ART IN THE OFFICE 2013
※ 「ART IN THE OFFICE 2013」選出アーティスト発表! 詳細はこちら(2013/6/7)
期間限定のオフィス美術館! あなたの作品を展示しませんか。
平面作品案募集!
1. 概要|2. 募集内容|3. 応募について|4. 選考方法||5. 選考結果|6. 所有権および著作権の扱い|7. 個人情報の取り扱いについて
8. 応募書類郵送先|9. これまでの受賞アーティスト
マネックス証券プレスルーム風景
ART IN THE OFFICEは、2012年度グッドデザイン賞の「展示会・見本市」部門を受賞しました
ART IN THE OFFICEとは?
現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストから平面作品案を募集し、受賞者の作品をマネックス証券のプレスルームの壁に1年間展示する公募プログラムです。受賞者には、賞金を授与するほか、制作費を支給。さらに、現代アートの学校MADで、アーティストとしての基礎的思考を身につけることのできる講座の受講資格が与えられます。先端のビジネスアイディアが生まれる、刺激あるオフィス空間で、新たな作品に挑戦してみませんか。社員やビジネス・パーソン、アートの専門家をうならせるあなただけの表現をお待ちしています!
作品が展示されるプレスルームは、マネックス証券の重要なミーティングが行われ、国内外のさまざまなビジネス関係者が行き来する場所でもあります。また、多くの取材が行われる空間のため、作品がビジネス誌、新聞などのメディアを通して紹介され、鑑賞者にとどまらない人々の目に触れることも、このプログラムの特長です。2013年のゲスト審査員には、アート界からGALLERY SIDE 2の島田淳子氏と森美術館のアソシエイト・キュレーターの椿玲子氏を、そしてビジネス界からは株式会社ジェイアイエヌ代表取締役社長の田中仁氏を迎え、マネックス証券社長 松本大、AIT理事長 塩見有子の計5名が審査をします。
本プログラムは、受賞後にアーティストが美術館やギャラリーで行われるアートイベントや展示に参加する等、アーティストとしてのステップアップのきっかけとなっていることでも、評価を得ています。また、昨年は2012年度グッドデザイン賞を受賞しました。さらに、CCCカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が本プログラムに共感し、Art in the office 2012 CCC AWARDSをスタートする等、プログラムへの関心が高まり、活動の輪は広がりを見せはじめています。
*MADとは:本プログラムの運営協力を行うNPO法人AITが2001年より開講している現代アートの教育プログラムです。「アーティスト」コースの詳細はこちら>>
<マネックス証券オフィス メインエントランスおよびプレスルームレイアウト図>
<スケジュール(予定)>
・ 2013年2-4月 |
作品案応募受付 |
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・ 4-5月 |
審査:アート界とビジネス界のプロフェッショナル5名が審査にあたります。 |
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・ 6月 |
制作:受賞者はマネックス証券のオフィスのプレスルームで制作します(※オフィスでの制作は、必須条件ではありません)。マネックス証券を始めとしたマネックスグループ社員との交流から制作のヒントを見つけたり、自分の作品と社会のつながりを考えるきっかけとしてもらうことも期待しています。 |
・ 7月以降 |
レセプションを開催:その後も、公開イベントを通して、作品の紹介を行います。 |
1. 概要
ART IN THE OFFICE 2013
主催:マネックス証券株式会社
運営協力:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
展示場所:マネックス証券本社 プレスルーム(東京都千代田区麹町)
展示期間:2013年6月から2014年5月まで(予定)
制作時期:2013年6月(予定)
制作期間:2週間 (原則9:00 - 17:00、土・日・祝日は除く。応相談)(予定)
作品掲載:マネックスグループが発行するアニュアルレポート他
支援内容:賞金30万円
制作費10万円(交通費・素材費・運搬費を含む 施工費は除く)
現代アートの学校MAD2013「アーティスト」コース(後期)の受講資格
*MADとは:NPO法人AITが2001年より開講している現代アートの教育プログラムです。
「アーティスト」コースの詳細はこちら>>
マネックス証券株式会社について
"MONEYのYの一歩先を行くMONEX":
マネックス(MONEX)とは、MONEYの"Y"を"X"に変えることで、「一歩先の未来の金融」をデザインするという意志をあらわしています。マネックス証券は、個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念の下、1999年4月に松本大がソニー株式会社と共同出資で設立した総合金融オンライン証券会社です。「ART IN THE OFFICE」プログラムは、現代アートのアーティストの作品を、マネックス証券を通じて知っていただくことを目的として、2008年度より開催しています。
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]について
キュレーターやアート・オーガナイザー6名が、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として2002年に設立した団体で、現代アートの学校やアーティスト・イン・レジデンス、展覧会やシンポジウムなどの企画制作事業を行っています。本プログラムでは、運営協力を行っています。
2. 募集内容
作品:プレスルームの壁(縦270cm×横550cm)に展示する平面作品案(写真、ドローイング、油彩、水彩など)
*壁にキャンバス等を貼り直接描くことや、イメージをプリントした紙や写真などを貼ること、壁から厚さ5cm以内の半立体作品も可能です。
対象:現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)
作品点数:1人(1組)1作品
◎ 応募条件および注意事項
