English
Home  >  Projects  >  「ART IN THE OFFICE 2012」公募内容

「ART IN THE OFFICE 2012」公募内容

 

AIO_logo
新しく生まれ変わった、ART IN THE OFFICE 2012
平面作品案募集!
あなたの作品がマネックス証券のオフィスの顔に。
応募締切:2012年5月31日(木)



 

1. 概要2. 募集内容3. 応募について4. 選考方法|5. 選考結果6. 所有権および著作権の扱い7. 個人情報の取り扱いについて
8. 応募書類郵送先9. これまでの受賞アーティスト


 

ART IN THE OFFICEとは?

AIO_logo

現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストから平面作品案を募集し、受賞者の作品をマネックス証券のプレスルームの壁に1年間展示する公募プログラムです。受賞者には、賞金を授与するほか、制作費を支給します。また、現代アートの学校「MAD2012」のアーティストコース(後期)の無料受講特典をプレゼント。現代美術館やギャラリーとは違う、金融機関のオフィス空間で、あなたの創造力を発信してみませんか?
2012年夏、マネックス証券は本社オフィスを東京・丸の内から麹町に移転し、ART IN THE OFFICEの展示スペースも一新します。これまで曲面状だった壁を平面とし、また、半立体の作品展示も可能とすることで、より幅広い作品形式の応募を受け付けます。さらに、作品の展示場所がオフィスのメインエントランス横のプレスルームとなるため、作品が来訪者を出迎える、まさにオフィスの顔となります。ゲスト審査員には、アート界から山本現代代表の山本裕子氏と東京都現代美術館学芸員の西川美穂子氏を、そしてビジネス界からはサイバーエージェント代表取締役社長CEOの藤田晋氏を迎え、マネックス証券社長CEO 松本大、AIT理事長 塩見有子を加えた計5名で審査を行います。
マネックス証券のオフィスを1年間彩る、斬新かつ実験的な作品の提案をお待ちしています!




 

*MADとは:本プログラムの運営協力を行うNPO法人AITが2001年より開講している現代アートの教育プログラムです。アーティストコースの詳細はこちら>>


 

<マネックス証券新オフィス メインエントランスおよびプレスルームレイアウト図>
manex_3d.jpg manex_flat


 

<スケジュール(予定)>

 

・ 2012年4-5月

作品案応募受付

 

 

・ 6月

審査:アート界とビジネス界のプロフェッショナル5名が審査にあたります。
受賞者決定:応募者に連絡、具体的な制作方法の打ち合わせをします。

 

 

・ 8月

制作:受賞者はマネックス証券のオフィスのプレスルームで制作します(※オフィスでの制作は、必須条件ではありません)。マネックス証券を始めとしたマネックスグループ社員との交流から制作のヒントを見つけたり、自分の作品と社会のつながりを考えるきっかけとしてもらうことも期待しています。

作品完成:完成した作品を紹介するレセプションを開催し、その後、作品を約1年間展示します。作品画像がマネックスグループが発行するアニュアルレポートの表紙に使用されるほか、プレスルームでの取材・写真撮影の度に作品が背景として写り、アート系媒体のみならず、金融・経済・ビジネス系の数々のメディアへの掲載が期待できます。


 


 

1. 概要
ART IN THE OFFICE 2012
主催:マネックス証券株式会社
運営協力:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
展示場所:マネックス証券本社 プレスルーム(仮称)(東京都千代田区麹町)
展示期間:2012年8月から2013年6月まで(予定)
制作時期:2012年8月(予定)
制作期間:2週間 (原則9:00 - 17:00、土・日・祝日は除く。応相談)
作品掲載:マネックスグループが発行するアニュアルレポート他
支援内容:賞金30万円/制作費10万円(交通費・素材費を含む 施工費は除く)
現代アートの学校MADのアーティストコース(後期)の無料受講

*MADとは:NPO法人AITが2001年より開講している現代アートの教育プログラムです。
アーティストコースの詳細はこちら>>


 

マネックス証券株式会社について
"MONEYのYを一歩進めてMONEX"
マネックス(MONEX)とは、MONEYのYを一字進めた「一歩先の未来の金融」を意味しています。マネックス証券は、個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念の下、1999年4月に松本大がソニー株式会社と共同出資で設立した総合金融オンライン証券会社です。「ART IN THE OFFICE」プログラムは、現代アートのアーティストの作品を、マネックス証券を通じて知っていただくことを目的として、2008年度より開催しています。


NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]について
キュレーターやアート・オーガナイザー6名が、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として2002年に設立した団体で、現代アートの学校やアーティスト・イン・レジデンス、展覧会やシンポジウムなどの企画制作事業を行っています。本プログラムでは、運営協力を行っています。


 


 

2. 募集内容
作品:プレスルームの壁(縦270cm×横550cm)に展示する平面作品案(写真、ドローイング、油彩、水彩など) *壁にキャンバス等を貼り直接描くことや、イメージをプリントした紙や写真などを貼ること、壁から厚さ5cm以内の半立体作品も可能です。

