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第11回 ART IN THE OFFICE 2018 公募内容



- 平面作品案 募集 -
あなたの作品が、オフィスの顔に。未知への一歩をマネックスが応援します!
*応募締切:2018年3月26日(月)*


AIO_2018

 

 

1. 実施概要2. 応募要項3. 選考結果4. 審査員5. 応募書類郵送先6. これまでの受賞アーティスト




ART IN THE OFFICEとは?


ART IN THE OFFICEは、現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストをサポートする公募プログラムで、今年で11回目を迎えます。

平面作品の展示プランを募集し、受賞アーティストの作品をマネックス証券(以下「マネックス」)のプレスルームに約1年間展示します。審査は、アート界とビジネス界、それぞれの分野の第一線で活躍するプロフェッショナル5名によって行われます。受賞者には、賞金を授与し制作費を支給する他、「現代アートの学校MAD」の受講資格が与えられます。

作品制作と展示を行うプレスルームは、各種取材対応や重要な会議が行われる場所で、メディアを通して作品が紹介されることもあります。制作期間中の社員との交流は、自分の作品をいつもとは違う角度から捉えるきっかけともなるでしょう。作品完成後には、ギャラリストやキュレーター、コレクターを招いて、作品紹介レセプションを行うため、アート界のネットワークを広げる事も可能です。設立当初より次代の金融ビジネスのあり方を模索してきたマネックスのオフィスで、あなた自身も新たな表現に挑戦してみませんか。


*本プログラムは、2012年にグッドデザイン賞を受賞しました。また、CCCカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長兼CEOの増田宗昭氏がゲスト審査員をつとめたことをきっかけに本プログラムに共感し、Art in the office CCC AWARDSを開催。2013年には、株式会社ジェイアイエヌ 代表取締役社長の田中仁氏がゲスト審査員をつとめたことを機にJINS ART PROJECTをスタートさせる等、活動の輪は広がりを見せています。


チラシのDownloadはこちらから(PDF / 400KB)

○マネックスとART IN THE OFFICEについて
マネックス(MONEX)とは、MONEYの"Y"を一つ前に出して、「一歩先の未来の金融」をデザインするという意志をあらわしています。現代アートが未開拓の表現を追求している点に共感し、「マネックスを通じて、現代アーティストの作品を広めたい」という想いから、2008年にART IN THE OFFICEは生まれました。

 

[マネックス本社(東京都港区赤坂)プレスルーム]
マネックス証券プレスルーム

[展示壁面 レイアウト図]



 

1. 実施概要

1. 応募受付

 1月29日(月)- 3月26日(月) ※当日消印有効

2. 審査

 4月上旬

3. 受賞者発表

 5月

4. 作品制作

 6月 (約2週間)
 ※ オフィスでの滞在制作(5営業日以上)が必須です
 ※ 展示期間は2019年5月まで(予定)
 ※ 社員を対象としたミニアーティストトークやワークショップを行います
 ※ 制作期間中もしくは展示期間終了後、展示作品に関連した小作品(リサイズあるいは再構成した作品)を制作、寄贈いただきます

5. レセプション

 9月
 ※ 作品をモチーフとしたマネックスのオリジナルノベルティーを招待者に
 贈呈します



◎ サポート内容
■ 賞金50万円、制作費10万円 ※交通費・素材費・設置費を含む

■ マネックス、マネックスのグループ会社およびAITのウェブサイト、プレスリリースやメールマガジンにおける展示紹介。その他、マネックスのオリジナルノベルティーの製作や親会社マネックスグループ株式会社のアニュアルレポートへの掲載等。

現代アートの学校MAD2018」(AIT主催)一部レクチャーの無料受講。
※MADとは:本プログラムの運営協力を行うNPO法人AITが2001年より開講している現代アートの教育プログラムです。受賞アーティストは、MAD2018の一部レクチャーを受講できます。

 

