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「ART IN THE OFFICE2020」オンラインスペシャルトーク

2/25(木)「一杯のイカから地球の営みを想像すること」
日程:2021年2月25日(木)18:00 -19:00
場所:オンライン(Zoom)
スピーカー:宮内裕賀(本プログラム受賞アーティスト)、成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)




2008年から毎年継続しているART IN THE OFFICE。昨年はこのプログラムも、コロナ禍において大きな影響を受けながらも、オンラインを活用しつつ実施しました。今回初の試みとしまして、多くの方にアーティストに触れ、受賞作品をご覧いただける機会として、オンライントークイベントを開催します。

トークでは、東京のマネックスオフィスと成相氏、鹿児島の宮内氏とをつなぎ、現在、マネックスオフィス内に展示されている作品について紹介するとともに、海生軟体動物である「イカ」を15年以上描き続けている制作の根本にある思考や表現方法について伺います。 「イカの視点で世界をとらえることとは?」「一貫したイカへのこだわりがある宮内氏の強みとは?」など、今回審査員として本プログラムに関わった成相氏との対話を通して、自らを「イカ画家」と名乗る宮内氏のユニークな作品をさまざまな切り口から深堀りします。

宮内氏の活動に興味がある方はもちろん、アーティストの思考を通して現代アートを学びたい方、またオフィス空間に作品を展示することや、企業とアートの関係に関心のある方にもオススメです。
みなさまのご参加お待ちしております。

<概要>
日程:2021年2月25日(木)
時間:18:00-19:00(17:45より入室可)
場所:オンライン(Zoomウェビナー)
スピーカー:宮内裕賀(本プログラム受賞アーティスト)、成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
モデレーター:塩見有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)
定員:100名(要事前申込・先着順)
料金:無料
主催:マネックスグループ株式会社
協力:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

▽ご予約はこちら (Peatix)

<登壇者 プロフィール>
◯ 宮内裕賀(アーティスト)
1985年、鹿児島県生まれ。タラデザイン専門学校卒業。2004年頃に近所のおじさんが釣ってきたイカの美しさと美味しさに魅了され、以来ひたすらイカの絵を描き続けている。第22回岡本太郎現代芸術賞入選、TOKYO MIDTOWN AWARD 2019 アートコンペ準グランプリ受賞。これまでの展示に「全国いか加工業協同組合創立50周年記念式典」ホテルオークラ東京(2015年、東京)、「国際頭足類諮問委員会函館会議」函館国際ホテル(2015年、北海道)、「Cephalopod Interface in Crete」ギリシャ・クレタ水族館(2017年、ギリシャ)、個展「イカスイム」レトロフトMuseo(2018年、鹿児島)、「Street Museum」東京ミッドタウン(2020年、東京)などがある。 http://www.miyauchiyuka.com


◯ 成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
1979年生まれ。一橋大学言語社会研究科修了。2005年より府中市美術館学芸員、2012年から現職。戦後日本のアヴァンギャルド芸術を中心に調査研究を行い、マンガ、大衆誌、広告ほか 雑種的な複製文化と美術を交流させる領域横断的な展覧会を企画。主な企画展に「石子順造的世界―美術発・マンガ経由・キッチュ行」 (2011-12年、府中市美術館、第24回倫雅美術奨励賞)、「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 「遠く」へ行きたい」 (2014年、東京ステーションギャラリー)、「パロディ、二重の声――日本の1970年代前後左右」(2017年、同)など。


<モデレーター プロフィール>
◯ 塩見有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)
学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やプロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネジメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]を立ち上げ、代表に就任。AITでは、アーティストやキュレーター、ライターのためのレジデンス・プログラムや現代アートの教育プログラムMADを始動させたほか、メルセデス・ベンツやドイツ銀行、日産自動車ほかの企業とのアート・プログラムについて、企画やコンサルティング、マネジメントを行う。その他、財団や企業等の委員やアドバイザー、審査員などを務める。 (Photo by Yukiko Koshima)


< ART IN THE OFFICEについて>
現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に共感し、「マネックスを通じて、アーティストの作品を支援する場づくりをしたい」との想いから、2008年より現代アート分野で活動する新進アーティストを対象に、マネックスグループ本社オフィスプレスルーム壁面に制作する平面作品案を一般公募し、受賞者の作品を約一年間、プレスルームに展示するプログラムを実施しています。
・2020年選出作品についてはこちら
https://www.monexgroup.jp/jp/esg/art_in_the_office/2020.html

2021-2- 3