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第9回 ART IN THE OFFICE 2016 公募内容



- 平面作品案 募集 -
アーティストと企業の物語が交わるプレスルーム
*応募締切:2016年4月7日(木)*


AIO_2016ロゴ

 

 

1. 実施概要2. 応募要項3. 選考結果4. 審査員5. 応募書類郵送先6. これまでの受賞アーティスト




ART IN THE OFFICEとは?


ART IN THE OFFICEは、現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストをサポートする公募プログラムで、今年で9回目となります。

平面作品の展示プランを募集し、受賞アーティストの作品をマネックス証券(以下「マネックス」)のプレスルームに約1年間展示します。審査は、アート界、ビジネス界、それぞれの分野の第一線で活躍するプロフェッショナル5名によって行われます。受賞者には、賞金を授与し制作費を支給する他、「現代アートの学校MAD」の受講資格が与えられます。

受賞アーティストは、マネックスの取材対応や重要な会議が行われるプレスルームで作品制作と展示を行います。制作期間中の社員との交流は、自分の作品をいつもとは違う角度から捉えるきっかけともなるでしょう。設立当初より次代の金融ビジネスのあり方を模索してきたマネックスのオフィスで、あなた自身も新たな表現に挑戦してみませんか。


*本プログラムは、2012年にグッドデザイン賞を受賞しました。また、CCCカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長兼CEOの増田宗昭氏がゲスト審査員をつとめたことをきっかけに本プログラムに共感し、Art in the office CCC AWARDSを開催。2013年には、株式会社ジェイアイエヌ 代表取締役社長の田中仁氏がゲスト審査員をつとめたことを機にJINS ART PROJECTをスタートさせる等、活動の輪は広がりを見せています。


チラシのDownloadはこちらから(PDF / 444K)

○マネックスとART IN THE OFFICEについて
マネックス(MONEX)とは、MONEYの"Y"を"X"に変えることで、「一歩先の未来の金融」をデザインするという意志をあらわしています。現代アートが未開拓の表現を追求している点に共感し、「マネックスを通じて、現代アーティストの作品を広めたい」という思いから、2008年にART IN THE OFFICEは生まれました。

 

[マネックス本社(東京麹町)プレスルーム]

aマネックス証券プレスルーム

[プレスルーム レイアウト図]
manex_flat


 

1. 実施概要

1. 応募受付

 2月15日(月)- 4月7日(木) ※当日消印有効

2. 審査

 4月下旬

3. 受賞者発表

 5月中旬

4. 作品制作

 6月 (約2週間)
 ※ オフィスでの滞在制作は必須ではありません
 ※ 展示期間は2017年5月まで(予定)
 ※ 社員を対象としたミニアーティストトークやワークショップを行います

5. レセプション

 9月
 ※ 作品を掲載したマネックスのオリジナル・ノベルティーを招待者に
 贈呈します

6. MAD2016の講座
 「サークル」
 無料受講

 9-12月(任意参加)
 ※MADとは:本プログラムの運営協力を行うNPO法人AITが2001年より
 開講している現代アートの教育プログラムです。
 受賞アーティストは6つのレクチャーを選んで受講できます
 詳細はこちら>>



◎ サポート内容
■ 賞金30万円、制作費10万円
  ※交通費・素材費・運搬費・施工費を含む

■ マネックス、マネックスのグループ会社およびAIT のウェブサイト、プレスリリースやメールマガジンにおける展示紹介。その他、マネックスのオリジナルノベルティーや親会社マネックスグループのアニュアルレポートへの利用等。

■ 「現代アートの学校MAD2016」(AIT主催)の無料受講
  海外のアートメディア記事を読む「ニュース・ナイト」、選び抜かれた映像や音楽を鑑賞し語り合う「フィルム&ミュージック・クラブ」、アートにまつわる神秘的な概念や歴史に埋もれた知を発掘する「エクセントリック・ナレッジ」、英語でアートの話題を語る「English Jam」など、多彩なプログラムから6つのレクチャーを受講いただけます。


 

マネックスについて
AIO_logo "MONEYのYの一歩先を行くMONEX": マネックス(MONEX)とは、MONEYの"Y"を"X"に変えることで、「一歩先の未来の金融」をデザインするという意志をあらわしています。マネックスは、個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念の下、1999年4月に松本大がソニー株式会社と共同出資で設立した総合金融オンライン証券会社です。「ART IN THE OFFICE」プログラムは、現代アートの未開拓の表現を追求している点に共感し、マネックスを通じて現代アーティストの作品を知っていただくことを目的として、2008年度より開催しています。


NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]について

AIT_logo キュレーターやアート・オーガナイザー6名が、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として2002年に設立した団体で、現代アートの学校やアーティスト・イン・レジデンス、展覧会やシンポジウムなどの企画制作事業を行っています。本プログラムでは、運営協力を行っています。


 


 

2. 応募要項

1.応募受付期間:2月15日(月)- 4月7日(木) *当日消印有効

2.募集内容:プレスルームの壁(縦270cm×横550cm)に展示する平面作品案(写真、ドローイング、油彩、水彩など)
・旧作は不可
・壁にキャンバス等を貼り描くことや壁から厚さ5cm以内の半立体作品可
・原則として上記指定の壁面に収まる作品案を募集しますが、受賞後、作品案によっては主催者と相談の上、プレスルーム内の他2つの壁面も使用可能とします

3.対象:現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)

4.作品点数:1人(1組)1作品

5.審査基準
・企業のプレスルームという空間の特徴(取材・撮影や社内外の重要な会議が行われること、滞在制作中にマネックスの社員との交流が想定されること等)を踏まえ、独自性・先駆性があること。
・「一歩先の未来の金融の創造」というマネックスの企業理念を考慮したもの(金融を作品のテーマに用いる必要性はありません。)

6.応募方法:下記「応募書類」を郵送にてAITまでお送りください。
・持ち込み不可
・必ず応募条件、作品の所有権および著作権等についての注意事項をご確認の上、ご応募ください。

ART IN THE OFFICE応募書類
  1)所定の応募用紙 

ダウンロードはこちらから

  2)プロフィール:A4 1-2枚程度(過去の活動歴、展覧会歴のわかるもの)
  3)作品ファイル:A4サイズのみ、1冊(作品や展示風景の様子がわかる写真や画像のあるもの)

・応募用紙には以下の2点を明記ください
    1.作品コンセプト:作品のタイトル、コンセプトや具体的な内容
    2.作品プラン:展示方法、素材、サイズ、制作スケジュールなどの具体的なプラン
・審査員に完成イメージがなるべく明確に伝わるよう、ドローイングや写真、グラフィック画像などでわかりやすく表現してください
・応募書類以外の資料(例:DVD、CD-Rom)は不要です
・応募書類は返却いたしかねます
・作品制作および展示方法等について、主催者と協議の上、調整させていただく場合があります
・原則として、応募案と著しくかけ離れた作品は制作することができません



◎ 応募条件および注意事項
・ 作品がプレスルームの壁面に収まること(壁のサイズ:縦270cm×横550cm)。立体(壁から5cm以上)、インスタレーションは不可とします。
・ 新作のみ応募可能です。旧作/他の公募展で入賞した作品は不可とします。
・ 複数の提案は不可とします。
・ 制作中に大きな音を発する作品および制作中・制作後に臭気を発する作品など、マネックスの業務に支障があると判断される作品は不可とします。
 また、剥離や凋落が予想される作品は審査の段階で展示が難しいと判断される可能性があります。
・ 約1年間、プレスルーム(会議室)での展示に耐えうる作品であることを条件とします。
・ 受賞アーティストは2週間現場で制作することが望ましい(海外在住アーティスト含む)ですが、必須条件ではありません
・ 受賞アーティストと主催者は、本プログラムの作品の制作・利用等に関し協議の上、合意書を交わします。
・ プレスルームは、平時、会議室・応接室として使用するため、人が頻繁に出入りする場所であることを念頭に作品案をお考えください。
・ 美術館やギャラリーのような温度・湿度管理の行き届いた環境はご提供できません。

◎ 所有権および著作権の扱い
・ 完成作品の所有権は、主催者に帰属するものとします。
・ 完成作品の著作権については完成作品の創作者(受賞者)に帰属するものとします。
・ 受賞者は、主催者に対し、完成作品の撮影、アニュアルレポート(年次事業報告書)やマネックスオリジナル・ノベルティー等への完成作品図版の掲載、広報目的での各種媒体への掲載など、完成作品を複製その他の利用する権利を無期限且つ無償で許諾するものとします。
・ 詳細は、受賞者と主催者が別途取り交わす合意書又は契約書によるものとします。

◎ 個人情報の取り扱いについて
個人情報は、応募書類の提出により、本プログラムの主催者であるマネックス株式会社および運営協力者であるNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に提供されます。お預かりした個人情報は、選考に関する作業に限り利用し、いかなる第三者にも提供いたしません。ただし、受賞者の氏名のほか受賞者と主催者/運営協力者との間で別途合意される情報については、本プログラムの性質上、公表されることをご了承ください。


