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オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.0


〜 国内外のオルタナティヴ・アートスクールから見えてくる「新しいアートの学び」〜
日時:3月17日(土)13:00-21:00 *16:00〜 / 19:00〜 ミニ・トークあり
会場:AITルーム(代官山) [MAP]
*参加無料、予約不要、入退場自由
*イベント当日、会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。





この度AITは、現代アートの学校MAD(Making Art Different)をはじめとし、先駆的なアートの学びの場を提供している国内外の団体の協力を得て、おそらく日本初となる1日のみの「オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.0」を開催します。

アートがますます複雑でグローバルになる中で、近年はアートを学ぶ場のあり方も問われています。そもそも、アートは美術大学あるいは総合大学で学ぶべきなのでしょうか?あるいは、大学における教育とは異なる方法で、アートを学ぶことが可能だとすると、どのようなアプローチがあるのでしょうか。

当日は、20団体以上のスクール情報が閲覧できるチラシや映像による展示を行うほか、これからのアートの学びを考えるミニ・トークも実施します。
トークでは、18年間続くアートの教育プログラムMADのプログラムディレクターを務めるロジャー・マクドナルドがモデレーターとなり、表現を通じて子どもたちの自由な学びの場をつくる「dear Meプロジェクト」に関わる堀内奈穂子より、拡張するアートと社会の関係について聞くほか、インディペンデント・キュレーターの青木彬氏は自身の経験をもとに学びを通じて人々が集う場の創造性について、そして映像コレクティヴを実践している中里龍造氏は、DIYでつくる学びの現場について話をします。
こうしたトークを通じて、私たちがいま、どのようなアートの知識を求めているのか考察します。アートの学びにおけるさまざまなアプローチを巡るトークは、今起きているアートスクールの変化について考えるきっかけになるでしょう。

多様化するアートスクールの情報が一堂に会する初めての機会です。
これからアートを学んでみたい方、新たな学びに関心のある方、学んでみたいけれど自分にあったスクールがわからない方は、この機会にぜひご参加ください。


[ 参加スクール ](予定)
・アートト
・アートを社会のニーズに変える!『アートマネジメント講座・入門編』(NPO法人BEPPU PROJECT)
・「あいちトリエンナーレ2019」トリエンナーレスクール
・OUR SCHOOL
・釜ヶ崎芸術大学・大学院
・CAIアートスクール
・Think School(一般社団法人PROJECTA)
・SOMA(サンパウロ)
・Tokyo Art Research Lab
・ネットTAM講座(ネットTAM=トヨタ アートマネジメント総合情報サイト)
・Node Center for Curatorial Studies(ベルリン)
・美学校
・Hong Kong Art School(香港)
・プロジェクトスクール@3331
・パープルーム予備校
・シアターコモンズ・ラボ
・東京藝術大学 履修証明プログラム「Diversity on the Arts Project(DOOR)」
・Chiang Mai Art Conversations(タイ)
・東京都美術館×東京藝術大学「とびらー」
・藝術英語塾2018
・黄金町芸術学校
・TERATOTERA
・ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校
・ゲンロン ひらめき☆マンガ教室
ほか

[ タイムテーブル ](予定)

13:00-

オープン

15:00-15:30

オープンマイク(参加団体から)

16:00-17:00

ミニ・トーク:青木彬氏(インディペンデント・キュレーター)x 堀内奈穂子(AIT キュレーター)

17:00-

バーOpen

19:00-20:00

ミニ・トーク:中里龍造氏(DAYDREAM THEATER 主催/映像ディレクター)x ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)

21:00

クローズ


[ 概要(予定) ]
タイトル:オルタナティヴ・アートスクール・(チラシ)フェア vol.0
日時:2018年3月17日(土)13:00-21:00
場所:代官山AITルーム (渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403)[MAP]
主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

*入場無料(フードとドリンクは有料)、予約不要、入退場自由
*会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。


[ スピーカー略歴 ]

Aokiakira

青木彬(インディペンデント・キュレーター)
1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。在学中より様々なアートプロジェクトの運営に携わる。現在はインディペンデント・キュレーターとしても活動。これまでの主な企画に「中島晴矢個展 麻布逍遥」(SNOW Contemporary、2017年)、「根をもつことと翼をもつこと」(BUCKLE KOBO、天王洲キャナルイースト、2017年)キュレーションなど。「ソーシャリー・エンゲイジド・アート展」(アーツ千代田3331、2017年)キュラトリアルアシスタント、「黄金町バザール2017 Double Façade 他者と出会うための複数の方法」(横浜市、2017年)アシスタントキュレーター。


NakazatoRyuzo

中里龍造(DAYDREAM THEATER 主催/映像ディレクター)
千葉県市川市に生まれ育つ。東京造形大学造形学部デザイン学科映画専攻卒業。在学中の2013年「現実のゆるぎなさをほどく視点を探求する」クリエイティブ・コレクティブ DAYDREAM THEATER を結成。映画の製作、ツアー・イベント・パーティーのオーガナイズ、教育大学での実験的な授業プログラムの開発研究、ドイツ人の少年とミックステープの交換などを行う。同コレクティブでの忍者的な活動をTEDxUTokyo2017で発表。現在、北海道道東エリアでリサーチ・プロジェクト「身体が半分機械になっても、僕らにしできないことをやるよ。」を展開中。好きな食べ物:カレー 好きな映画監督:ジム・ジャームッシュ、侯孝賢

HoriuchiNaoko

堀内奈穂子(AITキュレーター)
エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、AITにてレジデンス・プログラムや展覧会、シンポジウム、企業プログラムの企画に携わる。ドクメンタ12マガジンズ・プロジェクト「メトロノーム11号 _ 何をなすべきか? 東京」(2007年)アシスタント・キュレーター、「Home Again」(原美術館、2012年)アソシエイト・キュレーターを務める。国際交流基金主催による「Shuffling Space」展(タイ、2015年) キュレーター、「Invisible Energy」(ST PAUL St Gallery、ニュージーランド、2015年)共同キュレーター。アーカスプロジェクト(2013年)およびPARADISE AIR(2015年ー)ゲストキュレーター。

RogerMcDonald

ロジャー・マクドナルド(AIT副ディレクター)
東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。https://www.fenbergerhouse.com

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