 代表取締役社長CEO)







選出されたアーティストについて



<川内 理香子(かわうちりかこ)氏プロフィール>

川内 理香子

1990年東京都生まれ。2009年文化学院高等課程美術科卒業。現在、多摩美術大学絵画学科油画専攻4年在籍。2014年第1回CAF賞保坂健二朗賞を受賞。ドローイングなど'描く'ことを軸に制作している。「食」が人間の根源にあるのではないかと考え、食べものを描きながら、そこを入り口にして自己や他者、体のことや人間のこと、その関わり合いなどを追っている。




<川内理香子氏コメントおよび作品コンセプト>

作品タイトル:鮨/寿司/すし/sushi
今回、マネックス証券のプレスルームの展示にあたっては、私がよく描いている食べものの中から日本独自の食べものである鮨を取り上げたいと思っています。酢飯と刺身という非常にシンプルな組み合わせの中で、様々な見た目、形と、複雑な素材の味を持つ鮨という食べものが、時代の先をいき、その時代によって様々な変革をとげていくであろうマネックス証券と呼応してくれるのではないかと考えました。
食は万人に、世界に共通するものだと私は思っています。「同じ釜の飯を食う」という日本の言葉や、キリストがこれは私の血と骨であると弟子たちに配ったワインとパンからも、食卓を囲み同じものを食べ、飲むことは、相手への理解を深め、意思疎通を超えた感覚の共有があります。
プレスルームという食卓を通して、様々なかたちの会話やアイデア、絆が生まれるような空間にしたいです。


2014-5-29

ART IN THE OFFICE 2014 公募内容

- 平面作品案 募集 -
会議室をあなたの展示スペースに!ここでしか生まれない表現に挑んでみませんか?
応募締切:2014年4月7日(月)


AIO2014チラシ

ART IN THE OFFICE 2014チラシ

 

 

1. 概要2. 募集内容3. 応募について4. 選考方法|5. 選考結果6. 所有権および著作権の扱い7. 個人情報の取り扱いについて
8. 応募書類郵送先9. これまでの受賞アーティスト




ART IN THE OFFICEとは?


現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストから平面作品案を募集し、受賞者の作品をマネックス証券のプレスルームに1年間展示する公募プログラムで、2014年度で7年目を迎えます。受賞者には、賞金を授与、制作費が支給されるほか、アーティストとしての基礎的な思考やプレゼンテーション能力を身につけることができる講座の受講資格が与えられ、受賞後の活動のサポートも行います。

プレスルームは、マネックス証券の重要なミーティングが行われ、国内外のさまざまなビジネスパーソンが行き交う場所でもあります。取材時には、作品がビジネス誌や新聞などのメディアを通して紹介されるほか、メインエントランスから一望できる空間に設置されるため、多くの人々の目に触れることもこのプログラムの特徴です。

2014年のゲスト審査員には、インディペンデント・キュレーターの飯田志保子氏、森美術館館長の南條史生氏、また、作家の林真理子氏と千葉工業大学惑星探査研究センター所長である松井孝典氏を迎え、NPO法人AIT理事長 塩見有子、マネックス証券社長 松本大の計6名が審査をします。

グローバルなビジネスを展開するオフィス空間で、新たな作品展示に挑戦してみませんか。マネックス証券の社員やクライアントと対話する、あなただけの表現をお待ちしています!


*本プログラムは、2012年度グッドデザイン賞を受賞しています。また、同じく2012年にはCCCカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が本プログラムに共感し、Art in the office CCC AWARDSを開催。2013年には、株式会社ジェイアイエヌがJINS ART PROJECTをスタートさせる等、活動の輪は広がりを見せています。


チラシのDownloadはこちらから(PDF / 3.4MB)

2014-2-12