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ART IN THE OFFICE 2014 公募内容

- 平面作品案 募集 -
会議室をあなたの展示スペースに!ここでしか生まれない表現に挑んでみませんか?
応募締切:2014年4月7日(月)


AIO2014チラシ

ART IN THE OFFICE 2014チラシ

 

 

1. 概要2. 募集内容3. 応募について4. 選考方法|5. 選考結果6. 所有権および著作権の扱い7. 個人情報の取り扱いについて
8. 応募書類郵送先9. これまでの受賞アーティスト




ART IN THE OFFICEとは?


現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストから平面作品案を募集し、受賞者の作品をマネックス証券のプレスルームに1年間展示する公募プログラムで、2014年度で7年目を迎えます。受賞者には、賞金を授与、制作費が支給されるほか、アーティストとしての基礎的な思考やプレゼンテーション能力を身につけることができる講座の受講資格が与えられ、受賞後の活動のサポートも行います。

プレスルームは、マネックス証券の重要なミーティングが行われ、国内外のさまざまなビジネスパーソンが行き交う場所でもあります。取材時には、作品がビジネス誌や新聞などのメディアを通して紹介されるほか、メインエントランスから一望できる空間に設置されるため、多くの人々の目に触れることもこのプログラムの特徴です。

2014年のゲスト審査員には、インディペンデント・キュレーターの飯田志保子氏、森美術館館長の南條史生氏、また、作家の林真理子氏と千葉工業大学惑星探査研究センター所長である松井孝典氏を迎え、NPO法人AIT理事長 塩見有子、マネックス証券社長 松本大の計6名が審査をします。

グローバルなビジネスを展開するオフィス空間で、新たな作品展示に挑戦してみませんか。マネックス証券の社員やクライアントと対話する、あなただけの表現をお待ちしています!


*本プログラムは、2012年度グッドデザイン賞を受賞しています。また、同じく2012年にはCCCカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が本プログラムに共感し、Art in the office CCC AWARDSを開催。2013年には、株式会社ジェイアイエヌがJINS ART PROJECTをスタートさせる等、活動の輪は広がりを見せています。


チラシのDownloadはこちらから(PDF / 3.4MB)

 

<マネックス証券オフィス メインエントランスおよびプレスルーム>

aマネックス証券プレスルーム

・レイアウト図
manex_3d.jpg manex_flat


 

<スケジュール(予定)>

・ 2014年2-4月

作品案応募受付

・ 4月

審査/受賞者決定:応募者に連絡、契約を経て、具体的な制作方法の打ち合わせをします。

・ 6月

制作:受賞者はマネックス証券本社のプレスルームで制作します。(※オフィスでの制作は、必須条件ではありません)社員との交流から制作の新たなヒントを得たり、自分の作品と社会のつながりを考えるきっかけになることも。
作品完成:プレスルームでの取材・写真撮影の際に作品が背景として写り、アート系媒体のみならず、金融・経済・ビジネス系の数々のメディアへの掲載が期待できるほか、持株会社マネックスグループが発行するアニュアルレポートの表紙にも作品画像が使用されます。

・ 9月

レセプションを開催

・ 9月-12月

現代アートの学校MAD2014の「アーティスト」コース(後期)受講期間

*MADとは:本プログラムの運営協力を行うNPO法人AITが2001年より開講している現代アートの教育プログラムです。MAD2014「アーティスト」コースの詳細はこちら>>



 


 

1. 概要
ART IN THE OFFICE 2014
主催:マネックス証券株式会社
運営協力:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
展示場所:マネックス証券本社 プレスルーム(東京都千代田区麹町)
展示期間:2014年6月から2015年5月まで(予定)
制作時期:2014年6月(予定)
制作期間:2週間 (原則9:00 - 17:00、土・日・祝日は除く。応相談)(予定)
作品掲載:マネックスグループ株式会社が発行するアニュアルレポート他
支援内容:賞金30万円
     制作費10万円(交通費・素材費・運搬費を含む 施工費は除く)
     現代アートの学校MAD2014「アーティスト」コース(後期)の無料受講資格