マネックスについて
AIO_logo "MONEYのYの一歩先を行くMONEX": 個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念の下、1999年4月に松本大がソニー株式会社と共同出資で設立した総合金融オンライン証券会社です。「ART IN THE OFFICE」プログラムは、現代アートの未開拓の表現を追求している点に共感し、マネックスを通じて現代アーティストの作品を知っていただくことを目的として、2008年度より開催しています。


NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]について

AIT_logo キュレーターやアート・オーガナイザー6名が、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として2002年に設立した団体で、現代アートの学校やアーティスト・イン・レジデンス、展覧会やシンポジウムなどの企画制作事業を行っています。本プログラムでは、運営協力を行っています。


 


 

2. 応募要項

1.応募受付期間:1月29日(月)- 3月26日(月) *当日消印有効

2.募集内容:プレスルームの壁(縦169cm×横870cm:湾曲)に展示する平面作品案(写真、ドローイング、油彩、水彩など)
・旧作は不可

3.対象:現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)

4.作品点数:1人(1組)1作品

5.審査基準
・企業のプレスルームという空間の特徴(取材・撮影や社内外の重要な会議が行われること、滞在制作中にマネックスの社員との交流が想定されること等)を踏まえ、独自性・先駆性があること。
・「一歩先の未来の金融の創造」というマネックスの企業理念を考慮したもの(金融を作品のテーマに用いる必要性はありません)。

6.応募方法:下記1)と2)の「応募書類」を郵送にてAITまでお送りください。
・持ち込み不可
・必ず応募条件、作品の所有権および著作権等についての注意事項をご確認の上、ご応募ください。

ART IN THE OFFICE応募書類
  1)所定の応募用紙 

  ダウンロードはこちらから(PDF / 258KB)

  2)作品ファイル:A4サイズのみ、1冊(作品や展示風景の様子がわかる写真や画像のあるもの)

・応募用紙には以下の2点を明記ください
 -作品コンセプト:作品のタイトル、コンセプトや具体的な内容
 -作品プラン:展示方法、素材、サイズ、制作スケジュールなどの具体的なプラン
・審査員に完成イメージがなるべく明確に伝わるよう、ドローイングや写真、グラフィック画像などでわかりやすく表現してください
・応募書類以外の資料(例:DVD、CD-Rom、旧作品)は不要です
応募書類は返却いたしかねます
・作品制作および展示方法等について、主催者と協議の上、調整させていただく場合があります
・原則として、応募案と著しくかけ離れた作品は制作することができません



◎ 応募条件および注意事項
・ 作品がプレスルームの壁面に収まること(壁のサイズ:縦169cm×横870cm:湾曲)。立体、インスタレーションは不可とします。
・ 新作のみ応募可能です。旧作/他の公募展で入賞した作品は不可とします。
・ 複数の提案は不可とします。
・ 制作中に大きな音を発する作品および制作中・制作後に臭気を発する作品など、マネックスの業務に支障があると判断される作品は不可とします。
 また、剥離や凋落が予想される作品は審査の段階で展示が難しいと判断される可能性があります。
・ 約1年間、プレスルーム(会議室)での展示に耐えうる作品であることを条件とします。
・ 受賞アーティストは約2週間の製作期間中、5営業日以上はオフィスで制作すること、ならびに社員を対象としたワークショップを開催することが必須(海外在住アーティスト含む)です。
・ 制作期間中、あるいは制作期間終了後に、プレスルームに展示する作品に関連した小作品(リサイズ、あるいは再構成した作品)を制作し、マネックスへ寄贈していただきます。9月のレセプション時に発表後、マネックスのアート・コレクションとなります。
・ 受賞アーティストと主催者は、本プログラムの作品の制作・利用等に関し協議の上、合意書を交わします。
・プレスルームは、平時、会議室・応接室として使用するため、人が頻繁に出入りする場所であることを念頭に作品案をお考えください。
・美術館やギャラリーのような温度・湿度管理の行き届いた環境はご提供できません。

