English
Home  >  Projects  >  2013年

2013年度「東京事典 / Tokyo Jiten」


AIT × 東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団) × 東京都
AIT Tokyo Jiten
画像:過去の東京事典 公開録画イベント


【トークセッション】東京事典 ラウンドテーブル
『Towards a Spectacular Criticality? - 東京、ダイジョウブ? -』


〜今、トウキョウってどう変わっている?〜

「東京」からわたしたちの時代や社会を考えるための映像事典

 2011年の震災後にはじまった、東京をさまざまな角度から考える、オンライン映像事典、「東京事典」。東京の多様性や特徴を、国内外の美術家や研究者などが発表し、ウェブ上に蓄積することで、「東京」をさまざまな角度から表象する プロジェクトです。これまでに50名を超える研究者や芸術家などが、鋭い切り口で「トウキョウ」を語っています。

 3年目となる2013年度は、2020年の東京オリンピック開催決定を受け、この映像事典をふまえながら、ゲストに、毛利嘉孝氏(東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科准教授/社会学者)、アンドリュー・マークル氏(エディター)、兼松芽永氏(芸術の人類学)の3名を迎え、AITのロジャー・マクドナルド、小澤慶介、堀内奈穂子とともに、あらためて来るべき「トウキョウ」像を探るべく、一日限りのラウンドテーブル「Towards a Spectacular Criticality? - 東京、ダイジョウブ?」を行いました。

 まだ起こりえぬ社会的リスクに怯えるか、祝祭の熱にうなされるか。この巨大な都市を巡る、スリリングな思考実験となりました。この様子は後日、公式サイトとYouTubeに公開されます。

URL: http://tokyojiten.net Facebookページ >>

東京事典のYouTubeチャンネルも新設しました!あわせてご覧下さい。
>>YouTubeチャンネル


2013-11-22

「ART IN THE OFFICE 2013」受賞者


マネックス証券株式会社主催 アーティスト公募プログラム
「ART IN THE OFFICE 2013」選出アーティストは野原万里絵氏に決定!

MarieNohara

参考作品:「Unpredictable-working title-」/2013年/紙、油性ペン、ガムテープ、他
※「Unpredictable-working title-」は、「ART IN THE OFFICE 2013」の受賞作品ではなく、 野原氏の既存の作品を、今回の作品案の参考として掲載するものです。




(1) 概要および目的
本プログラムは、現代アートの分野で活動する新進アーティストの支援を目的として、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]の運営協力を得て、マネックス証券が企画・主催しております。公募により選出された1名のアーティストに対し、社内のプレスルーム(会議室)を応募作品の発表の場として約1年間提供します。選出されたアーティストには30万円の賞金および10万円の制作費が支払われます。また、本プログラムによる作品は、マネックスグループ株式会社のアニュアルレポートなどに掲載される予定です。


(2) 募集内容
対象:現代アートの分野で活動するアーティスト
作品:プレスルーム(会議室)の壁に展示する平面作品案(油彩、水彩、写真など)
募集期間:2013年2月15日(金)〜 2013年4月15日(月)


(3) 審査員(50音順、敬称略)

塩見 有子 (しおみ・ゆうこ) NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長
島田 淳子 (しまだ・じゅんこ) GALLERY SIDE 2 ディレクター
田中 仁 (たなか・ひとし) 株式会社ジェイアイエヌ代表取締役社長
椿 玲子 (つばき・れいこ) 森美術館アソシエイト・キュレーター
松本 大 (まつもと・おおき) マネックス証券代表取締役社長CEO



2.選出されたアーティストについて



<野原万里絵(のはら・まりえ)氏プロフィール>

野原万里絵

1987年大阪府生まれ。2012年Royal College of Art (London)交換留学。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画 修了。「アートアワードトーキョー丸の内2013」にてフランス大使館賞、オーディエンス賞を受賞。油彩で絵画を描く際の曖昧なプロセスを細かく分解し、他人の意志や偶然性を用いながら、プロセスに個人的なルールを設けて絵画を描くことを試みている。作者の意志をなるべく排除することで起こる予測不可能なことを作者自身が受け入れることによって、作者の意志とは、作品とは何かということを問いながら制作している。




<野原万里絵氏コメントおよび作品コンセプト>

作品タイトル:Work in progress
私の制作は、与えられた場所によって形態を変化させ、その場所・人とのコミュニケーションを通して絵画を描くことを目指してきました。今回のプログラムでも、会社のプレスルームという、私には馴染みのない場所でしか得られない体験をもとに制作できることをとても嬉しく思います。2週間かけての社員のみなさんとのコミュニケーション、オフィスでの作品制作は初めての体験で、どのような作品になるか自分も未知なるものでとてもわくわくしております。「Work in progress」とは、取組中、作業中、完成していないことを意味しています。今の私の制作スタイルとマネックス証券の「一歩先の未来の金融の創造」というスタイルを重ねあわせて表現していきたいと思います。1年間の展示を通して、社員や来客のみなさまに愛されるような作品になればと思います。


2013-6- 7

ART IN THE OFFICE 2013

 

※ 「ART IN THE OFFICE 2013」選出アーティスト発表! 詳細はこちら(2013/6/7)




期間限定のオフィス美術館! あなたの作品を展示しませんか。
平面作品案募集!
応募締切:2013年4月15日(月)

 

1. 概要2. 募集内容3. 応募について4. 選考方法|5. 選考結果6. 所有権および著作権の扱い7. 個人情報の取り扱いについて
8. 応募書類郵送先9. これまでの受賞アーティスト


aio_pressroom.jpg
マネックス証券プレスルーム風景

logo_gda2012.jpg
ART IN THE OFFICEは、2012年度グッドデザイン賞の「展示会・見本市」部門を受賞しました

 

ART IN THE OFFICEとは?

現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストから平面作品案を募集し、受賞者の作品をマネックス証券のプレスルームの壁に1年間展示する公募プログラムです。受賞者には、賞金を授与するほか、制作費を支給。さらに、現代アートの学校MADで、アーティストとしての基礎的思考を身につけることのできる講座の受講資格が与えられます。先端のビジネスアイディアが生まれる、刺激あるオフィス空間で、新たな作品に挑戦してみませんか。社員やビジネス・パーソン、アートの専門家をうならせるあなただけの表現をお待ちしています!

作品が展示されるプレスルームは、マネックス証券の重要なミーティングが行われ、国内外のさまざまなビジネス関係者が行き来する場所でもあります。また、多くの取材が行われる空間のため、作品がビジネス誌、新聞などのメディアを通して紹介され、鑑賞者にとどまらない人々の目に触れることも、このプログラムの特長です。2013年のゲスト審査員には、アート界からGALLERY SIDE 2の島田淳子氏と森美術館のアソシエイト・キュレーターの椿玲子氏を、そしてビジネス界からは株式会社ジェイアイエヌ代表取締役社長の田中仁氏を迎え、マネックス証券社長 松本大、AIT理事長 塩見有子の計5名が審査をします。

本プログラムは、受賞後にアーティストが美術館やギャラリーで行われるアートイベントや展示に参加する等、アーティストとしてのステップアップのきっかけとなっていることでも、評価を得ています。また、昨年は2012年度グッドデザイン賞を受賞しました。さらに、CCCカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が本プログラムに共感し、Art in the office 2012 CCC AWARDSをスタートする等、プログラムへの関心が高まり、活動の輪は広がりを見せはじめています。

*MADとは:本プログラムの運営協力を行うNPO法人AITが2001年より開講している現代アートの教育プログラムです。「アーティスト」コースの詳細はこちら>>


2013-2- 1