*MADとは:NPO法人AITが2001年より開講している現代アートの教育プログラムです。
MAD2014「アーティスト」コースの詳細はこちら>>


 

マネックス証券株式会社について

AIO_logo "MONEYのYの一歩先を行くMONEX": マネックス(MONEX)とは、MONEYの"Y"を"X"に変えることで、「一歩先の未来の金融」をデザインするという意志をあらわしています。マネックス証券は、個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念の下、1999年4月に松本大がソニー株式会社と共同出資で設立した総合金融オンライン証券会社です。「ART IN THE OFFICE」プログラムは、現代アートの未開拓の表現を追求している点に共感し、マネックス証券を通じて現代アーティストの作品を知っていただくことを目的として、2008年度より開催しています。


NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]について

AIT_logo キュレーターやアート・オーガナイザー6名が、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として2002年に設立した団体で、現代アートの学校やアーティスト・イン・レジデンス、展覧会やシンポジウムなどの企画制作事業を行っています。本プログラムでは、運営協力を行っています。


 


 

2. 募集内容
作品:プレスルームの壁(縦270cm×横550cm)に展示する平面作品案(写真、ドローイング、油彩、水彩など)
*壁にキャンバス等を貼り直接描くことや、イメージをプリントした紙や写真などを貼ること、壁から厚さ5cm以内の半立体作品も可能です。
*原則として上記指定の壁面に収まる作品案を募集しますが、受賞後、作品案によっては、主催者と相談の上、プレスルーム内の他2つの壁面も使用可能とします。

対象:現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)

作品点数:1人(1組)1作品

◎ 応募条件および注意事項
 ・ 作品がプレスルームの壁面に収まること(壁のサイズ:縦270cm×横550cm)
   └立体(壁から5cm以上)、インスタレーションは不可
 ・ 新作のみ応募可。旧作/他の公募展で入賞した作品は不可
 ・ 複数の提案は不可
 ・ 制作中に大きな音を発する作品および制作中・制作後に臭気を発する作品など、
  マネックス証券の業務に支障があると判断される作品は不可。
  また、剥離や凋落が予想される作品は審査の段階で展示が難しいと判断される可能性有り。
 ・ 約1年間、プレスルーム(会議室)での展示に耐えうる作品であること
 ・ 受賞アーティストは2週間現場で制作することが望ましい(海外在住アーティスト含む)
 ・ 受賞アーティストと主催者は、本プログラム作品の制作・利用等に関し協議の上、合意書を交わすこととする。
 *プレスルームは、平時、会議室・応接室として使用するため、人が頻繁に出入りする場所であることを念頭に作品案をお考えください。
 *美術館やギャラリーのような温度・湿度管理の行き届いた環境はご提供できません。


◎ 審査基準
 ・ ART IN THE OFFICEの特徴(展示スペースが取材・撮影や社内外の会議が行われるプレスルームであること、滞在制作中にマネックス証券の社員との交流が想定されること等)を理解し、独自性、先駆性のあること。
 ・作品のコンセプト、制作スケジュール、作品の展示および設置方法が明確であること
 ・「一歩先の未来の金融の創造」というマネックス証券の企業理念を考慮したもの(金融を作品テーマとする必要性はありません。)


 


 

3. 応募について
応募締め切り:2014年4月7日(月)※持ち込み不可
下記「提出書類」から応募用紙をダウンロードの上、「8. 応募書類郵送先」のAITまで郵送して下さい。

◎ 提出書類
 1)所定の応募用紙
 2)プロフィール A4 1-2枚程度(過去の活動歴、展覧会歴のわかるもの)
 3)作品ファイル1冊(A4サイズのみ可) *作品や展示風景の様子がわかる写真や画像を必ず添付してください。

