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「明け方の計略」展

会期:2018年1月13日(土) - 1月27日(土)
*オープニングレセプション:1月13日(土)18:00-20:00 
開廊時間:12:00 - 19:00 (月曜休廊)
*入場無料
会場:駒込倉庫(東京都豊島区駒込2-14-2)
    アクセス JR山手線・東京メトロ南北線駒込駅北口または東口より徒歩2分

★アーティスト・トーク:1月18日(木)19:00より 会場:代官山AITルーム★

「明け方の計略」展



この度、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]は、文化庁との共催で、現代アートのグループ展「明け方の計略」を駒込倉庫で開催します。

本展に出品する6名は、いずれも今後の活躍が期待される若い世代の芸術家です。
 タイトルにある「明け方」は、街や人の姿が闇に沈み、次第にそれらの輪郭が浮かび上がってくる時間帯です。これから世に出てゆこうとしている芸術家たちは、ぼんやりとしてはっきりと見えない世界を目を凝らし手をのばして捉えようとします。それはスマホやコンピュータを頼らずに、自らの足元で起こっている変化を意識することからはじまるのかもしれません。
 本展では、それぞれのアーティストが、この不透明な時代に対して私的な関心から立ち向かい、それを解き明かそうとする試みです。その試みに賭ける彼ら彼女たちの意思と表現にご期待ください。



*本展覧会は、AITと文化庁が、次代の芸術家育成を目指して開講しているアーティスト・プラクティス 2017の一環で企画制作され、美術家の森弘治、小泉明郎、森田浩彰、キュレーターの小澤慶介、コーディネーターの杉本ひと美が1年をかけて若手アーティストを指導しています。



アーティスト・トーク開催決定!
本トークでは、2017年5月より開講したアーティスト・プラクティス2017コースを受講した6名の作家が何を学び、それをどう表現へと昇華させたかなどを含め、本展で発表している作品についてプレゼンテーションを行います。
入場無料・予約不要ですので、こちらもあわせてご参加ください。みなさまのご来場をお待ちしております。(モデレーター:小澤慶介)

日時:1月18日(木)19:00-21:00 (18:30開場)
※会場は、代官山AITルームになります。
(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B403)

定員:20名
参加費:無料(予約不要、先着順)
*会場が混み合う場合、立ち見となる可能性もあります。あらかじめご了承ください。


主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]、文化庁
制作:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
協力:ARTISTS' GUILDアートト/art to
文化庁委託事業「平成29年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

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【お問い合わせ】
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
Tel: 03-5489-7277 E-mail: artistpractice@a-i-t.net



[アーティスト略歴]

尾﨑藍 Ai Ozaki
1991年埼玉県生まれ。東京造形大学美術科絵画専攻を卒業。主なグループ展に「トーキョーワンダーウォール 2015」(東京都現代美術館、東京、2015)、「Studio Exhibition 2015 summer」(大野智史 富士吉田スタジオ、山梨、2015)、「ヒュ、ヒューマンネイチャー」(Art Center Ongoing、東京、2017)などがある。。


鐘ヶ江歓一 Kanichi Kanegae
1992年福岡県生まれ。2017年に武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻を卒業。主なグループ展に「平成28年度 武蔵野美術大学優秀作品展」(武蔵野美術大学美術館、東京、2017)、「iphone mural」(BLOCKHOUSE、東京、2017)がある。


砂川啓介 Keisuke Sunakawa
1985年広島県生まれ。現在は、千葉県松戸市にて活動。2011年に多摩美術大学大学院美術研究科修士課程を修了。主な個展に、「砂川啓介展」(ギャラリー壹零參、神奈川、2009)、「仮説としての平和」(gallery W、東京、2015)など。また、主なグループ展に「□と□」(アキバタマビ21、東京、2013)、「夜間実験」(アキバタマビ21、東京、2015)、「プラセボソワカ」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2017)などがある。


藤城光 Hikari Fujishiro
1974年茨城県生まれ。1997年に埼玉大学教養学部文化人類学コースを修了。個展に「ぬけあい」(ROCKET、東京、2010)がある。また主なグループ展に、「記憶の渚」(ArtsChiyoda3331、東京、2011)、「ふね山に登る」(西宮船坂ビエンナーレ、兵庫、2013)、「深遠なる庭園にて」(生野ルートダルジャン芸術祭、兵庫、2015)、「エデンの東」(玄玄天、もりたか屋、福島、2015)、「VOYAGER2011」(さいたまトリエンナーレ、埼玉、2016)、「とどめ石」(玄玄天、もりたか屋、福島、2017)などがある。


メランカオリ Melan Kaori
1991年東京都生まれ。2017年に東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻を修了。現在、占星術師見習いとして活動している。主なグループ展に「Delta展」(BankART StudioNYK、横浜、2013)、「Traffic Site」(名古屋芸術大学 Art&Design Center、愛知、2015)などがある。また、受賞歴に「ゲンビどこでも企画公募2016」藤本由紀夫賞(広島市現代美術館、広島、2016)がある。


渡邊拓也 Takuya Watanabe
1990年東京都生まれ。2016年に東京藝術大学大学院美術研究科を修了。 主な個展に「作った(られた)ものから考える。」(トーキョーワンダーサイト、東京、2015)など、主なグループ展に「アートアワードトーキョー 丸の内 2016」(丸ビル1階マルキューブ、東京、2016)、「ゆるんだ遠近法」(gallery COEXIST-TOKYO、東京、2017)、「野生展:飼いならされない感覚と思考」(21_21 DESIGN SIGHT、東京、2017)などがある。受賞歴に「アートアワードトーキョー 丸の内 2016」審査委員賞(東京、2016)などがある。


参考図版
「ゆるんだ遠近法」展
渡邊拓也 《工員K》(「ゆるんだ遠近法」展示風景)2017年 Photo 越間有紀子

2017-12-13