対象:現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)

作品点数:1人(1組)1作品

◎ 応募条件および注意事項
 ・ 作品がプレスルームの壁面に収まること(壁のサイズ:縦270cm×横550cm)
   └立体(壁から5cm以上)、インスタレーションは不可
 ・ 他の公募展で入賞した作品ではないもの
 ・ 複数の提案は不可
 ・ 制作中に大きな音を発する作品および制作中・制作後に臭気を発する作品など、
  マネックス証券の業務に支障があると判断される作品は不可。
  また、剥離や凋落が予想される作品は審査の段階で展示が難しいと判断される可能性有り。
 ※プレスルームは、平時、会議室・応接室として使用するため、人が頻繁に出入りする場所であることを念頭に作品案をお考えください。
 ・ 約1年間、プレスルーム(会議室)での展示に耐えうる作品であること
 ※美術館やギャラリーのような温度・湿度管理の行き届いた環境はご提供できません
 ・ 受賞アーティストは2週間現場で制作することが望ましい(海外在住アーティスト含む)
 ・ 受賞アーティストと主催者は、本プログラム作品の制作・利用等に関し協議の上、合意書を交わすこととする

◎ 審査基準
 ・作品のコンセプトや制作スケジュール、作品の展示および設置方法が明確であること
 ・「一歩先の未来の金融の創造」というマネックスの企業理念を考慮したもの
 注:金融を作品テーマとすることは必須条件ではありません。


 


 

3. 応募について
応募締め切り:5月31日(木)※持ち込み不可
下記「提出書類」から応募用紙をダウンロードの上、「8. 応募書類郵送先」のAITまで郵送して下さい。

◎ 提出書類
 ・所定の応募用紙
 ・プロフィール A4 1-2枚程度(過去の活動歴、展覧会歴のわかるもの)

応募用紙には以下の2点を明記ください。
 1.作品コンセプト:作品のタイトルや内容をまとめたもの。
 2.作品プラン:展示方法/素材・サイズ/制作スケジュールなど具体的なプランをまとめたもの。

※ 審査員に完成イメージが明確に伝わるよう、ドローイングや写真、グラフィック画像などでわかりやすく表現してください。
※ 応募書類以外の冊子やビデオ、作品ファイルの資料は不要です。
※ 応募書類は返却いたしません。
※ 作品制作および展示方法等について、主催者や施工業者と協議の上、調整させていただく場合があります。
※ 応募案と著しくかけ離れた作品は制作することができません。

 


 


 

4. 選考方法
実行委員会のメンバー5名からなる選考委員会にて選考します。

◎ 審査員 ※敬称略/50音順

 

塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT / エイト]理事長)

1_Shiomi.JPG

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタントを担当。2002年、仲間と共 にNPO 法人アーツイニシアティヴトウキョウを立ち上げ、代表に就任。AITでは、芸術文化に関わる基盤作りやアーティスト支援に取り組む。

 


 

西川 美穂子(東京都現代美術館学芸員)

2_Nishikawa.JPG

1976年生まれ。慶應義塾大学大学院美学美術史学修了。MADキュレーションコースを受講後、AITのインターンを経て、2004年より東京都現代美術館学芸員。「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」を企画した他、開催中の展覧会に「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」(2012年5月6日まで)がある。「MOTアニュアル2012」(2012年10月27日より)では、新たなテーマでグループ展を企画中。

 


 

藤田 晋(株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長CEO)

3_Fujita.JPG

1973年福井県生まれ。97年3月青山学院大学経営学部を卒業後、人材紹介・派遣事業の株式会社インテリジェンスに入社。98年3月に退社し、株式会社サイバーエージェントを設立、同社代表取締役社長就任。2000年3月東京証券取引所新興企業市場マザーズに上場。現在、会員数2000万人のサービス「Ameba」やスマートフォン向けサービスなどインターネットにおけるメディアを多数運営する一方で、インターネット広告、ベンチャーキャピタル事業を国内外で展開、インターネット総合サービス企業として成長を続けている。著書の『藤田晋の仕事学』はロングセラーに。第2弾『藤田晋の成長論』も好評発売中。

 


 

松本 大(マネックス証券株式会社 代表取締役社長CEO)

4_Matsumoto.JPG

1963年生まれ。東京大学法学部卒。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券を経て、90年ゴールドマン・サックス証券に入社し、94年同社の史上最年少ゼネラル・パートナー兼東京支店常務取締役に就任。個人のための真の金融インフラを構築し、個人が必要とする最良の金融サービスを提供するという理念のもと、1999年4月にソニー株式会社と共同出資でマネックス証券を設立、代表取締役CEOとなる。2004年8月には日興ビーンズ証券株式会社との経営統合を果たし、マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立、代表取締役CEOとなる。

 


 

山本 裕子(山本現代代表)