*応募用紙には以下の2点を明記ください。
 1.作品コンセプト:作品のタイトル、コンセプトや具体的な内容をまとめたもの。
 2.作品プラン:展示方法/素材・サイズ/制作スケジュールなど具体的なプランをまとめたもの。
*審査員に完成イメージが明確に伝わるよう、ドローイングや写真、グラフィック画像などでわかりやすく表現してください。
*応募書類以外の資料(例:DVD、CD-Rom)は不要です。
*応募書類は返却いたしません。
*作品制作および展示方法等について、主催者や施工業者と協議の上、調整させていただく場合があります。
*応募案と著しくかけ離れた作品は制作することができません。

 


 


 

4. 選考方法
実行委員会のメンバー6名からなる選考委員会にて選考します。

◎ 審査員 ※敬称略/50音順

飯田志保子(インディペンデント・キュレーター、札幌国際芸術祭2014アソシエイト・キュレーター)

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1998年より東京オペラシティアートギャラリーの開館準備に従事し、2009年まで同アートギャラリーのキュレーター。2009年から2011年までオーストラリアのブリスベンにあるクイーンズランド州立美術で客員キュレーターを務めた後、インディペンデント・キュレーターとして名古屋を拠点に活動中。「あいちトリエンナーレ2013」共同キュレーター。現在「札幌国際芸術祭2014」アソシエイト・キュレーターを務めている。

 


 

塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT / エイト]理事長)

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学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて「大林組コーポレートアートプロジェクト」(1999)、「ハノーヴァー万博」(2000)、「サンンパウロ・ビエンナーレ」(2002)などを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウを立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、現代美術の学校「MAD」やアーティストインレジデンスの企画運営、マネックス証券株式会社による「ART IN THE OFFICE」や株式会社ジェイアイエヌの「J!NS Art Project」など企業との連携プロジェクトを進める。芸術文化に関わる基盤作りやアーティスト支援に取り組む。

 


 

南條 史生(森美術館館長)

Fumio_Nanjo

1949年東京生まれ。1972年慶應義塾大学経済学部、1976年文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金、森美術館副館長などを経て2006年11月より現職。1997年ヴェニス・ビエンナーレ日本館コミッショナー、1998年台北ビエンナーレコミッショナー、ターナープライズ(英国)審査委員、2000年シドニー・ビエンナーレ国際選考委員、2001年横浜トリエンナーレ2001アーティスティック・ディレクター、2002年サンパウロ・ビエンナーレ東京部門キュレーター、2005年ヴェニス・ビエンナーレ金獅子賞国別展示審査員、2006年及び2008年シンガポールビエンナーレ アーティスティック・ディレクター等を歴任。近著に「疾走するアジア〜現代アートの今を見る〜」(美術年鑑社、2010年)、「アートを生きる」(角川書店、2012年)がある。

 


 

林 真理子 (作家)

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1954年山梨県生まれ。1976年日本大学芸術学部文芸学科を卒業後、コピーライターを経て1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を出版、1984年には処女小説『星影のステラ』が直木賞候補に選出される。1985年『最終便に間に合えば』『京都まで』により第94回直木賞を受賞。その後数々の文学賞を受賞。2000年直木賞選考委員に就任。他、数々の文学賞の選考委員を務める。2011年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受賞。

 


 

松井 孝典(千葉工業大学惑星探査研究センター所長)

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1946年生まれ。理学博士。東京大学理学部卒業、同大学院博士課程終了。専門は地球物理学・比較惑星学・アストロバイオロジー。東京大学名誉教授。現在、千葉工業大学惑星探査研究センター所長。「地球システムの崩壊」(第61回毎日出版文化賞〔自然科学部門〕受賞)、「我関わる、ゆえに我あり」、「生命はどこから来たのか?」「スリランカの赤い雨」など著書多数を出版。

 


 

松本 大(マネックス証券株式会社 代表取締役社長CEO)

