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第13回 ART IN THE OFFICE 2020 公募内容



- 平面作品案 募集 -
オフィスのプレスルームを一年間あなただけのギャラリーに。
マネックスで新たな表現に挑戦してみませんか?

*応募締切:2020年3月25日(水)*


AIO_2020

 

 

1. 実施概要2. 応募要項3. 選考結果4. 審査員5. 応募書類郵送先6. これまでの受賞アーティスト




ART IN THE OFFICEとは?


ART IN THE OFFICEは、現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストをサポートする公募プログラムで、今年で13回目を迎えます。

平面作品の展示プランを募集し、受賞アーティストの作品をマネックスグループ株式会社(以下「マネックス」)のプレスルームに約1年間展示します。審査は、アート界とビジネス界、それぞれの分野の第一線で活躍するプロフェッショナル5名によって行われます。受賞者には、賞金を授与し制作費を支給します。

作品制作および展示を行うプレスルームは、各種取材対応や重要な会議が行われる場所で、メディアを通して作品が紹介されることもあります。制作期間中の社員との交流は、自分の作品をいつもとは違う角度から捉えるきっかけともなるでしょう。作品完成後には、ギャラリストやキュレーター、コレクターを招いて、作品のお披露目レセプションを行うため、アート界のネットワークを広げることも可能です。設立当初より次代の金融ビジネスのあり方を模索してきたマネックスのオフィスで、あなた自身も新たな表現に挑戦してみませんか。

Yoshida Momoko ART IN THE OFFICE2019 受賞コメント
社員の方達とのワークショップやオフィスで滞在制作をする中で、沢山の方と関わり、お話する機会を頂きました。 完成した作品は、その非日常の中でしか生まれ得なかったものだと思います。 特に、私にとって初めてのワークショップは貴重な経験となり、そこで得た作品の新たな展開は、今の制作にも繋がっています。(吉田桃子/ART IN THE OFFICE2019 受賞者)





*本プログラムは、2012年にプログラムの創造性の高さが評価され、公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が主催する「2012年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞しています。 また、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長兼CEOの増田宗昭氏が2011年にゲスト審査員をつとめたことをきっかけに本プログラムに共感し、2012年よりArt in the office CCC AWARDSを設立。2013年には、株式会社ジンズホールディングス 代表取締役CEOの田中仁氏がゲスト審査員をつとめたことを機にJINS ART PROJECTをスタートさせる等、活動の輪は広がりを見せています。


チラシのDownloadはこちらから(PDF / 1.1MB)

○マネックスとART IN THE OFFICEについて
マネックス(MONEX)とは、MONEYの"Y"の一歩先を行く、"X"に変えることで、「一歩先の未来の金融」をデザインするという意志をあらわしています。現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に共感し、「マネックスを通じて、現代アートアーティストの作品を支援する場づくりをしたい」との想いから、2008年にART IN THE OFFICEは生まれました。

 

[マネックスグループ本社(東京都港区赤坂)プレスルーム]
マネックス本社プレスルーム

[プレスルーム レイアウト図]



 

1. 実施概要

1. 応募受付

 1月30日(木)- 3月25日(水) ※当日消印有効

2. 審査

 4月

3. 受賞者発表

 5月

4. 作品制作

 6月 (約2週間)
 ※ オフィスでの滞在制作(5営業日以上)が必須です
 ※ 展示期間は2021年5月まで(予定)
 ※ 制作期間中、マネックスオフィス内でのミニアーティストトークやワークショップなど、社員との交流の機会を設けます。
 ※ 制作期間中もしくは展示期間終了後、展示作品に関連した小作品
(リサイズあるいは再構成した平面作品、70cm×70cm以内)を制作、寄贈いただきます

5. レセプション

 9月(予定)
 ※ ギャラリストやキュレーター、コレクター等を招いて、作品のお披露目レセプションを開催。来場客には、作品をモチーフとしたマネックスのオリジナルノベルティーを贈呈します。



◎ サポート内容
■ 賞金50万円、制作費10万円 ※交通費・素材費・設置費を含む

■ マネックスグループ株式会社、グループ会社およびAITのウェブサイト、プレスリリースやメールマガジンにおける展示紹介。

マネックスグループの統合報告書への掲載やオリジナルノベルティの制作

 

マネックスグループについて

AIO_logo "MONEYのYの一歩先を行くMONEX": 現在、日本、米国、中国(含む香港)、オーストラリアにリテール向けのオンライン証券ビジネスの本拠地を持ち、また資産形成事業、投資教育、M&A、FX、仮想通貨交換業などさまざまな金融ニーズに応える、グローバルなオンライン金融グループです。


NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]について

AIT_logo キュレーターやアート・オーガナイザー6名が、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として2002年に設立した団体で、現代アートの学校やアーティスト・イン・レジデンス、展覧会やシンポジウムなどの企画制作事業を行っています。本プログラムでは、運営協力を行っています。


 


 

2. 応募要項

1.応募受付期間:1月30日(木)- 3月25日(水) *当日消印有効

2.募集内容:プレスルームの壁(縦169cm×横870cm:湾曲)に展示する平面作品案(写真、ドローイング、油彩、水彩など)
・旧作は不可

3.対象:現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)

