日産アートアワード2017
ファイナリストの5名が決定
http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/NAA/
左から:題府基之、藤井光、石川竜一、田村友一郎 、横山奈美
AITでは、日産自動車株式会社が主催する「日産アートアワード2017」の企画・運営事務局として関わっています。
「日産アートアワード」は、才能ある日本人アーティストをグローバルな視点で選抜し、海外のアートシーンでプレゼンスを高めることを後押しすると共に、日本現代美術の軌跡を後世に残し、人々がアートに親しむ社会作りを目的に、隔年で開催される現代美術のアワードです。現代社会を瑞々しい感性で鋭く見抜き、特に過去2年間の活躍が目覚ましかったアーティストに贈られます。また、本アワードを継続し、日産自動車が作品を蒐集することで、国際アートシーンにおける日本現代美術の参照点となることを目指しています。
第3回目となる今回は、日本人アーティストの活動を国内外の視点で捉えてきたキュレーターや研究者、NPOなど異なる背景を持つ10名が、それぞれ候補となるアーティスト3名をノミネートしました。その後、2017年5月、第一次選考を行い、世界を拠点に活動する美術関係者5名からなる審査委員会により、25名の候補者から5名をファイナリストとして選出しました。
9月16日より、BankART studio NYK 2Fにて開催される展覧会での作品展示と最終審査を経て、グランプリ受賞者が決定します。
また、今回のグランプリ受賞者には、その後のアーティストの活動が海外のアートシーンに直接のつながりを持ち、さらなる飛躍の契機となることを期待し、賞金に加えて、1994年にアメリカ・ニューヨークに設立された「インターナショナル・スタジオ&キュラトリアルプログラム(ISCP)」の協力を得ながら、3ヶ月間にわたるニューヨーク滞在の機会を提供します。
展覧会では、9月16日(土)から11月5日(日)まで、ファイナリスト5名による新作を含む作品が展示され、展覧会期間中に、グランプリ受賞のほかに、来場者からの投票により選出されるオーディエンス賞が発表されます。
展覧会は入場無料ですので、お気軽にご来場ください。みなさまのお越しをお待ちしております。
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[ 「日産アートアワード2017」概要 ]
主催:日産自動車株式会社
企画・運営協力:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
協力:インターナショナル・スタジオ&キュラトリアルプログラム(ISCP)
[ 展覧会概要 ]
名 称:日産アートアワード2017:ファイナリスト5名による新作展
会 期:2017年9月16日(土)〜11月5日(日)
*休館日:第2・第4木曜日
*9月27日(水)は、イベント開催のため一般入場ができません。予めご了承ください
会 場:BankART Studio NYK 2F(神奈川県横浜市中区海岸通3-9)
協 力:BankART1929
後 援:横浜市
[アーティスト推薦と第一次選考 ]
日本人アーティストの活動を国内外の視点で捉えてきたキュレーターや研究者、NPOなど異なる背景を持つ10名が、それぞれ候補となるアーティスト3名をノミネートしました。
その後、2017年5月、第一次選考を行い、世界を拠点に活動する美術関係者5名からなる審査委員会により、25名の候補者から5名をファイナリストとして選出しました。
国際審査委員会
南條史生 森美術館館長(日本、東京)*審査委員長
ジャン・ド・ロワジー パレ・ド・トーキョー館長(フランス、パリ)
キム・ソンジョン アートソンジェセンターディレクター/
Real DMZ Projectアーティスティック・ディレクター(韓国、ソウル)
ジェシカ・モーガン Dia美術財団館長(米国、ニューヨーク)
ローレンス・リンダー カリフォルニア大学バークレー美術館、パシフィック・フィルム・
アーカイブ館長(米国、カリフォルニア)
候補者推薦委員
橋本 梓 国立国際美術館主任研究員
橋本 誠 アートプロデューサー/一般社団法人ノマドプロダクション代表理事
服部浩之 インディペンデント・キュレーター/秋田公立美術大学大学院准教授/
アートラボあいちディレクター
飯田志保子 インディペンデント・キュレーター/東京藝術大学准教授
ルーベン・キーハン クイーンズランド・アートギャラリー|
ブリスベン近代美術館アジア現代美術キュレーター
木村絵理子 横浜美術館主任学芸員
北出智恵子 金沢21世紀美術館キュレーター
ロジャー・マクドナルド NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]副ディレクター
成相 肇 東京ステーションギャラリー学芸員
高橋瑞木 MILL6 Foundation共同ディレクター
[ 新作制作と展覧会 ]
5名のファイナリストにはそれぞれ賞金100万円と作品制作費100万円が支給され、2017年9月に開催される展覧会で新作を含む作品が展示されます。
ファイナリスト (生年/出身地/在住)
題府基之 1985年東京都生まれ / 東京都在住
藤井光 1976年東京都生まれ / 東京都在住
石川竜一 1984年沖縄県生まれ / 沖縄県在住
田村友一郎 1977年富山県生まれ / 静岡県在住
横山奈美 1986年岐阜県生まれ / 茨城県在住
[ 最終選考と授賞式 ]
最終選考では展示作品を国際審査委員会が審査し、2017年9月27日(火)の授賞式でグランプリを発表します。
また、来場者からの投票により選出されたオーディエンス賞も同日発表されます。
[ 賞 ]
グランプリ:総額500万円相当(1+2+副賞)
(1) 賞金300万円(ファイナリストの賞金100万含む)
(2) 3ヶ月間のニューヨーク滞在(渡航費・滞在費・研究費・専門的な助言などの支援を含む)
*協力:インターナショナル・スタジオ&キュラトリアルプログラム(ISCP)
副賞 トロフィー
ファイナリスト:賞金100万円
[ URL ]
公式サイト:http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/NAA/
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2017-9- 8