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ラウンジ・イベント「ミングリアス」

「チェンマイ発、東京経由、オークランド」
- AIT堀内奈穂子による2つの展覧会報告と、参加アーティスト小鷹拓郎による新作上映会 -

日時:2015年3月14日(土)18:00-21:00 *19:00よりミニ・トークと上映会
会場:代官山AITルーム *入場無料 (予約不要)


minglius
左:Takuro Kotaka / How to Transform into Na Neck / 2015 / Video / 30min
右:Yoshinari Nishio / Self Select in Auckland / Installation, workshop / Dimensions Variable (Work in Situ)



AITでは、3月14日(土)に、代官山のAITルームにて、ラウンジ・イベント「ミングリアス」を開催します。
ミングリアスとは、「混ざり合う」という意味で、不定期に開催するラウンジ・イベントです。
AITのレジデンス・プログラムで東京に滞在する海外アーティストや、現代アートの学校MADの受講生、アート関係者など、現代アートに関心のある人々が集まり、音楽やドリンクを楽しみながら交流をします。

今回は、2月にAITの堀内奈穂子がタイとニュージーランドで企画した2つの展覧会の報告のほか、参加アーティストの一人である小鷹拓郎を招いてのミニ・トークと、映像作品の上映を行います。

タイのチェンマイで、タイと日本から4組のアーティストを紹介した「Shuffling Spaces」展においては、小鷹拓郎が現地に3週間滞在し、新作の映像作品『How To Transform Into Na Neck』を制作しました。
小鷹は、滞在開始後すぐに、タイでは誰もが知るお笑い芸人ナ・ネックに酷似していることを指摘されます。それを受け、ナ・ネックなる人物が、タイではどのように受け入れられているのか周辺の人々に聞き取りを開始し、人々から集めたドローイングや証言を元に、タイにおけるユーモアを探りながら、ナ・ネックへと変身を遂げていきます。

ニュージーランドのオークランドで3月27日まで開催される「Invisible Energy」展では、小泉明郎、小林エリカ、土屋信子、西尾美也、森弘治、和田昌宏の6名のアーティストの作品を紹介しています。
本展では、特に2011年3月11日の震災を契機に表出した社会構造や関係性の築き方、またそれ以前にも日常の中に存在していた集団意識やコミュニケーションの違和感について、映像作品やインスタレーション、ワークショップ、トークイベントなどを通して検証しています。
参加作家のうち、土屋信子と西尾美也は、現地に2週間滞在し、新作の制作と、ワークショップを実施しました。

当日は、2つの展覧会の経緯や裏話と、世界のあらゆる場所を放浪しながら作品を制作する小鷹の発見や創作のプロセスについて聞きながら、作品を鑑賞してみませんか。
みなさんのご参加をお待ちしています。

■Shuffling Spaces展については、こちら>>
■Invisible Energy展については、こちら>>

Facebookイベントページは、こちら>>


[ 概要 ]
日時:2015年3月14日(土)18:00-21:00 ※19:00よりゲストによるミニ・トークと上映会
場所:代官山AITルーム [MAP]
主催:NPO法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT/エイト]
参加費:無料(ドリンクとフードは有料)
*ミングリアスは禁煙のイベントです。
*ご予約は受け付けておりませんので、当日は直接会場にお越しください。
*会場は混み合う場合がございます。あらかじめご了承ください。


[ アーティスト略歴 ]

小鷹拓郎(映像作家 / 1984年生まれ)

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2004年頃からアフリカや中東を放浪。2009年から2012年までリサイクルショップ「こたか商店」を経営。 主なプロジェクトに、地域に隠れた性愛文化を発掘した「国立奥多摩秘宝館」、幻の集落を追ってお遍路修行に出る「ようこそ!堕落お遍路村へ」自分のお店にヘイトスピーチをして倒産に追い込む「こたか商店やめろデモ」、ポテトを通してアフリカの文化や歴史と対峙する「ポテトとアフリカ大陸を縦断する」などがある。主な展覧会に、「国立奥多摩美術館 13日間のプレミアムな漂流展」(2014年/国立奥多摩美術館、東京)、「堕落お遍路村から学ぶ、愛と平和のディストピア」(2014年/Art center Ongoing、東京)、「六本木アートナイト」(2013年/ガレージ酒場、東京)、「ソーシャルダイブ 探検する想像」(2011年/3331アーツ千代田、東京)、「ジャカルタビエンナーレ」(2009年/ジャカルタ国立美術館、インドネシア)、2008年「KITA!! : Japanese Artists Meet Indonesia」(インドネシア)など。



ミングリアスとは、「混ざり合う」という意味で、AITが不定期に開催するラウンジ・イベントです。 毎回、AITのレジデンス・プログラムで東京に滞在する海外アーティストや、現代アートの学校MADのレクチャラーや受講生、アート関係者など、現代アートに関心のある人々が集まり、 音楽やドリンクを楽しみながら交流します。



2015-3- 1