4.作品点数:1人(1組)1作品

5.審査基準
・企業のプレスルームという空間の特徴(取材・撮影や社内外の重要な会議が行われること、滞在制作中にマネックスの社員との交流が想定されること等)を踏まえ、独自性・先駆性があること。
・「一歩先の未来の金融の創造」というマネックスの企業理念を考慮したもの(金融を作品のテーマに用いる必要性はありません)。

6.応募方法:下記1)と2)の「応募書類」をそろえて、郵送にてAITまでお送りください。
・持ち込み不可
・必ず応募条件、作品の所有権および著作権等についての注意事項をご確認の上、ご応募ください。
・応募書類のいずれかがないなど、不備のあるものは審査対象となりませんのでご注意ください。

ART IN THE OFFICE応募書類
  1)所定の応募用紙 
・応募用紙には以下の2点を明記してください
    a.作品コンセプト:作品のタイトル、コンセプト、具体的な内容
    b.作品プラン:展示方法、素材、サイズ、制作スケジュールなどの具体的なプラン

  PDFダウンロードはこちらから(PDF / 756KB)


  Excelダウンロードはこちらから(Excel / 20KB)

*Mac環境ではExcelファイルを印刷する際に、一部が反映されない場合があります。Google driveにデータを保存し、スプレッドシートからの印刷をお試しください。
*応募用紙は、手書き、入力に関わらず、シートのすべてのページをA4サイズで印刷し、左上をホチキス留めにして下さい。

  2)作品ファイル:A4サイズのみ、1冊(作品や展示風景の様子など、これまでの活動がわかる写真や画像のあるもの)

・応募用紙には以下の2点を明記ください
 -作品コンセプト:作品のタイトル、コンセプトや具体的な内容
 -作品プラン:展示方法、素材、サイズ、制作スケジュールなどの具体的なプラン
・審査員に完成イメージがなるべく明確に伝わるよう、ドローイングや写真、グラフィック画像などでわかりやすく表現してください
・応募書類以外の資料(例:DVD、CD-Rom、旧作品)は不要です
応募書類は返却いたしかねます
・作品制作および展示方法等について、主催者と協議の上、調整させていただく場合があります
・原則として、応募案と著しくかけ離れた作品は制作することができません



◎ 応募条件および注意事項
・ 作品がプレスルームの壁面に収まること(壁のサイズ:縦169cm × 横870cm:湾曲)。立体、インスタレーションは不可とします
・ 新作のみ応募可能です。旧作/他の公募展で入賞した作品は不可とします。
・ 複数の提案は不可とします。
・ 制作中に大きな音を発する作品および制作中・制作後に臭気を発する作品など、マネックスの業務に支障があると判断される作品は不可とします。
 また、剥離や凋落が予想される作品は審査の段階で展示が難しいと判断される可能性があります。
・ 約1年間、プレスルーム(会議室)での展示に耐えうる作品であることを条件とします。
・ 受賞アーティストは社員向けワークショップおよび完成作品撮影日を含めて、5営業日以上の滞在制作が必須です(海外在住アーティスト含む)。
・ 約2週間の滞在制作期間中、あるいは制作期間終了後に、プレスルームに展示する作品に関連した小作品(リサイズ、あるいは再構成した作品、サイズ70cm×70cm以内)を制作し、マネックスへ寄贈していただきます。この小作品は9月開催予定のレセプション時に、滞在制作した作品と一緒に展示され、以降はマネックスのアート・コレクションとして収蔵・展示されます。
・ 受賞アーティストと主催者は、本プログラムの作品の制作・利用等に関し協議の上、合意書を交わします。
・プレスルームは、平時、会議室・応接室として使用するため、人が頻繁に出入りする場所であることを念頭に作品案をお考えください。
・美術館やギャラリーのような温度・湿度管理の行き届いた環境はご提供できません。

◎ 所有権および著作権の扱い
・ 完成作品の所有権および著作権は、受賞者に帰属するものとします。
・ 受賞者は、主催者に対し、完成作品の撮影、マネックスグループの統合報告書(年次事業報告書)やマネックスオリジナルノベルティー等への完成作品図版の掲載、広報目的での各種媒体への掲載など、完成作品を複製その他の利用する権利を無期限且つ無償で許諾するものとします。
・ マネックスのプレスルームでの展示期間が終了した後、完成作品は受賞者に返却されます。
・ 詳細は、受賞者と主催者が別途取り交わす合意書又は契約書によるものとします。

◎ 個人情報の取り扱いについて
個人情報は、応募書類の提出により、本プログラムの主催者であるマネックスグループ株式会社および運営協力者であるNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に提供されます。お預かりした個人情報は、選考に関する作業に限り利用し、いかなる第三者にも提供いたしません。ただし、受賞者の氏名のほか受賞者と主催者/運営協力者との間で別途合意される情報については、本プログラムの性質上、公表されることをご了承ください。


 


 