・ 作品がプレスルームの壁面に収まること(壁のサイズ:縦270cm×横550cm)
└立体(壁から5cm以上)、インスタレーションは不可
・ 新作のみ応募可。旧作/他の公募展で入賞した作品は不可
・ 複数の提案は不可
・ 制作中に大きな音を発する作品および制作中・制作後に臭気を発する作品など、
マネックス証券の業務に支障があると判断される作品は不可。
また、剥離や凋落が予想される作品は審査の段階で展示が難しいと判断される可能性有り。
・ 約1年間、プレスルーム(会議室)での展示に耐えうる作品であること
・ 受賞アーティストは2週間現場で制作することが望ましい(海外在住アーティスト含む)
・ 受賞アーティストと主催者は、本プログラム作品の制作・利用等に関し協議の上、合意書を交わすこととする。
*プレスルームは、平時、会議室・応接室として使用するため、人が頻繁に出入りする場所であることを念頭に作品案をお考えください。
*美術館やギャラリーのような温度・湿度管理の行き届いた環境はご提供できません。
◎ 審査基準
・ 企業に展示することを考慮し、独自性、先駆性のあること。
・「一歩先の未来の金融の創造」というマネックスの企業理念を考慮したもの
・制作スケジュール、作品の展示および設置方法が明確であること
*金融を作品テーマとすることは必須条件ではありません。
3. 応募について
応募締め切り:4月15日(月)※持ち込み不可
下記「提出書類」から応募用紙をダウンロードの上、「8. 応募書類郵送先」のAITまで郵送して下さい。
◎ 提出書類
・所定の応募用紙
・プロフィール A4 1-2枚程度(過去の活動歴、展覧会歴のわかるもの)
・作品ファイル1冊(A4サイズのみ可) *作品や展示風景の様子がわかる写真や画像を必ず添付してください。
応募用紙には以下の2点を明記ください。
1.作品コンセプト:作品のタイトル、コンセプトや具体的な内容をまとめたもの。
2.作品プラン:展示方法/素材・サイズ/制作スケジュールなど具体的なプランをまとめたもの。
*審査員に完成イメージが明確に伝わるよう、ドローイングや写真、グラフィック画像などでわかりやすく表現してください。
*応募書類以外の資料(例:DVD、CD-Rom)は不要です。
*応募書類は返却いたしません。
*作品制作および展示方法等について、主催者や施工業者と協議の上、調整させていただく場合があります。
*応募案と著しくかけ離れた作品は制作することができません。
4. 選考方法
実行委員会のメンバー5名からなる選考委員会にて選考します。
◎ 審査員 ※敬称略/50音順
塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT / エイト]理事長)
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学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウを立ち上げ、代表に就任。AITでは、芸術文化に関わる基盤作りやアーティスト支援に取り組む。 |
島田 淳子(GALLERY SIDE 2 ディレクター)
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1997年にNYから帰国し、現代美術画廊GALLERY SIDE 2をオープン。千駄ヶ谷、赤坂、東麻布を経て、現在は六本木3丁目に開廊。過去にはリクリット・ティラヴァニ、エリザベス・ペイトン、モリーン・ギャレースといった国際的な作家の日本初個展を開催し、現在はムラタ有子、ピーター・マクドナルド、占部史人など日本がベースの作家の展覧会を企画、代理人として国内外へ作品を紹介する。 |
田中 仁(株式会社ジェイアイエヌ 代表取締役社長)
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1963年群馬県生まれ。1988年ジェイアイエヌを設立。2001年アイウエア事業「JINS」(ジンズ)を開始し、2006年大証ヘラクレスS(現JASDAQ)に上場。2010年 『アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン2010 Accelerating部門』大賞を受賞し、2011年 『Ernst&Young World Entrepreneur of the year 2011』世界大会に出場。 |
椿 玲子(森美術館アソシエイト・キュレーター)
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京都大学大学院人間・環境学研究科創造行為論、パリ第1大学哲学科現代美術批評修士修了後、カルティエ現代美術財団インターンなどを経て2002年より森美術館勤務。「アーキラボ」、「アフリカ・リミックス」、「医学と芸術」、「フレンチ・ウィンドウ」などを担当し、若手作家紹介のMAMプロジェクトでは、第7回、第11回、第16回を企画、現在「MAMプロジェクト:019」を準備中。森美術館外では「隠喩としての宇宙」展(2012年、京都)を企画し、「Identity」展(2013年5月、nca)を準備中。成安造形大学の2013年度客員教授でもある。 |
松本 大(マネックス証券株式会社 代表取締役社長CEO)
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1963年生まれ。東京大学法学部卒。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に入社。1994年当時同社史上最年少でゼネラルパートナーとなり、東京支社の為替・債券部門の共同責任者としてリスク管理およびプロダクトを担当。個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念のもと、1999年4月にソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(旧マネックス証券株式会社)を設立、2004年8月には日興ビーンズ証券株式会社との経営統合により、マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)が発足、代表取締役社長CEOとなる。現在、事業持ち株会社であるマネックスグループ株式会社およびマネックス証券株式会社両社のCEOを務める。 |
5. 選考結果
