Tokyo Art Research Lab 2012(TARL)
URL: http://www.tarl.jp
Facebook: http://www.facebook.com/tarl302
TARL「ネットワーキング・ラボvol.2」の様子
AITでは、東京都と東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)が主催する「Tokyo Art Research Lab 2012(TARL)」の事務局として今年度から関わることになりました。
TARLとは、アートプロジェクトにまつわる問題や可能性をすくいあげ分析する、リサーチ型の人材育成プログラムで、アートプロジェクトを持続可能にするシステムの構築を目指しています。
本プログラムは、東京都と東京文化発信プロジェクト室が展開する「東京アートポイント計画」の一環として実施されています。
2012年度は、東京文化発信プロジェクトROOM302(3331 Arts Chiyoda 3F)をメイン会場に、企業やNPO、研究会などと提携し、11の講座を開講します。アートの基礎知識から、アートプロジェクトの企画立案、管理運営、アートと人をつなげる方法、そして記録を残す方法まで、実践に必要な「知」や「スキル」を受講生のみなさんと共有します。
また、TARLでは、各講座で紹介された考えや事例などをより深く掘り下げるための伴走者であるリサーチャーとともに活動しています。
地域社会や関わる人々、また時代などの要素に寄ってさまざまに変化・変容するアートプロジェクト。その絶えずかたちを変えながら動いている状況において、「学んだこと」がいかに「現場」を動かし、人々にエネルギーを与えることができるのでしょうか?
アートの力と人々を結ぶ状況を自分たちでつくるはじめの一歩を、TARLからはじめてみませんか。
[ 11の講座について ]
基礎体力をつける
・アートプロジェクトの0123(2012)
コーディネーター:小川 希(一般社団法人TERATOTERA チーフディレクター、Art Center Ongoing 代表)
・日本型アートプロジェクトの歴史と現在II―定義の試み&3.11以降の動き
コーディネーター:熊倉純子(東京藝術大学音楽環境創造科教授)
・アート社会論II
コーディネーター:港千尋(写真家、著述家)
企画力をつける
・渋谷アートファクトリー計画 DIWO Lab.
コーディネーター:川井敏昌(FabCafe LLP COO)、岩岡孝太郎(FabCafe LLP Fab Director)
・実践!プロジェクトデザイン
コーディネーター:林千晶(米国NPOクリエイティブ・コモンズ アジア・プロジェクト・コーディネーター)
・構造茶話会―プロジェクト構造論
コーディネーター:長島確(ドラマトゥルク、翻訳家)、佐藤慎也(日本大学准教授、建築家)
現場力を鍛える
・「組織」から考えるアートプロジェクトの可能性
コーディネーター:帆足亜紀(アートコーディネーター)
・Creators and Law
コーディネーター:Arts and Law
記録や評価について学ぶ
・リアルARTプロジェクト・アーカイビング実践
コーディネーター:アート&ソサイエティ研究センター
・「評価」のためのリサーチの設計と実践
コーディネーター:佐藤李青(東京アートポイント計画 プログラムオフィサー)
「知」と「スキル」をネットワークする
・ネットワーキング・ラボ
コーディネーター(TARL事務局):小澤慶介(NPO 法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト])、橋本誠(アートプロデューサー)
[ お問い合わせ ]
Tokyo Art Research Lab事務局(AIT内)
Tel:080-3171-9724 Fax:03-6740-1926
E-mail:info@tarl.jp
http://tarl.jp/
*「東京アートポイント計画」とは?
本プログラムは、東京アートポイント計画の一環として実施しています。「東京アートポイント計画」は、東京の様々な人・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信することを目指し、「東京文化発信プロジェクト」の一環として東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が展開している事業です。
http://www.bh-project.jp/artpoint/
2012-9-19