3. 選考結果
受賞者には、4月中に電話にてご連絡いたします。
また、5月にマネックスグループおよび、AITウェブページ上にて受賞者を発表します。
審査結果に関するお問い合わせにはお答えしかねますので、予めご了承ください。
なお、受賞者には作品の具体的な制作および展示方法に関してマネックスにてご説明いただきます。作業が問題なく進められることを双方で確認した後、マネックスと作品制作に関する合意書を締結します。

 


 

4. 審査員
審査は、アート界の第一線で活躍するアートの専門家3名と、ビジネス界のプロフェッショナル2名によって行われます。※以下敬称略/50音順


 

太田 雄貴(国際フェンシング連盟 副会長/公益社団法人 日本フェンシング協会 会長/公益財団法人 日本オリンピック委員 オリンピック・ムーブメント専門部会 副部長)

Ota Yuki

小学3年生からフェンシングを始め、高校時代にはインターハイ3連覇を達成。 日本代表として多くの国際大会に出場しアテネオリンピックで9位、北京オリンピックでは日本フェンシング史上初となる銀メダルを獲得。
2012年のロンドンオリンピックにおいても、フルーレ団体で銀メダルを獲得した。2015年には世界選手権で、日本人初の金メダルを獲得した。
2016年に現役引退後もフェンシングの普及に取り組み、2017年に日本フェンシング協会 会長、2018年に国際フェンシング連盟の副会長、2019年に日本オリンピック委員 オリンピック・ムーブメント専門部会 副部長に就任した。

 


塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)

Shiomi Yuko

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やプロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネジメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]を立ち上げ、代表に就任。AITでは、アーティストやキュレーター、ライターのためのレジデンス・プログラムや現代アートの教育プログラムMADを始動させたほか、メルセデス・ベンツやドイツ銀行、日産自動車ほかの企業とのアート・プログラムについて、企画やコンサルティング、マネジメントを行う。その他、財団や企業等の委員やアドバイザー、審査員などを務める。

 


成相 肇(東京ステーションギャラリー学芸員)

Nariai Hajime

1979年生まれ。一橋大学言語社会研究科修了。2005年より府中市美術館学芸員、2012年から現職。戦後日本のアヴァンギャルド芸術を中心に調査研究を行い、マンガ、大衆誌、広告ほか 雑種的な複製文化と美術を交流させる領域横断的な展覧会を企画。 主な企画展に「石子順造的世界―美術発・マンガ経由・キッチュ行」 (2011-12年、府中市美術館、第24回倫雅美術奨励賞)、 「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 「遠く」へ行きたい」 (2014年、東京ステーションギャラリー)、 「パロディ、二重の声――日本の1970年代前後左右」(2017年、同)など。

 


松本 大(マネックスグループ株式会社 代表執行役社長CEO)

Matsumoto Oki

1963年生まれ、埼玉県出身。1987年東京大学法学部卒業。 ソロモン・ブラザーズを経て、1990年ゴールドマン・サックス入社、30歳で当時同社最年少のジェネラル・パートナー就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資でオンライン専業の株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。現在、マネックスグループ株式会社 取締役会長兼代表執行役社長 CEO、マネックス証券株式会社 取締役会長、コインチェック株式会社 取締役会長、TradeStation Group, Inc. 取締役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任、現在、米マスターカード社外取締役、株式会社ユーザベース社外取締役、Human Rights Watch国際理事会副会長を務める。

 


結城 加代子(KAYOKOYUKIオーナーディレクター)

Yuki Kayoko

1magical, ARTROOM、island JAPANでのギャラリー勤務を経て、2011年、KAYOKOYUKI設立。2015年、駒込にオフィスを移転し、ギャラリースペースを新設。現代アートに関する展覧会などの企画や、アーティストのマネージメントを行う。NADA Art FairやParis Internationaleなどの国際的なアートフェアに参加。New Art Dealers Alliance (NADA) メンバー、一般社団法人 日本現代美術商協会準会員。

 



 

5. 応募書類郵送先
 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
  NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] 青木 宛
  *応募、選考に関するお問い合わせには応じかねます。


 


 

6. これまでの受賞アーティスト
各アーティストの完成作品およびプロフィール等の詳細はマネックスグループウェブサイト内のART IN THE OFFICEページからご覧いただけます。


2019年度:吉田 桃子(よしだ ももこ)

2018年度:金子 未弥(かねこ みや)

2017年度:橋本 晶子(はしもと あきこ)

2016年度:菅 隆紀(すが たかのり)

2015年度:蓮沼 昌宏(はすぬま まさひろ)

2014年度:川内 理香子(かわうち りかこ)

2013年度:野原 万里絵(のはら まりえ)

2012年度:福士 朋子(ふくし ともこ)

2011年度:渡邊 トシフミ(わたなべ としふみ)*現在のアーティスト名:わたなべ としふみ

2010年度:中田 周作(なかた しゅうさく)*現在のアーティスト名:小磯 周作(こいそ しゅうさく)

2009年度:松本 力(まつもと ちから)

2008年度:坂口  恭平(さかぐち きょうへい)



2020-1-30