2013年5月下旬以降に受賞者に連絡をします。AITのホームページ上でも、受賞者を発表します。審査結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
なお、受賞者は作品の具体的な制作および展示に関してマネックス証券に説明を行い、作品の制作・展示が問題なく進められることを確認した後、マネックス証券と作品制作に関する合意書を締結します。
6. 所有権および著作権の扱い
・ 完成作品の所有権は、主催者に帰属するものとします。
・ 完成作品の著作権については完成作品の創作者(受賞者)に帰属するものとします。
・ 受賞者は、主催者に対し、完成作品の撮影、アニュアルレポートやアメニティ等への完成作品図版の掲載、
広報目的での各種媒体への掲載など、完成作品を複製その他の利用する権利を無期限且つ無償で許諾する
ものとします。
・ 詳細は、受賞者と主催者が別途取り交わす合意書又は契約書によるものとします。
7. 個人情報の取り扱いについて
個人情報は、応募書類の提出により、本プログラムの主催者であるマネックス証券株式会社および運営協力者であるNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に提供されます。お預かりした個人情報は、選考に関する作業に限り利用し、いかなる第三者にも提供いたしません。ただし、受賞者の氏名のほか受賞者と主催者/運営協力者との間で別途合意される情報については、本プログラムの性質上、公表されることをご了承ください。
8. 応募書類郵送先
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] 岩崎 宛
*応募、選考に関するお問い合わせは応じかねます。
2012年度受賞作品:take off/landing
福士 朋子(ふくし ともこ)
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2005年東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画修了。風景をモチーフにしたペインティングを経て、現在はホワイトボードにマジックや既製品のマグネット等を使って、マンガの要素を取り入れた作品を制作。作品の中に対義語や両義的な意味を含む言葉を用い、白でも黒でもない、あいまいな心境や立ち位置、あるいはそうした状況を作り出す社会を映し出す作品を制作。制作に並行してマンガ「少女画帖」をウェブサイトにて連載中。2013年1月には、山本現代にて個展「Boarding」を開催。 本プログラムでは、グローバルに活躍するマネックスの企業イメージに着想を得て、プレスルームの空間を空港のラウンジに見立て、飛行機や空港にまつわる7つの作品を展示した。http://www.h7.dion.ne.jp/~lucky/works.html |
2011年度受賞作品:CHARACTERS
渡邊 トシフミ(わたなべ としふみ)
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1985年新潟県生まれ。2009年日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻修了。個人的な記憶と経験、日常におけるありふれた行為から着想を得、見慣れた生活空間をわずかに変化させる試みを続けている。作品によりその表現媒体は彫刻、油彩、水彩ドローイング、インスタレーション、ビデオアートにパフォーマンスと多岐にわたる。既製品など身近な素材を使用した作品の多くは、人間の営みにおけるあらゆる感情を映し出し、生きる根源とは何かを問い提示している。本プログラムでは、紙に2色の水彩絵具というシンプルな手法で、色とりどりの人物や生き物のポートレイト245枚を制作した。 |
2010年度受賞作品:1000s(サウザンズ)
中田 周作(なかた しゅうさく)
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1979年長崎県生まれ。2006年武蔵野美術大学修士課程美術専攻彫刻コース修了。彫刻、ドローイング、アニメーションを組み合わせ、展示空間全体から作品テーマを「経験」できる場作りを目指す。受賞作品では、撮影したマネックスの社員や東京駅周辺で見かけた人物、インターネットから無作為に選んだ人物をコンピューターに取り入れ、紙に出力し、壁に貼り巡らす作品を完成させた。第3回恵比寿映像際(2011年)に参加。 アニメーション作品:『medo』(9min)|『踊る光線』(3min) / Sound:いずれも小磯里沙
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2009年度受賞作品:三囲(みめぐり)アニメーション だれもしらない映画「何もしないことをおそれて何もしないわけではない
松本 力(まつもと ちから)
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1967年東京生まれ。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業。コマ割りのドローイングを描く手法で、独自の「時間の絵」による映像表現を目指す。個展やグループ展、第3回恵比寿映像祭への参加の他、音楽家との映像や言葉のパフォーマンス等も行う。また、復興支援のアートプロジェクトとして、毛糸の指編み帽子を制作、メッセージと共に東北へ贈るワークショップ形式のHappy Cap Projectを展開している。本プログラムでは、マネックス社員によって語られた個人的な出来事やエピソードから着想を得た18段に渡る絵巻物を制作。 http://chikara.p1.bindsite.jp/ |
2008年度受賞作品:Dig-Ital City(ディグ・アイタル・シティ)
坂口 恭平(さかぐち きょうへい)
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1978年熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。在学中より現代建築の在り方に疑問を持ち、都市に存在している、専門家ではない人々によって建てられた無名建築物、庭の調査を行う。受賞作品では、油性ペンのみを使用し、フリーハンドで緻密な建築物や道路などを描画し、会議室の壁に巨大都市を出現させた。 http://www.0yenhouse.com/ |
2013-2- 1