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1963年生まれ。東京大学法学部卒。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に入社。1994年当時同社史上最年少でゼネラルパートナーとなり、東京支社の為替・債券部門の共同責任者としてリスク管理およびプロダクトを担当。個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念のもと、1999年4月にソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(旧マネックス証券株式会社)を設立、2004年8月には日興ビーンズ証券株式会社との経営統合により、マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)が発足、代表取締役社長CEOとなる。現在、事業持ち株会社であるマネックスグループ株式会社およびマネックス証券株式会社両社のCEOを務める。

 


 


 

5. 選考結果
2014年6月上旬までに受賞者に連絡をします。AITのホームページ上でも、受賞者を発表します。審査結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
なお、受賞者は作品の具体的な制作および展示に関してマネックス証券に説明を行い、作品の制作・展示が問題なく進められることを確認した後、マネックス証券と作品制作に関する合意書を締結します。


 


 

6. 所有権および著作権の扱い
 ・ 完成作品の所有権は、主催者に帰属するものとします。
 ・ 完成作品の著作権については完成作品の創作者(受賞者)に帰属するものとします。
 ・ 受賞者は、主催者に対し、完成作品の撮影、アニュアルレポートやアメニティ等への完成作品図版の掲載、
  広報目的での各種媒体への掲載など、完成作品を複製その他の利用する権利を無期限且つ無償で許諾する
  ものとします。
 ・ 詳細は、受賞者と主催者が別途取り交わす合意書又は契約書によるものとします。


 


 

7. 個人情報の取り扱いについて
個人情報は、応募書類の提出により、本プログラムの主催者であるマネックス証券株式会社および運営協力者であるNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に提供されます。お預かりした個人情報は、選考に関する作業に限り利用し、いかなる第三者にも提供いたしません。ただし、受賞者の氏名のほか受賞者と主催者/運営協力者との間で別途合意される情報については、本プログラムの性質上、公表されることをご了承ください。


 


 

8. 応募書類郵送先
 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
 NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] 岩崎 宛
 *応募、選考に関するお問い合わせには応じかねます。


 


 

9. これまでの受賞アーティスト
*2012年度の開催以降、マネックス証券オフィスの移転に伴い、プレスルームの壁面が曲面から平面へ変更となりました。

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2013年度受賞作品:Work in progress

野原 万里絵(のはら まりえ)

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1987年大阪府生まれ。2012年Royal College of Art (London)交換留学。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。「アートアワードトーキョー丸の内2013」にてフランス大使館賞、オーディエンス賞を受賞。若手芸術家・キュレーター支援企画「1floor 2013」入選。油彩で絵画を描く際の曖昧なプロセスを細かく分解し、他人の意志や偶然性を用いながら、プロセスに個人的なルールを設けて絵画を描くことを試みている。作者の意志をなるべく排除することで起こる予測不可能なことを作者自身が受け入れることによって、作者の意志とは、作品とは何かということを問いながら制作している。 本プログラムでは、他者の介入を取り入れることで新たな表現を追求する自身の制作スタイルとマネックス証券の「一歩先の未来の金融の創造」という企業理念を重ねあわせた作品を制作。滞在制作期間中、マネックスのオフィスで目にした形や、社員と行ったワークショップの中で引き出した「マネックスという企業から連想する形」が配置された空間を出現させた。 http://www.marienohara.info/

○2014年3月1日(土)-3月22日開催のアートプロジェクト『CITY IN MEMORY -記憶の街-』に参加。http://gallery-akcua.org/city_in_memory/

 


 

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2012年度受賞作品:take off/landing

福士 朋子(ふくし ともこ)