5_yamamoto.JPG

東京生まれ。コンテンポラリーアートギャラリー「山本現代」代表。レントゲン藝術研究所、白石コンテンポラリーアートを経て、2004年に独立し、文豪の花街・東京神楽坂の工場街に山本現代をオープン。2008年に港区・白金アートコンプレックスの現スペースに移転。ギャラリーでの展覧会開催だけでなく、アートフェアへの出展や、国内外の美術館などでの取り扱い作家の展覧会、多数。取り扱い作家に小谷元彦、ヤノベケンジ、高木正勝、小林耕平、西尾康之、松井えり菜、宇川直宏など、 表現メディアに関わらず、独自の技法とコンセプトを持つアーティストを多く紹介している。

 


 


 

5. 選考結果
2012年6月下旬以降に受賞者のみに連絡をします。AITのホームページ上でも、受賞者を発表します。審査結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
なお、受賞者は作品の具体的な制作および展示に関してマネックス証券に説明を行い、作品の制作・展示が問題なく進められることを確認した後、マネックス証券と作品制作に関する合意書を締結します。


 


 

6. 所有権および著作権の扱い
 ・ 完成作品の所有権は、主催者に帰属するものとします。
 ・ 完成作品の著作権については完成作品の創作者(受賞者)に帰属するものとします。
 ・ 受賞者は、主催者に対し、完成作品の撮影、アニュアルレポートやアメニティ等への完成作品図版の掲載、
  広報目的での各種媒体への掲載など、完成作品を複製その他の利用する権利を無期限且つ無償で許諾するものとします。
 ・ 詳細は、受賞者と主催者が別途取り交わす合意書又は契約書によるものとします。


 


 

7. 個人情報の取り扱いについて
個人情報は、応募書類の提出により、本プログラムの主催者であるマネックス証券株式会社および運営協力者であるNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に提供されます。お預かりした個人情報は、選考に関する作業に限り利用し、いかなる第三者にも提供いたしません。ただし、受賞者の氏名のほか受賞者と主催者/運営協力者との間で別途合意される情報については、本プログラムの性質上、公表されることをご了承ください。


 


 

8. 応募書類郵送先
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] 岩崎 宛
※応募、選考に関するお問い合わせは応じかねます。


 


 

9. これまでの受賞アーティスト

 

1_2011_Wtnb1.jpg
2011年度受賞作品:CHARACTERS

 

渡邊トシフミ(わたなべ としふみ)

2_2011_Wtnb2.jpg

1985年新潟県生まれ。2009年日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻修了。個人的な記憶と経験、日常におけるありふれた行為から着想を得、見慣れた生活空間をわずかに変化させる試みを続けている。作品によりその表現媒体は彫刻、油彩、水彩ドローイング、インスタレーション、ビデオアートにパフォーマンスと多岐にわたる。既製品など身近な素材を使用した作品の多くは、人間の営みにおけるあらゆる感情を映し出し、生きる根源とは何かを問い提示している。本プログラムでは、紙に2色の水彩絵具というシンプルな手法で、色とりどりの人物や生き物のポートレイト245枚を制作した。

参加予定イベント:[初夏の BBQ ナイト] 会場:blanClass

 



 

3_2010_Nakata1.jpg
2010年度受賞作品:1000s(サウザンズ)

 

中田 周作(なかた しゅうさく)

4_2010_Nakata2.jpg

1979年長崎県生まれ。2006年武蔵野美術大学修士課程美術専攻彫刻コース修了。彫刻、ドローイング、アニメーションを組み合わせ、展示空間全体から作品テーマを「経験」できる場作りを目指す。受賞作品では、撮影したマネックスの社員や東京駅周辺で見かけた人物、インターネットから無作為に選んだ人物をコンピューターに取り入れ、紙に出力し、壁に貼り巡らす作品を完成させた。第3回恵比寿映像際(2011年)に参加。

アニメーション作品:『medo』(9min)|『踊る光線』(3min) / Sound:いずれも小磯里沙 

 

 

 

5_2009Chikara1.jpg
2009年度受賞作品:三囲(みめぐり)アニメーション だれもしらない映画「何もしないことをおそれて何もしないわけではない

 

松本 力(まつもと ちから)

6_2009Chikara2.jpg

1967年東京生まれ。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業。コマ割りのドローイングを描く手法で、独自の「時間の絵」による映像表現を目指す。本プログラムでは、マネックス社員によって語られた個人的な出来事やエピソードから着想を得た18段に渡る絵巻物を制作。 http://chikara.p1.bindsite.jp/

 



 

7_2008Sakaguchi1.jpg
2008年度受賞作品:Dig-Ital City(ディグ・アイタル・シティ)

 

坂口 恭平 (さかぐち きょうへい)

8_Sakaguchi2.jpg

1978年熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。在学中より現代建築の在り方に疑問を持ち、都市に存在している、専門家ではない人々によって建てられた無名建築物、庭の調査を行う。受賞作品では、油性ペンのみを使用し、フリーハンドで緻密な建築物や道路などを描画し、会議室の壁に巨大都市を出現させた。 http://www.0yenhouse.com/

 

2012-4- 5