 


 

3. 選考結果
受賞者には、4月下旬までにご連絡いたします。
また、5月中旬までに本ウェブページ上にて受賞者を発表します。
審査結果に関するお問い合わせにはお答えできかねますので、予めご了承ください。
なお、受賞者には作品の具体的な制作および展示方法に関してマネックスに対してご説明いただきます。
作業が問題なく進められることを双方で確認した後、マネックスと作品制作に関する合意書を締結していただきます。

 


 

4. 審査員
審査は、アート界の第一線で活躍するアートの専門家3名と、ビジネス界のプロフェッショナル2名によって行われます。※以下敬称略/50音順

塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)

Yuko_Shiomi

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて「大林組コーポレートアートプロジェクト」(1999)、「ハノーヴァー万博」(2000)、「サンパウロ・ビエンナーレ」(2002)などを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウを立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、現代美術の学校「MAD」やアーティストインレジデンスの企画運営、企業による芸術支援プログラムのコンサルティングなどを行う。

 


 

成毛 眞(書評サイトHONZ代表 兼 株式会社インスパイア取締役ファウンダー)

Naruke Makoto

1955年、札幌生まれ。中央大学商学部卒。1986年、マイクロソフト株式会社に入社。 1991年、同社社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「株式会社インスパイア」を設立。2011年書評サイトHONZを開設。 スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授なども務める。著書に『面白い本』(岩波新書)、『ビジネスマンのための歌舞伎案内』(NHK出版)、『メガ!』(新潮社)、『情熱の仕事学』(日経BP社)など多数。

 


 

野村しのぶ(東京オペラシティアートギャラリー キュレーター)

Shinobu Nomura

自由学園、東京造形大学卒業後、展覧会企画会社を経て2004年より東京オペラシティアートギャラリーに勤務。担当した主な展覧会に「アートと話す/アートを話す」(2006)、「伊東豊雄 建築|新しいリアル」(2006)、「都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み」(2009)、「エレメント 構造デザイナー セシル・バルモンドの世界」(2010)、「さわ ひらき Under the Box, Beyond the Bounds」(2014)、「ザハ・ハディド」(2014)、「サイモン・フジワラ ホワイトデー」(2016)。若手アーティスト紹介シリーズproject Nも担当。

 


 

松本 大(マネックス証券株式会社 代表取締役会長CEO)

Oki_Matsumoto

1963年埼玉県生まれ。87年東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズを経て、ゴールドマン・サックスに勤務。94年、30歳で同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。99年、マネックス証券株式会社を設立。2015年11月より現職。現在、事業持株会社であり、個人向けを中心とするオンライン証券子会社を日本(マネックス証券)・米国(TradeStation証券)・香港(マネックスBOOM証券)に有するグローバルなオンライン金融グループであるマネックスグループ株式会社およびマネックス証券株式会社両社のCEOを務める他、株式会社カカクコム、株式会社ジェイアイエヌの社外取締役を務める。

 


 

藪前知子(東京都現代美術館学芸員)(予定)

Tomoko Yabumae

東京都生まれ。主な担当企画に「大竹伸朗 全景 1955-2006」(2006)、「MOTコレクション 特集展示 岡崎乾二郎」(2009)、「山口小夜子 世界を着る人」(2015)、「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」(以上、東京都現代美術館)、「Omnilogue: Your Voice is Mine」(2013、シンガポール国立大学美術館)など。共著に『わたしを変えるアートとファッション』(2013、パルコ出版)など。現代美術についての寄稿多数。

 


 


 

5. 応募書類郵送先
 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
  NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] 岩崎 宛
  *応募、選考に関するお問い合わせには応じかねます。


 


 

6. これまでの受賞アーティスト
各アーティストの完成作品およびプロフィールはマネックスグループHP内のART IN THE OFFICEページ>>からご覧いただけます。
*2012年度の開催以降、マネックス本社の移転(丸の内から麹町)に伴い、プレスルームの壁面が曲面から平面へ変わりました。


2015年度:蓮沼 昌宏(はすぬま まさひろ)

2014年度:川内 理香子(かわうち りかこ)

2013年度:野原 万里絵(のはら まりえ)

2012年度:福士 朋子(ふくし ともこ)

2011年度:渡邊 トシフミ(わたなべ としふみ)*現在のアーティスト名:わたなべ としふみ

2010年度:中田 周作(なかた しゅうさく)*現在のアーティスト名:小磯 周作(こいそ しゅうさく)

2009年度:松本 力(まつもと ちから)

2008年度:坂口  恭平(さかぐち きょうへい)



2016-2- 9