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2005年東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画修了。風景をモチーフにしたペインティングを経て、現在はホワイトボードにマジックや既製品のマグネット等を使って、マンガの要素を取り入れた作品を制作。作品の中に対義語や両義的な意味を含む言葉を用い、白でも黒でもない、あいまいな心境や立ち位置、あるいはそうした状況を作り出す社会を映し出す作品を制作。制作に並行してマンガ「少女画帖」をウェブサイトにて連載中。2013年1月には、山本現代にて個展「Boarding」を開催。本プログラムでは、グローバルに活躍するマネックスの企業イメージに着想を得て、プレスルームの空間を空港のラウンジに見立て、飛行機や空港にまつわる7つの作品を展示した。http://www.h7.dion.ne.jp/~lucky/works.html

○2014年3月末まで、「成田空港オアシスプロジェクト」の依頼により成田空港の壁面に作品「Runway」を展示。

 


 

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2011年度受賞作品:CHARACTERS

渡邊 トシフミ(わたなべ としふみ)

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1985年新潟県生まれ。2009年日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻修了。個人的な記憶と経験、日常におけるありふれた行為から着想を得、見慣れた生活空間をわずかに変化させる試みを続けている。作品によりその表現媒体は彫刻、油彩、水彩ドローイング、インスタレーション、ビデオアートにパフォーマンスと多岐にわたる。既製品など身近な素材を使用した作品の多くは、人間の営みにおけるあらゆる感情を映し出し、生きる根源とは何かを問い提示している。本プログラムでは、紙に2色の水彩絵具というシンプルな手法で、色とりどりの人物や生き物のポートレイト245枚を制作した。

○近年は、横浜にあるアートスペース「blanClass」のイベントに多数出演。

 


 

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2010年度受賞作品:1000s(サウザンズ)

中田 周作(なかた しゅうさく)

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1979年長崎県生まれ。2006年武蔵野美術大学修士課程美術専攻彫刻コース修了。彫刻、ドローイング、アニメーションを組み合わせ、展示空間全体から作品テーマを「経験」できる場作りを目指す。受賞作品では、撮影したマネックスの社員や東京駅周辺で見かけた人物、インターネットから無作為に選んだ人物をコンピューターに取り入れ、紙に出力し、壁に貼り巡らす作品を完成させた。第3回恵比寿映像際(2011年)に参加。

アニメーション作品:『medo』(9min)|『踊る光線』(3min) / Sound:いずれも小磯里沙

 


 

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2009年度受賞作品:三囲(みめぐり)アニメーション だれもしらない映画「何もしないことをおそれて何もしないわけではない

松本 力(まつもと ちから)

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1967年東京生まれ。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業。コマ割りのドローイングを描く手法で、独自の「時間の絵」による映像表現を目指す。個展やグループ展、第3回恵比寿映像祭への参加の他、音楽家との映像や言葉のパフォーマンス等も行う。また、復興支援のアートプロジェクトとして、毛糸の指編み帽子を制作、メッセージと共に東北へ贈るワークショップ形式のHappy Cap Projectを展開している。本プログラムでは、マネックス社員によって語られた個人的な出来事やエピソードから着想を得た18段に渡る絵巻物を制作。 http://chikara.p1.bindsite.jp/

○2014年2月26日-3月2日まで、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」のために描いた広告ポスターが都内地下鉄10駅にて掲載予定。
○2014年3月16日 「モノづくりとアートでつなぐ国際交流?おおたアーティスト イン・レジデンス 連携企画 踊る人形 in 乱視の光, The Animation of Dancing Men ストレンジャー・イン・大森」を開催予定。

 


 

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2008年度受賞作品:Dig-Ital City(ディグ・アイタル・シティ)

坂口 恭平(さかぐち きょうへい)

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1978年熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。在学中より現代建築の在り方に疑問を持ち、都市に存在している、専門家ではない人々によって建てられた無名建築物、庭の調査を行う。受賞作品では、油性ペンのみを使用し、フリーハンドで緻密な建築物や道路などを描画し、会議室の壁に巨大都市を出現させた。 http://www.0yenhouse.com/

新刊「坂口恭平のぼうけん(全七巻)」(土曜社)から2014年2月28日より発売予定。

 

2014-2-12