◎ 所有権および著作権の扱い
・ 完成作品の所有権および著作権は、受賞者に帰属するものとします。
・ 受賞者は、主催者に対し、完成作品の撮影、アニュアルレポート(年次事業報告書)やマネックスオリジナルノベルティー等への完成作品図版の掲載、広報目的での各種媒体への掲載など、完成作品を複製その他の利用する権利を無期限且つ無償で許諾するものとします。
・ マネックスのプレスルームでの展示期間が終了した後、完成作品は受賞者に返却されます。
・ 詳細は、受賞者と主催者が別途取り交わす合意書又は契約書によるものとします。

◎ 個人情報の取り扱いについて
個人情報は、応募書類の提出により、本プログラムの主催者であるマネックス証券株式会社および運営協力者であるNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に提供されます。お預かりした個人情報は、選考に関する作業に限り利用し、いかなる第三者にも提供いたしません。ただし、受賞者の氏名のほか受賞者と主催者/運営協力者との間で別途合意される情報については、本プログラムの性質上、公表されることをご了承ください。


 


 

3. 選考結果
受賞者には、4月下旬までにご連絡いたします。
また、5月に本ウェブページ上にて受賞者を発表します。
審査結果に関するお問い合わせにはお答えしかねますので、予めご了承ください。
なお、受賞者は作品の具体的な制作および展示方法をマネックスにてご説明をお願いしています。制作が問題なく進められることを双方で確認した後、マネックスと作品制作に関する合意書を締結します。

 


 

4. 審査員
審査は、アート界の第一線で活躍するアートの専門家3名と、ビジネス界のプロフェッショナル2名によって行われます。※以下敬称略/50音順


 

出井 伸之(クオンタムリープ株式会社 代表取締役 ファウンダー&CEO)

Idei Nobuyuki

2005年 6月にソニー会長兼グループCEOを退任後、2006年 9月にクオンタムリープ株式会社を設立。同社のファウンダー&CEOとして、大企業変革支援やベンチャー企業の育成支援活動を行っている。 また、アジア発のイノベーション創出オープンプラットフォームとして、2012 年 6 月に NPO 法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブを設立、理事長に就任。ソーシャル・ イノベーションのためのナレッジの集積・発信を行っている。
1960年早稲田大学政治経済学部卒業後、ソニー入社。入社後はスイス駐在、ソニーフランスの設立など主に海外事業に従事。帰国後オーディオ事業部長、ホームビデオ事業本部長などを歴任したのち、1989年取締役就任。1995年から2000年まで社長兼COOとして、2000年から2005年までは会長兼グループCEO として、約10年にわたりソニー経営のトップを担った。
在任期間中、VAIO PC、エリクソン社合弁でのモバイル事業、ソニーのエンターテインメントコンテンツを利用したオンライン配信サービスなどといった、新しい IT・ネットワーク事業立ち上げを次々に実施。「デジタル・ドリーム・キッズ」のビジョンを掲げて独自 の "AV/IT" 路線を展開、ソニー変革を主導した。

他に、フリービット (2007年6月より)、レノボ・グループ(2011年9月より)、マネックス・グループ(2013年6月より) 、ストライプ・インターナショナル (2016年4月より) の社外取締役のほか、清華大学 (中国) アドバイザリーボード(2012年より)。 過去には、日本銀行参与 (1999年-2007年)、IT戦略会議議長、日本経団連副会長、 ハーバードビジネススクールアドバイザリーボード、ドイツ銀行グループアドバイザリーボード、早稲田大学評議員議長、上海交通大学海外教育学院教授の他、アクセンチュア、百度公司、ネスレ、GM、吉本興業、ユー・エス・ジェイなどでも取締役を務めた。

 


塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)

Yuko_Shiomi

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて「大林組コーポレートアートプロジェクト」(1999)、「ハノーヴァー万博」(2000)、「サンパウロ・ビエンナーレ」(2002)などを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウを立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、現代アートの学校「MAD」やアーティストインレジデンスの企画運営、企業による芸術支援プログラムのコンサルティングなどを行う。

