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AIT ARTIST TALK #72「すべての現在から歴史は流れる - History flows from all the presents」

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AIT ARTIST TALK #72
「すべての現在から歴史は流れる - History flows from all the presents」
〜スウェーデンよりアーティストのハンス・アンダーソンを迎えて〜
日程:2017年11月14日(火)
時間:19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場:代官山AITルーム

*有料(1ドリンク付き)/ 要予約 / 要約通訳あり



AIT ARTIST TALK #72
"History flows from all the presents"
Artist Talk by Hans Andersson from Sweden
Date: Tuesday, November 14, 2017
Time: 19:00 - 21:00 (18:30 Door open)
Venue: Daikanyama AIT Room
*All admission with 1 drink / Booking required / Summarized Japanese translation available



Works by Hans Andersson, 2017, Courtesy of Galerie Forsblom, Photo by Angel Gil


AITでは、11月14日(火)19:00より、スウェーデン出身ストックホルム在住のアーティスト、ハンス・アンダーソンによるトーク「すべての現在から歴史は流れる - History flows from all the presents」を開催します。アンダーソンはIaspis財団の助成により、9月から11月30日まで東京に滞在しています。

アート作品は、鑑賞者の心の状況にある種の穏やかさをもたらすことはできるのでしょうか。
こうした問いは、アートがより高次の意識のために作られていた時には重要なものでした。それは、様々な文化における宗教芸術に繰り返し見られながらも、モダニズムの幕開けによって向き合うことが困難になった問いといえます。ハンス・アンダーソンは、丁寧に時間を折り重ねた緻密なドローイングやコラージュ、立体作品を制作しています。それらは、優れた宗教芸術が持つような、時間を超越した性質を持っているとも考えられます。初期エレクトロアコースティック音楽、インディアン・タントリック・アート、建築、そして変性意識など、数々の経験や情報によってドローイングは、私たちをそうした複雑ながらも魅了してやまない物質と時間の交差に身を任せるよう促します。

今回の滞在においても、アンダーソンは、特に使い古した布である襤褸(ボロ)に着目したり、日本におけるアニミズムや建築にも関心を示し、時間や意識の重なりについて積極的にリサーチを行ない、東京以外にも、京都や広島にも訪れました。

本トークでは、アンダーソンによるこれまでの作品のスライド写真などを例に活動の様子や思考のプロセスを紹介したのち、後半はロジャー・マクドナルドとの対話によって進行します。

みなさんのお越しをお待ちしています。




[ 概要 ]
日程:2017年11月14日(火)19:00 - 21:00 (18:30 開場)
場所:AIT代官山ルーム(東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403)
定員:20名
参加費:一般1,000円/MAD受講・修了生、一般学生、AITベースメンバー 800円/AITハウス・サポートメンバー 無料
その他:1ドリンク付き、要予約、要約通訳あり

[ ご予約方法 ]
タイトルを「AIT ARTIST TALK #72 参加希望」として、お名前(ふりがな)、参加区分(一般、MAD受講生など)、ご連絡先を明記したメールをotoiawase@a-i-t.net宛にお送りください。(@を半角にしてお使いください)

[ アーティスト・プロフィール ]

ハンス・アンダーソン / Hans Andersson
(1979年カルマル生まれ、ストックホルム在住)


アンダーソンは、身の回りのものを用いて、抽象的なイメージや彫刻的な立体を制作している。素材が伝承する意味や内外の特性、その緊張関係に着目し、制作は直感的で非線形的な過程をたどる。 彼の展覧会や作品名は常に無題であり、これにより、作品が特定の物語を示唆することを回避し、見慣れたものや既に知られたことへの新たな視点や発見、また、非言語の領域での解釈を促している。
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2017-11- 2