 


住吉 智恵(アートプロデューサー、ライター)

Sumiyoshi Chie

東京生まれ。慶応義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業。1990年代より美術ジャーナリストとして活動。オルタナティブスペースTRAUMARIS主宰を経て現在各所で現代美術とパフォーミングアーツの企画を手がける。2011〜2016年、横浜ダンスコレクション/コンペ2審査員。子育て世代のアーティストとオーディエンスを応援するプラットフォーム「ダンス保育園!!実行委員会」代表。http://www.traumaris.jp

 


中野 仁詞(神奈川芸術文化財団 キュレーター)

Nakano Hitoshi

第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2015年)日本館キュレーター。 横浜トリエンナーレ2017 キュレーター。 1968年、神奈川県生まれ。主な企画に、パフォーミング・アーツは、音楽詩劇 生田川物語-能「求塚」にもとづく(創作現代能、2004年、神奈川県立音楽堂)、アルマ・マーラーとウィーン世紀末の芸術家たち(音楽・美術、06年、同)、生誕100年ジョン・ケージ せめぎあう時間と空間(音楽・ダンス、11年、神奈川県民ホールギャラリー)。現代美術展では、塩田千春展「沈黙から」 (07年、神奈川県民ホールギャラリー)、小金沢健人展「あれとこれのあいだ」(08年、同)、「日常/場違い」展(09年、同)、「デザインの港。」浅葉克己展(09年、10年、同)、泉太郎展「こねる」(10年、同)、「日常/ワケあり」展(11年、同)、さわひらき展「Whirl」(12年、同)、「日常/オフレコ」展(14年、KAAT神奈川芸術劇場)、八木良太展「サイエンス/フィクション」(15年、神奈川県民ホールギャラリー)、KAAT神奈川芸術劇場「突然ミュージアム」(15年、16年、同)、塩田千春展「鍵のかかった部屋」(16年、同)、「詩情の森」展-語り語られる空間(17年、同)ほか。
慶應義塾大学大学院美学美術史学専攻前期博士課程修了。 芸術資源マネジメント研究所理事・研究員。女子美術大学/東海大学非常勤講師。

 


松本 大(マネックス証券株式会社 代表取締役社長)

Oki_Matsumoto

1963年埼玉県生まれ。1987年東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来CEOを務める。マネックスグループは、個人向けを中心とするオンライン証券子会社であるマネックス証券(日本)、TradeStation証券(米国)・マネックスBOOM証券(香港)などを有するグローバルなオンライン金融グループである。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカード、株式会社ユーザベースの社外取締役、Human Right Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。

 



 

5. 応募書類郵送先
 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
  NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] 青木 宛
  *応募、選考に関するお問い合わせには応じかねます。


 


 

6. これまでの受賞アーティスト
各アーティストの完成作品およびプロフィール等の詳細はマネックス証券ウェブサイト内のART IN THE OFFICEページからご覧いただけます。
*昨年2月、マネックス本社の移転(麹町から赤坂)に伴い、プレスルームの壁面が平面から曲面へと変わりました。


2017年度:橋本 晶子(はしもと あきこ)

2016年度:菅 隆紀(すが たかのり)

2015年度:蓮沼 昌宏(はすぬま まさひろ)

2014年度:川内 理香子(かわうち りかこ)

2013年度:野原 万里絵(のはら まりえ)

2012年度:福士 朋子(ふくし ともこ)

2011年度:渡邊 トシフミ(わたなべ としふみ)*現在のアーティスト名:わたなべ としふみ

2010年度:中田 周作(なかた しゅうさく)*現在のアーティスト名:小磯 周作(こいそ しゅうさく)

2009年度:松本 力(まつもと ちから)

2008年度:坂口  恭平(さかぐち きょうへい)



2018-1-29